OAKLEYサングラスフレーム 本塗り

oakley28 先日「ベースコート塗装→デカール貼り→下塗りクリアー」まで行なっておいたオークリーのサングラスフレームです。クリアーが完全硬化したのでデカールの段差を平滑に研ぎ、再度全体を足付け処理します。

ただ下塗りに塗ったクリアーは塗膜の厚みでディテールが崩れるのを避けたかった為に1コートのみの薄膜ですから、普通にペーパーを掛けると角から下地が出てしまう恐れがあった為、今回はスコッチ(不織布に砥粒を接着剤で結合させた物)とウォッシュコンパウンドをメインに、細部はいつも通りナイロンブラシで足付け処理を行ないます。

oakley29 再びスタンドに固定して本塗り開始です。

oakley30 クリアーは艶消し専用の物で、工程自体は通常の艶有りクリアーと同じです。

oakley31 ブースのファンは回しっぱなしにして、今の時期(常温)なら30分くらいで艶が消えてくれます。

ただしこの状態でもまだベタベタなので、さらに自然乾燥させた後に60℃40分くらいの熱を掛けて完全硬化させます。

oakley32 フロントに貼ったOAKLEYのデカールは下塗りクリアーのお陰で段差は全く感じられません。

oakley33 ツル(サイドフレーム)も無事本塗り完了です。ちなみにクリップで掴んでいる所はゴムカバーで隠れるので問題ありません。

oakley34両サイドに着くオークリーのエンブレムは、フロントに入れたデカールとお揃いとなるよう金属感のあるシルバーとなります。

ちなみに元々着いていた鼻当てやレンズ、ゴムカバーなどはオーナー様ご自身で外しておられますので、どうせならと言うことでそちらも送って頂いてこちらで組み付ける予定です。

組み付けも完成次第改めて紹介させて頂きますのでどうぞもう少々お待ち下さいませ!