サーモス塗装 クロマフレア風No.4完成

 先日のワークショップで塗装したサーモスです。自分用と言う訳では無く、身内から頼まれていたので一緒に塗らせて頂きました。

 色はクロマフレア風パウダー顔料のNo.4で、以前色見本は作成しておきましたが、中々良さそうな色だったので今回のサーモスに使ってみる事にしました。

 ロゴは従兄弟が使ったデカールと同じ物を使わせて貰い、サーモスを一周グルリと繋がっています。画像にある象とRe.EGOの間に継ぎ目がありますが、他の塗装屋さん方々が見ても判らないと言っていたので、仕上りは大丈夫だと思います。

 色は「紫→橙→黄」へと変化する光干渉型の顔料、こちらを御希望の場合には「クレマフレア風No.4」とご指定下さい。

 同じ様な感じではブルー系のNo.2があり、こちらは以前同じくサーモスの塗装に使っていますので宜しければ以下記事をご参照下さいませ。あちらの方がマジョーラらしさがあると思います。

サーモス塗装 クロマフレア風No.2 完成

他にはキーボードもこのNo.2で塗っていて、当日いらした他の塗装屋さん方々からも好評なようでした。

Roland MIDIキーボード塗装 完成②

自然光で見ると透かしにオレンジ色が出て来て、屋外に出せばそれはさらに強く感じられます。

尚、次回予定しているワークショップは、こちらでも何度か紹介したアートトイペインターのGUNと共同で開催しようと考えていて、参加者募集の窓口についてはGUNさんにお願いをしておりますが、もしかしたらこちらでも紹介するかも知れません。基本的にはGUNさんがSNS上で繋がっている知り合い関係を想定していますので、そちらで一杯になってしまったらこちらでは募集はしない予定です。

まだはっきりとした事は決まっていませんが、募集人数は2~4名で、涼しくなった9月頃を予定しています。

詳しくはGUNさんのブログまたはTwitterで紹介されると思いますので、宜しければそちらをご確認下さいませ。

にんにき日記

クロマフレア系の塗装も出来ますので、興味がありましたら是非ご検討を頂ければと思います。

東京マルテーフェア2018行き

 先日紹介しておりました、東京流通センターで開催のマルテーフェアに行ってきました。大塚刷毛さんが主催の、自動車補修&工業塗装向け製品を紹介する催しです。

画像はスプレーガンでは有名なデビルビスさんのブースで、他にIWATAや明治さんなども出店されていました。

 テープ系のメーカーさんも数多く出ていて、それにしても一つのメーカーだけでもかなりの種類のマスキングテープを出しているので、正直選ぶのが難しいです。私は和紙タイプのマスキングテープは全て3Mになってしまいました(水研ぎに弱い点がありますが今はもう水を使わないので)。

画像は、PP製のラインテープではいつもお世話になっているニチバンさんで、新しい和紙タイプのテープは横方向の切れ味が良くなったとか、車の塗装屋じゃないと判らないようなマニアックな話をしていました(車の塗装屋はマスキングテープをハサミで切ったりはせず、素手でスピーディー且つ綺麗にカットする必要があって、多分普通の方が聞いても意味不明な内容だったと思います)。

お話を聞いた後、サンプルとして50ミリ幅のマスキングテープを頂いてしまいました。

 こちらはキムタオルとかで有名な日本製紙クレシア株式会社さんのブースで、塗装業界で使う物としては脱脂や清掃の際に使う使い捨てウェスだけかと思いきや、ニトリルグローブや防塵マスクなども販売していました。

当店ではキムワイプとキムテックスの2製品を使っていて、今回サンプルとして丈夫な使い捨てのウェスのワイプオールや防塵マスクなども大量に頂いてしまいました。

ワイプオールは使っていませんが、動画を見る限りではなんだか随分と頼もしそうです。↓

 こちらは私も多く愛用しているスプレーガンやコンプレッサーなどを扱うIWATAさんのブースで、私は仕事でエアーブラシは殆ど使いませんが、今回一緒に行ったGUNさんはこちらがメインなので、何故最近いきなり値上がりしたのかなど色々と話し込んでいました。ちなみにアメリカと値段を合わせる為なのだそうです(苦)。

 他には、塗装屋さんには永遠のテーマであるメッキ調塗装などの実演などもやっていて、私はこれ系の塗装はかなり前に封印しているのですが、マイクなど限定して使うなら良いかも・・・なんて思っていたりしています。懲りずに(苦笑)。

こちらはコーティング剤を扱うメーカーさんのブースで、実はかなり前から塗装した物に施工するコーティング剤を色々探していたのですが、今回メーカーの人と直接お話をする事が出来たので、早速後日こちらの製品を導入してみようかと思います。「ワックス」と言う概念はもう全く無く、樹脂を塗り込むような感じでした(実際固まったそれは樹脂でした・・・)。

会場自体はそんなに大きくは無く、取り敢えず今回「これは!」と思う製品のパンフレットは貰って来ているので、もう一度検討して後日オートサプライヤーに注文しようと思います。一緒に行ったGUNさんはマスキングテープを特注サイズで買いたいとの事だったので、私も便乗してみようと思います。

今回開催された東京流通センターは工場からも比較的近いと言う事で自転車で行く事が出来たのと、一緒に行って楽しんでくれる人が居たと言う事で久しぶりにこういった催しに行ってみました。

一緒に行ったGUNさんも色々と収穫があったようなので、面白そうな催しがあったらまたお誘いしてみようかと思います。

東京マルテーフェア2018

 自動車車体整備(板金塗装)の業界では、新製品の工具などを紹介する催しが結構あって、いつもお世話になっているオートサプライヤーさんからはこういったチケットやお誘いなどを頂いていたりします。

ただ今の小物塗装屋になってからはこの辺の事に殆ど興味が無く、ここ10年以上は行っていなかった気が・・・。

 しかしながら今回は工場から比較的近場の、平和島は東京流通センターで開催されると言う事もあって、試しに先日のワークショップにも来られたアートトイペインターのGUNさんを誘ってみると、なんと行ってみたい(!?)と言う事で、今回超久しぶりに参加してみようと思った次第です。

 紹介されるのは新製品もあれば在庫処分品みたいなのもあって、ただ元々がプロ用の物ですから特別安いという訳ではありません。ただプロ用の工具はとにかく丈夫ですし、もし壊れたとしても最後までメーカーはフォローをしてくれ、また部品単品で取り寄せが可能なので自分で修理と言う事も可能です。電動ポリッシャーのスイッチ一つでさえ普通に買えます(よく壊しました・・・)。

 マスキングテープ一つとっても塗装屋にとっては凄く拘りがあったりして(味がどうとか訳の判らない人も居ます)、ただそうなると一つの製品に固着してしまいがちですから、こういった機会は良いのかも知れません。また、車や電車に乗ってまで・・・と言うのがここ最近の流れだったのですが、今回は自転車で行けるところでやってくれたのが有難かったのです(しかしこの猛暑で本当に大丈夫なのかと少々不安でもあるのですが・・・)。

 私的に興味があるのはこの辺で、とにかくゴミは一つでも減らしたい!と言うのが永遠のテーマですから(病)、何か良い製品が無いか楽しみです。

 一緒に行く予定のGUNさんは、自宅に業務用の乾燥炉や調色ブースを持っていたりする猛者で、しかも最近コンプレッサーやエアータンクまで取り揃えていたりするので、きっとこの辺に興味があるのでは?と思っています。

 この辺は完全に業務用の機器ですが、これは今すぐ買った方が良い!と言うような値段の物も出ています。お金なんて借りれば良いんです(私はまだローンが・・・)。

 車の内装用塗料なども売っていたりするので、これをセットで買って講習(多分無料)も受ければ、そのまま独立出来るんじゃ・・・(なんて簡単な事では無いとは思いますが、副業的な感じなら十分かと)。

一人だったら微妙かと思っていましたが、今回は(何故か)プロ用工具に興味のあるGUNさんが一緒に行ってくれるので、隣で材料の説明をするだけでも面白いかも知れません。

一応カメラは持っていく予定ですが、如何せんSIGMAのDP2Mでは室内の撮影は絶望的ですから(そう言うカメラです)、上手く紹介出来るか判りませんが、後日報告が出来ればと思います。そのままGUNさんが独立起業しちゃったりしたら面白いんですけどね~(まるで他人事のように。笑)。

2018.7.15 サーモス塗装ワークショップ③

 先日に引き続き、7月15日に行ったサーモス塗装ワークショップの紹介となります。

上の画像にあるのは主にG-SHOCKを塗装している塗装屋さんの物で、今回は色々な色見本と、キャンディーブルーに塗装したG-SHOCKを持って来て頂きました。相変わらずキレてますね~(笑)。

 こちらは今回新規で御参加いただいた方で、普段は仕事でUVプリントをされているとの事でそれのサンプルやUVプリントした転写ステッカーを持って来て頂けました。

今回参加している人間であればこれをどうやって、しかもどれだけ面倒な事をして行っているのが良く判っていて皆さん感心していました。実際の印刷屋さんなら判ると思いますが、通常量産品で360度丸々一周にUV印刷ってしない(出来ない)ですよね。業界のイベントでも人山が出来るそうです(恐)。

 こちらはアートトイペインターのGUNさんが塗っているBlackrabbitで、今回も面倒そうなマスキング塗装を施された物を持って来て頂きました。工程を想像してしまうと寒気がしてしまいます・・・。

 左は透明の素体に透明レジンと和柄の端切れを入れて固めた物で、右は蓄光顔料を練り込んだ素体をベースにしている物です。ちなみにこれらのBlackrabbit私も二体持ってます(何故か笑)。

またGUNさんは新しいカメラを購入されたとの事で、この日はそれも持って来て頂き、先日設置したストロボ撮影デスクを試して頂きました。やはりと言うかリモコン制御のストロボに驚いていて(多分今時だと普通だと思うのですが)、そして簡単に撮影が出来る事にかなりテンションが上がっていました。判ります判ります、私も最初そうでした(笑)。

 先程のGUNさんが塗装したサーモスはそのまま持って帰ってしまったのですが、他の物は後から発送と言う事で今回撮影も行ってみました(しかしながら毎回これでは大変なので今回が最後だと思います)。

 分解して塗装していたポッチも組み込んでおきました。

 こちらは普段お仕事で遣っているUVプリンターで印刷~作成した転写シールで、画像だと判り難いのですがかなりの厚みがあるので、エンボス加工したように一段高くなっています。点字とかに応用出来ないかなぁ、と。

 一緒に塗装した車型の色見本にはヒートンを挿し、キーホルダー化しておきました。

 一部膜厚が付き過ぎて発泡(ワキ=小さいブツブツ)が発生していますが、初心者としては十分綺麗に仕上がっているかと思います。

ちなみに今回使ったクリアー(クリスタルクリアー)は塗り過ぎるとこういったワキが発生し易く、これはキーホルダーの方にある微妙なタレ部分にも見つける事が出来ると思います。クリアーによっては同じ塗り方をしてもこれが出ない物もあるので、今回は気にしなくて大丈夫だと思います(美観はとても良いクリアーなのですが、そういったリスクから使用を諦める塗装屋さんが多いです)。

例えば今回使うクリアーが、同社STANDOXのイージークリアー(旧)であればそういったワキや泡噛みは生じなかったと思います。「イージーですから!」と言うのが当時のデモマンの口癖で、ただしイージークリアーの方が肌が出来難く垂れ易くはあります。ある意味イージーではありません(苦笑)。

ちなみに今回はこちらのウォッシュコンパウンド(ハジキシラズ)もご用命頂ましたので、後日サーモスと一緒に送らせて頂きます。

今までずっとハジキに悩んでいて、先日紹介したこちらの記事を読んで「まさにこれだ!」と思ったらしいです(笑)。ウォッシュコンパウンドは各社から出ていますが、私的にはこれが一番バランスが良くて気に入っております。

尚、調子が良くてもしこれが気に入られましたら次は是非メーカー市販の4キロ(!)のボトルをご購入頂ければと思います。メーカーの方が一生懸命開発した物を、あたかも自社製品のようにして売ったりはしておりませんのでご安心下さいませ。

 そしてこちらは今回二度目の参加の、私の従兄弟が塗装したサーモスです。

 生まれたばかりの赤ちゃん用にと、敢えて淡い色をチョイスしていました。

 下側には自身のブランドのオリジナルロゴとイラストなどを配していて、デカールは若干シワが残りましたが、剥がれたり浮いたりするような事は無く、また今回はクリアーが垂れていません。明らかに前回よりも上達したようです(相当イメージトレーニングを重ねていたのではと・・・)。

 先程までの画像だとソリッドカラーに見えますが、こうやってみるとパールが効いているのが判ると思います。まるで市販品のよう(笑)。

 練習用に塗装した車型の色見本は、一つは裏側に磁石を埋め込んでマグネット化し、もう一つはヒートンを挿してキーホルダーにしておきました。

折角綺麗に塗ったサーモスが使っていて傷が付くのは忍びない・・・。」

「だがしかし、折角のオリジナルカラーに塗装したサーモスを隠すのも勿体無さすぎるぜ!」

と言う場合はこんな感じにすればと思った次第です(ソフトケースは自分で買って下さい・・・)。

尚、他に私が塗ったサーモスもあるのですが、そちらは後日改めて紹介したいと思います。

取り敢えず今回のサーモスワークショップの紹介はこれで終了で、皆さま当日は暑い中大変お疲れ様でした!

次回は涼しくなったら開催するかも知れませんので、ご希望の方は是非ご参加頂ければと思います。