フェラーリリモコンキー塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたフェラーリ純正リモコンキーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々状態は良かったので既存の塗膜は剥離せず、軽い研磨と足付け処理のみで上塗りを行いました。

 色はフェラーリ純正色の「ビアンコフジ」(カラーコード:226027 )で、

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

 各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

カーボン製タンデムバー 素地調整

 先日お預かりしておりましたマジェスティS用のカーボン製タンデムバー左右です。

とにかく状態が良くないので、まずは全体を#120で研磨します。

 ダブルアクションサンダーと手研ぎで粗研ぎが完了です。

窪んだ部分にもクリアーが垂れ流れているので、そこはリューターを使って削り落とします。

 その後#180~#240で全体を均しました。

何か所かにはカーボン繊維が剥がれ(または削り落され)、内部の発泡ウレタンらしき素材が見えたりしている箇所があります。

何も考えないとポリパテ(ポリエステル樹脂パテ)を塗ったりしてしまうかも知れませんが、それでは強度が全くないのでNGです(ただし実用せず飾っておくだけならそれでもOKかも知れません)。

 使うのは3Mの構造用接着剤パネルボンドで、

しっかり脱脂清掃後、気孔の奥まで入り込むようシゴキ入れ、

既存のラインより少し高いくらいに盛っておきます。

この後は一旦60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ダイハツコペンヘッドカバー 凸文字 下準備

  先日お預かりしておりましたダイハツコペンのヘッドカバーです。シンナーで洗い流すようにして全体を脱脂洗浄しておきました。

  そして金属加工の専門業者さんにお願いしていた切り文字が完成して届きましたので、本体の方の準備を開始していきます。

凸文字は厚み(高さ)が2ミリで、素材はアルミとなります。

  そしてヘッドカバーの方ですが、表面にはシリンダーオルゴールのような小さい突起が無数にあって、

粗を目立たなくする結晶塗装でもちょっとこれは邪魔ですから、

  #120のダブルアクションサンダーと手研ぎで均しておきます。

先ほどの切り文字はこの部分(側面)に取り付け予定で、その前にまず本体と切り文字をリン酸処理しておきます。プライマーや接着剤がしっかり着くようにですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フェラーリカルフォルニアリモコンキー サフェ入れ

 先日お預かりしておりましたフェラーリカリフォルニアの純正リモコンキーです。

今回は鍵の本体部分も艶消し黒塗装で承っていますので、キー溝の部分に溜まっていた油と金属粉を洗浄しておきます。これはいつものハジキシラズでOKです。

 まずは既存の塗膜をダブルアクションサンダー#120~#180で削り落とします。

後から塗られていた赤&黒は十分に密着していなかった為(足付け処理がされていなかった為)、細部までしっかり剥がしておきます。

 最終#240でペーパー目を均しておきました。

その後は細部まで足付け処理・脱脂洗浄を行う為、ナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで研磨します。

跳ね馬の部分にはサフェを入れたくない為(膜厚がついて跳ね馬のエンブレムが入らなくなってしまう恐れがある為)、マスク用の型を作成します。以前知り合いの塗装屋さん(Gショック塗装屋さん)に頂いていた低温の熱可塑性樹脂ですね。

カバーパネルごと100℃のお湯に入れ、熱可塑性の樹脂を凹み部分に詰め込みます。

その後脱脂清掃し、

台にセットしてサフェ入れ準備完了です。

まずはプラスチックプライマーを塗布します。

4コート程サーフェサーを塗ったら詰めていたマスク型を外し、

その後シンナーで希釈したサフェを1コート塗っておきます。切れ目の段差を埋めておくようにですね。

リモコンボタンの溝に詰めておいたマスキングも外して最後に1コート塗っておきます。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

シフトインジケーターパネル 本塗り

 先日艶ありの黒で下塗りを行っておいたシフトインジケーターパネルです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

このままだと肌が悪いので平面を#800~#1500で水研ぎをし、

ウォッシュコンパウンドとスコッチ、ナイロンブラシを使って細部まで足付け処理を行います。経年で塗装が浮いてきたりするのは塗料が悪いのではなく、大抵は下地処理の問題です。

 今回はフチをシルバーに塗りたいので、まずはその為のマスキングシートを作成します。

まずは角のアール部分にマスキングテープを貼り、溝に沿って線を描きます。

それをスキャナーで読み込み、ベクター画像を作成する為のソフト(Illustrator)を使ってアウトラインを作成し、

カッティングプロッターでマスキングシートを作成します。

裏側から塗料が入り込まないよう穴の部分をマスキングし、

 先ほど作成したマスキングシートを使って溝から内側を養生します。

 よく脱脂清掃し、本塗り準備完了です。

そしてシルバーを塗布します。色は元の色の近似色で、予め作成しておいた物となります。

マスキングを剥がしました。

が、やはりと言うか細部が気になるので、

 今度は外枠の部分をマスキングして黒を塗ります。

 そしてようやくベースコートが完了し、

 最後にトップコート=クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

溝は一見すると塗り分けがし易いように思えますが、実際には「山→谷→谷→山」とそれぞれの境界ラインがあって、これを綺麗に塗り分けるのは中々難しい作業となります。ただ何度かに別けさえすればリスクも少なくより綺麗に仕上げられますので、とにかく長めに時間を頂ければと思っております。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!