ヨコハマトリエンナーレへ

yokotori先日自転車で偵察に行っていた横浜美術館に行って来ました。今回はちゃんと中に入りたかったので営業時間中に、ただ自転車だと色々不都合ですから今回は電車を利用しました。駅から近いので全然ストレスも無かったです。

上の画像の場所は美術館前で、以前来た時には気が付かなかったのですがヨコハマトリエンナーレの催しの一部として展示されている作品の一つです。訪れて一番最初に見た物ですが、結局これが一番のお気に入りでした。

yokotori-2 見た目はまさに「風船」なのですが、素材は何とステンレスです。3部艶くらいで青にウレタン塗装されていて、結び目の質感とかもうヤバイですよ・・・。ステンレスの加工性の悪さを考えるとよくまあ作ったなぁと関心してしまいます。

yokotori-4今回の催しで良かったのは比較的作品の撮影が許されている事で、美術館内でもかなり自由にカメラを使えます。撮影不可の物に関しては展示物近くに禁止のマークがあるので判り易くてとても助かります。

上の画像は多分今回のメインとなる作品で、やはりと言うかこういう大きな展示物が設置出来るところが大手の強み?でしょうか。入れ物自体が作品で、中に入っているのも作品です。「元作品」だった物を含めての作品、みたいな感じですかね。てっきり「Too Much」なるテーブルと同じ作者の作品かと思いきや違ったようでした・・・。

yokotori-3 で、その中にどうも見覚えのある作品が・・・。昔ながらの個人商店の軒先に置いてあるような冷凍庫なのですが、そこに貼ってあるロゴが余りにも強烈なイメージで記憶に残っていまして、帰って調べてみたら前回行った岡本太郎美術館の催しで展示されていた「じゃぽにか」なるアーティスト集団の「悪ノリSNS 芸術は炎上だ!」なる作品で使われていた物でした。その時の「17回岡本太郎現代芸術賞」については以下サエボーグさんのサイトが判り易いので宜しければご参考にどうぞ。

都築響一氏による岡本太郎現代芸術賞展レポート

yokotori-7祭日と言う事もあってそれなりに混んではいましたが、全体的に作品がゆったり展示されているので思っていたよりもゆっくり楽しむ事が出来ました。立地が観光名所的な為か、美術館なのに比較的緊張感も緩い感じですかね。天井が高く吹き抜けているのが気持良かったです。

しかしこのブタ、下半身はどうしちゃったのでしょう・・・。

 と思って下に回り込んでみると体がハムになっちゃっているじゃ無いですか・・・。子供が見てブタはこういう物だと勘違いしなければ良いんですけどね。「ザ・セル」を思い出してしまいました(懐)。

yokotori-10展示されている作品としてはこういった造形物の他に映像作品や文字物も多いのですが、全部をまともに見ると時間も体力も大変なので興味の無い物は出来るだけ素通りして、それでも半日は充分楽しめると思います。途中で休憩出来る長椅子が随所に置かれているので体力の無い方、腰痛持ちも安心です(笑)。

今回は結構撮影したので残りはまた後日紹介しますね。

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