ワンタッチカプラー修理

塗装の仕事で使うエアーツールには「ワンタッチカプラー」が装着されていますが、長く使っている内にここからエアーが漏れて来る為、定期的な交換が必要となります。大体3年くらいでしょうか。作業に支障が無い程度でもあの延々と続くシューとした音って気持ちが悪いですよね(判りませんか・・・)。

(画像は以前こちらで紹介したエアーマスクに分岐させる為のレギュレーターとホースです。)

エアーカプラー自体は¥1,000~¥2,000くらいで買えるので、消耗品として割り切ってしまえば良いのですが、大して漏れてもいないのにもう捨ててしまうのか!と、ずっと思っていました。

 と言う訳で、本当に今更なのですが分解して中身を見てみる事にしました。

 どうやらエアー漏れの原因はこのゴムが劣化して切れてしまったからのようです。

ただ原因は判っても、こういう部品をどうやって入手すれば良いかが難しい訳でして、子供の頃、こういうのを探しに東急ハンズとか街の金物屋さんとかを片っ端から探し回ったりしましたが、殆どが徒労に終っていた記憶しかありません。

 が!今はネットのお陰で比較的マニアックな物でも非常に簡単に入手する事が可能となりました。利用したのはいつものMonotaroです。半引き籠りの私としては本当に助かっています。

右が元々着いていた物で、左が今回購入した物です。サイズは同じでは無かったのですが、多分大丈夫だろうと言う事で試しに何個か買ってみました。

こんな感じで中にゴムパッキンが嵌ります。外径が少し小さいのですが、このカプラーは面の部分に押し当てる構造なので問題は無いかと思います。

結果としては非常に良好で、完全にエアー漏れは止まりました(画像は以前のを使い回しです)。その後も使い続けていますが問題ありません。

今回購入したのはこちらの製品で、ただしカプラーによって使われている物は違いますから、実際に分解してサイズを測り、それと同じ物を買えば大丈夫だと思います。

 ちなみに他にはこういった断面が円のOリングを使っているカプラーもあって、

これなら以前真空脱泡機のデシケーターを作った時に買ったOリングセットに合うものがあるのでは?!と思いましたが、

それらしい物は無く、またMonotaroでも同じような物を買ってみましたが(画像左がMonotaroで真ん中がOリングセット、右がオリジナル)、

Monotaroで買った物は全く合わず、Oリングセットの中にあった物を半ば無理やり入れましたが、エアー漏れは無くてもチャックを挿し込むのに凄い力が必要なので駄目そうでした。ただ繋ぎっぱなしにする所で使うなら大丈夫だと思います。

ピッタリ合うOリングを探して交換する手間を考えると、カプラーごと変えてしまった方が手っ取り早いと思いますが、工場の引き出しに捨てられずに溜まっている中古のカプラーを、手の空いた時にまとめてOHすると言う事なら良いかも知れません。私の場合は「やっと見つけたぜ・・・」と言うのが楽しいだけですので(笑)。

DIY空調服レビュー

空調服(ファン付き作業服)作製

先日既製品を寄せ集めして作った空調服ですが、その後の経過は良好で、今年の異常的な猛暑でも何とか効率を落とさず作業出来ています。と言うか他の現場の皆さんはどうやってこの暑さを凌いでいるのかが不思議です(勿論クーラーとかは無しで)。

これを使う上で良かった点としては、作業中の体を冷やしてくれる事以外に、内臓電池が死んだiPodも普通に使える事です。

今までは別体のモバイルバッテリーを繋げて使っていましたが、携帯するにはとても邪魔&重いのでその辺に置いていましたが、Bluetoothの電波が届かなくて音楽がブツ切れになるととても気持ちが悪い・・・。
さらに酷いと機器同士のリンクが切れてしまうので、その都度同調し直さなければならないと言う、ちょっと面倒な事態になっていました。

が、今回の空調服に使っているのは普通のモバイルバッテリーなので、USBケーブルで簡単に電源が取れるというのが結構役に立っています。最近仕事中に聞く音楽はiTunesよりもYouTubeの方がメインなので、結構な勢いでバッテリーを消耗しているんですよね。

デメリットとしては塗装中に使うと色々な意味で危険(!)で、特にいつまでもベタベタする焼き付け型のメラミン系塗料(結晶塗装)は、ファンの周りから中の下着まで良い具合に汚染してくれます。ウレタン系と違って熱を入れないといつまでも固まりませんから、これくらいなら大丈夫だと思ってもかなりの量が吸い込まれていたようです。

ちなみに今回の空調服の使用をきっかけに、下着(Tシャツ)を綿からポリエステルに変えました。

今までは通勤時や私服はドライフィットなどの合成繊維を、仕事の時は(何故か)綿100%に拘っていたのですが、今の時期なら肌のアレルギーなども出ないので、仕事着も速乾性の物に替えてしまって快適になったと言う訳です(コメント頂いた方のお勧めがきっかけでした)。これのお陰もあって不快指数がかなり減りました。

ちなみに音楽を聴きながら仕事をするなんてそれってどうなのか!と思うかも知れませんが、嫌な気持ちで仕事をするより(されるより)、楽しい気分でする(やって貰った)方が良い物が出来ると思っているので、これについては問題は無いと思っています。

塗装の仕事は、少なくとも今までやって来た仕事の中で一番楽しく遣り甲斐のある事ですが、それでも心が折れる事が多々あり(ナパームで工場ごと焼き払って欲しいと思う程に)、そんな時にモティベーションを上げるに音楽はとても必要な物だと思っています。東日本大震災の時に配信された「We’re not alone」とか、まさにそうだったのではと。

残暑も含め、あと一ヶ月くらいはこの暑さに耐えるしか無さそうですので、なんとかこれで今年を凌いでいければと思っています。

しかし来年以降は一体どうなっているんだか・・・。

撮影用二面鏡作成

以前こちらでコメント頂いた方のアイデアを参考にさせて頂き、 塗装した物を撮影する際に使う小物として「二面鏡」なる物を自作してみる事にしました。

 用意したのは100円ショップで売っている、少し大きめの鏡です。A3サイズくらいで一枚¥250でした。

 本当は3枚買おうと思っていたのですが在庫が2個しか無く、しかも色違いと言うちょっと残念な感じで・・・。

 が、使うのは鏡の部分だけなので枠の色は問題ありません。ただ折角立て掛けられる機能があるのに勿体ない気がしますが・・・。

 枠の部分は塩化ビニルっぽい感じで、ハサミで簡単にカット出来ます。

 こんな感じで鏡と枠をバラバラにしました。

ちなみに鏡はてっきりプラスチック製のおもちゃのような物を想像していましたが、ちゃんとしたガラス製の本物で、うっかりしているとフチで手を切ってしまいそうです。

こんな感じで二枚のガラスをテープで固定しました。以前トレース台をレフ板のように立てられるようにしたのと同じような感じですね。

テープは一応剥がれ難い(切れにくい)ようにと、ダクトホースを固定するような物を使いました。

 こんな感じで自立するようになりました。既に期待が出来そうな気が・・・。

 と言う訳で、いつもの撮影用デスクに置いて何枚かテスト的に撮影をしてみました。

 おおおお・・・。

まだちゃんとは使っていないのですが、普通に置いて撮っただけでもかなりヤバい感じです。画像は以前塗装したサーモスキャンディーレッド仕様です。

そしてこちらはクロマフレア風No.2のサーモスです。

一回の撮影でほぼ全方位が見渡せるので、「塗装した物を見せる」と言う点では非常に効果がありそうです。絞りをもっと大きくしてピントの合う範囲を広くしたいですね(画像はF16)。

今後上からの撮影なども含め色々と試してみようと思います。簡単でこれは面白いかもですね!

空調服(ファン付き作業服)作製

工場一階には工業扇風機があるので、その場に留まって作業をする分には真夏もこれで十分だったのですが、先日の塗装ワークショップで、まさかこの前に陣取る訳にも行かず、しかし当日は35℃と言う予報の為、これはどうしたものか・・・と思い、知り合いの塗装屋さんがお勧めの「空調服」を手配する事にしました。

 と言っても一流メーカーの物は2万円~5万円と高額で、かといって出来合いの安いカモフラ柄とかはちょっと避けたかったので、自分で材料を寄せ集めての半自作みたいにする事にしました。

 ファンはそれ専用の物があって、こちらはamazonで¥1,680でした。電圧は3~9V、 電流は0.1~0.5Aで動くそうです。

 バッテリーもそれ専用の物があるみたいですが、スマホ用のモバイルバッテリーが安くて高性能なのでそれにしました。容量10000mAhでUSBポートが二つ、同じくamazonで¥1,399でした。随分とお安くなりましたよね~。

 付属のケーブルをファンに繋ぎ、

 もう片方をバッテリーへ・・・!?と思ったら、どうやらそのままでは付かないようDEATH・・・。

(後に判明しましたが、USB用の端子付きの物が殆ど変わらない値段で売っていました)。

 仕方ないのでUSB端子を切って配線を剥き、

 一応電圧も計って、

 念の為ファンを回してみると、おおぉ・・・。予想以上に勢いよくファンが回って期待が膨らみます。

 ファン側の配線もカットし、半田付けをしてしっかり抜けないようカシめたらヒシチューブで覆っておきます。

 USB端子を挿し込むか、スイッチをオンにしてファンが動くのを確認出来ました。切るのはそのまま端子を抜くか、スイッチボタンを3秒長押しで止まります(最初は切り方が判りませんでした)。

 ファンを取り付ける服は適当な物に穴を開けて自作する予定でしたが、これを思い立った時が既にワークショップ2日前!と言う状況だったので、結局こちらもamazonで購入するに至りました。余計に高くついたのではと・・・。

しかし専用の物は何が良いかって、最初から穴が空いていて、しかもその周りが補強されています。

 ファンは枠が外れるようになっているので、

服を挟むようにして枠を着ければそれで完成です。なんて素晴らしい(笑)。

 内側はこんな風になっていて(間違えていなければ)、バッテリー用のポケットと、それの配線も止められるようになっています。意外にも良く出来ていました。

モバイルバッテリーはUSB端子が二個挿せるので、こんな風に充電しながらスマホを使えたりもします。主に現場で音楽を聴く時に使っているiPodは内臓バッテリーが駄目なので、実はこれが重宝していたりします。

実際に使ってみた感想としては非常に素晴らしく、今までは絞れるくらいのTシャツの汗がかなり軽減されました!

室温自体が高いと余り意味が無いのでは?なんて思っていましたが、汗が乾く時の気化熱で十分な涼しさを感じられます。

多分袖まであった方が効果は高いと思うのですが、エアーバック作動時(もしくはマシュマロマン)みたいな姿が嫌過ぎたので、今回は無難そうな袖なしをチョイスしてみました。原理自体は単純なので、要らなくなった服などを改造して今後はもう少し見た目を何とかしてみようかと思っています。

 ちなみに実はその前にはこんな物も買っていました。

ズボンのウェスト部分に引っ掛けられるようになっていて、Tシャツの中に新鮮な空気を取り込んでくれます。

amazonで¥1,480と金額も凄く安くて手ごろだったのですが、悪い評価の通り全体が傷だらけで、3分くらいすると自動的に止まってしまうという中々のジャンク物でした(苦)。

まあネットで買う物なんてそんな物だと割り切っているので(昔のバルク品はそう言う物でしたよね)、返品はせず、先程の汎用ファンと同じようにモバイルバッテリーを繋いで使えるようにしようと思います。威力は空調服には敵いませんが、休日の普段着時にどうしても!、と言う時に役に立ってくれると思っています。多分、ですが(笑)。