先日到着しておりましたスバルフォレスターのメーターバイザーです。
こちらのオーナー様は先日同車内装スイッチカバーとオーナメントパネルをご依頼頂いた方で、今回追加で塗装のご依頼を頂きました。この度もご贔屓頂きありがとうございます!
メーターバイザーは表面にザラザラとした塗装が施されていて、
爪で擦った跡があったので、恐らくオーナー様的に気になってしまったのだと思います。
またこちらは成型時の歪(ヒケ等)などもあり装着されると目立つ箇所(目の前)と言う事もありますから、上塗りとは別に「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理も行います。今回ご依頼頂いた部品は全て「半艶黒」で承っています。
そしてこちらはアイサイトカバーパネルです。車内天井に装着されるルームランプカバーを兼ねたパーツですね。
グレー色のカバーとは別に、こちらの黒いスイッチパネルも「半艶黒」で承っています。艶具合は以前ご依頼頂いたフロントグリルの時と同様、「艶消しクリアー:半艶クリアー=1:1」の比率で行う予定です。
塗装を行う上でこういった可動部は固着や傷などが懸念されますが、こちらは事前にオーナー様に確認しておりますし、また事前に裏側を削って塗膜の分のクリアランスを確保しておく事で極力トラブルを回避するようにしています。
例えば当店でよくご依頼頂いているゼンハイザーSKM5200のワイヤレスマイクですが(主に企業様からの案件なので当ウェブサイトで紹介する事は殆どありませんが)、こちらは内蔵バッテリーを取り外す際に色々な部位が可動する構造になっているので、予めパーツの角や面をカットして可動部がスムースに動くようにしたり塗膜が削られないようにしています。
今回のスイッチもフチのエッジを面取りしておく事でそういったトラブルを防げるようにしておこうと思います。
まずは分解です。
家電製品などは分解事態を想定していないので(買い替えを推奨)こういった作業は難しいですが、自動車部品はその点やり易い構造になっている傾向にあると思います。
絶縁シートを剥がし、各部に印を付けておきます。
ルームランプカバーを取り外しました。
電球や配線などを取り外します。印は勿論、各角度から撮影も行い、さらにバックアップもとっておきます。こちらのブログ等で使った画像はサーバー上に、その他の画像は工場と自宅それぞれに残すようにしています。
裏側のフチにはビリ音防止の為のEPDMシートが貼ってあるので、
同じ厚みの物シートを切り出して塗装後に貼り付けられるようにしておきます。
またその両脇には警告シールが貼ってあり、
こちらは比較的厚みのあるプラスチックシールだったので、
裏側からドライヤーで温めてフチからカッターの刃を差し込み、やさしくピンセットで摘まんで綺麗に剥がせました。粘着面は触れていないのでこのまま再利用しようと思います。
同じく表面に貼ってあった警告シールも綺麗に剥がす事が出来ました。こちらは一般的な薄いビニールシールだったので層間剥離してしまうかと思いましたが、新品部品だったで劣化しておらずそれが良かったのかも知れません。
それぞれ剥離用シートに貼って保管しておきます。
これで全ての付属品を取り外せました。こちらの御依頼は「半艶黒」で、素地はシボ模様がありますがそのまま足付け処理のみで上塗りを行う予定です。
同じくこちらの付属品も足付け処理のみで半艶黒に塗装を予定しています。
それぞれの部品は塗装完了後(半年先くらい)に元に戻せるよう保管しておきます。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!