ロボット「Robi」追加パーツ 黒 本塗り

 4月頃にお預りしておりました、ディアゴスティーニ社製のロボット「Robi」の追加パーツの黒系部品13点です。白と水色は既に先日完成しておりまして、こちらが最後の部品となります。

 全体を軽く研磨後、リサイクルしたシリコンオフを貯めた容器に部品を沈め、スプレーガンに入れた綺麗なシリコンオフで洗い流すようにして脱脂処理を行います。

 その後綺麗なウェスで拭き取りつつしっかりエアーブローをし、ネジを穴に入れてマスキングをします。

 各部品の作業内容が判り易いよう、色の着いたシールを貼っておきます。

 モーターのピニオンギアが入る部分には塗料が着かないようマスキングをします。

 台に並べ、よくエアーブローをして埃を飛ばします。

 埃が無くなったらプラスチックプライマーを塗布して本塗り開始です。

まずはベースコートの黒を塗りますが、ABS樹脂は表面が多少溶剤に侵されやすい樹脂でもあるので(ABSの種類にもよります)、ペーパーを掛けた箇所の模様がハッキリと出たりします。クリアーを塗れば問題はありませんが、これがシルバーなど淡いメタリックの場合はそのまま残ってしまうので注意が必用です。

ちなみに自動車部品に使われるABS樹脂は比較的耐溶剤性が強いのでここまで侵されたりする事は無く、逆にパソコン関係に使われるABS樹脂は弱い傾向にあるようです。酷い場合にはジェッティングやフローマーク(溶けた樹脂が流入して出来る模様)がハッキリと現れ、どうにもならなくなる事もあります。

 ちなみに今回のパーツは、表面が多少梨地っぽくなっていた物もあり、ただ艶消し仕上げなので殆ど影響はないかと思っていましたが、結局これがクリアー(艶消し)を塗った後まで残ってしまい、実は全てのパーツを塗り直す事にしました(上の画像はクリアーを塗る前です)。

と言う訳で、こちらが二回目に本塗りを終えた時の画像です。最初に本塗りした後に強制乾燥硬化させ、再度足付け処理を行い、ベースコートから塗り直しています。

全部を塗り直した理由としては、一個だけの塗装だとそれだけ艶の感じが変わってしまう事と、また 全体に前回塗った時よりも艶が残ってしまっている気がしたので、どうせならと言う事で全て塗り直しています。さすがに最初の頃のように40個となると厳しいですが、今回は13個なのでそこまで手間ではありませんでした(いや、実際のところは余分に一日が消失してしまった訳ですが・・・)。

 と言う訳で、本塗り後一時間くらい経過して艶が消えてきた状態です。

 前回塗った時は気温が低かったのでシンナーは(揮発が)早めの物を使っていましたが、今回は30℃越えなので一つ遅いタイプに替え、それによって艶の質感が変わってしまったのだと思います。

 と言う訳で、前回と同じような塗り方を心掛けて塗り直してみました。

 塗り直しで怖いのは「チヂレ」ですが、恒温器は省エネなので、60℃~50℃で3時間くらいしっかり熱を掛ける事で安心して作業が出来ます(実際に電気を消費しているのは最初の1時間だけで、断熱性があるのでその後は放置していても50℃までを3時間くらい維持出来ます)。

この後は再び一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて硬化させます。

二度塗りで梨地も払拭出来たかと思います。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ブレンボキャリパ―×4塗装承ってます

 先日到着しておりました、F50ブレンボキャリパーと、ポルシェブレンボキャリパーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

キャリパー本体の色はFERRARI GIALLO MODENA(カラーコード:4305)で承っておりまして、

 また今回こちらのF50キャリパーは、以前施工した同型製品と同じく凸部分を削ってフラットにするよう承っております。

以下画像のような感じです。  またロゴに関しては、こちらのステッカーを一緒にお預りしておりますので、これを基にベクトルデータを作製し、今回は塗装で入れるようにします(念の為ですが、当店はステッカーをクリアー下に貼る作業はお受付しておりません)。

さらに今回は4個ともオーバーホールも承っておりますので、いつものブレーキ屋さんにて、サンドブラスト処理と併せてお願いをする予定です。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

Wilsonテニスラケット塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたウィルソンのテニスラケット塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々は全体に傷がり、塗装が剥がれてしまっていた箇所もありましたが、

 「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地作業からやり直しましたので、歪も払拭され艶々に仕上がっているかと思います。

 反対側です。

 画像はどれもサイズの縮小以外は未加工です。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ヴェルファイアテールランプ 本塗り

先日下準備を終えていた、2019年モデルのヴェルファイア純正テールランプです。

 塗装するのは上側部分だけで、塗り分ける部分にはメッキモールが着いて見えなくなるとの事ですので、予め印をつけて頂いた箇所でマスキングをしています。

 ご指定頂いているスモーク濃度は「標準濃度」で、以前施工しましたメルセデスW212Eのテールランプの画像や、

同じく以前施工したZ33テールランプの画像を参考に濃度を調整しています。

 ベースコートは大体4~6コート行い、コート毎にスモークの濃さを変えて塗っています。最初の1コートは様子を見る為に比較的含有量は少なく(薄く)、途中で濃くして指定の濃さまで近づけ、最後は再び薄くして微調整を行う、といった感じです。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 実はトップコートのクリアーに直接スモークを入れて塗ると言う方法もあって、これならあっという間に本塗りが終わるのですが(一時間も掛りません)、濃度の微調整が出来ない為、当店では通常は行いません。時々「どうしてもコスト優先で」と言う場合のみ【お任せコース】で対応する事もありますが、スモークが薄過ぎたり、逆に真っ黒になったりしてしまうので、現在では殆どが【標準コース】以上でのご依頼となっております。

クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

X-TRAILテールランプ 本塗り

 先日下準備を終えていた日産エクストレイルT31後期型の純正テールランプです。

 ご指定頂いている濃度は「薄目と標準濃度の中間」で、

 以前施工したレガシィのテールランプの画像を参考に濃度を調整していきます。

 濃度が決まったらクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

普通のテールランプの2~3倍くらいあって大変でした・・・。

 この部分の反射板は非常に効果が高く、光に当たると綺麗に輝きます。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!