6月8日の月曜日は、GWの代休として休業日とさせて頂きます。ご不便をお掛けして申し訳御座いませんが、何卒ご理解頂けますようお願い申し上げます。
投稿者「takahata」のアーカイブ
アーケードコントローラーケース 本塗り
先日下準備を行っておいたアーケードコントローラーの筐体=ケースと、
内部に装着されるプレートは表面がザラザラとした梨地だったので、そのまま塗っても艶が引けたような仕上がりになってしまいますから、一旦クリアーで下塗り→完全硬化後に再度足付け処理をしてあります。
筐体の外側はそのまま上塗りを行うつもりでしたが、研磨してみると小さい凸凹が目立って気になったのでこちらも一緒にクリアーを下塗りしておきました。その後再び全体を足付け処理してあります。底のゴムマットはガッチリ接着されているので剥がさずマスキングで対応していて、途中ひっくり返す場面が出てくるかも知れなかったので板を貼ってあります。
プラスチック素地が露出している箇所は無いのでプラスチックプライマーは塗らず、そのままベースコートを塗布します。
色はトヨタ86純正色の「ブリティッシュグリーン・リミテッド」となります。イエローパールとグリーンパールが入っています。
ゴムマット部外周のマスキングが壁の様に立っているのはマスキングテープを折れない為で、ゴムの厚みが約1ミリ、しかもテープがくっ付き難い素材なのでマスキングを折るとテープのフチが浮いてしまいますから、6ミリ幅のマスキングテープを立てたままの状態で固定→反対側からそれを抑えるように貼っています。
こちらのパーツは下塗りをしていないのでプラスチックプライマーを塗布しています。
ベースコートが終わったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。
尚、本来なら今回の本塗りで筐体内側も一緒に塗ろうと思っていましたが、前記したようにゴム部のマスキングが難しい感じだったのでそれぞれ別けて塗る事にしました。先に内側を塗っても良かったのですが、タイミング的に先に外側を塗る事にしました。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
ゴムマットフチに貼っていたマスキングテープは2コート目のクリアーを塗り終わったら直ぐに剥がしてあります。
オーディオテクニカAE6100マイク塗装 完成
大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたaudio-technica AE6100ボーカルマイクの塗装、本日完成となります。
最初の状態を紹介します。
今回は「audio-technica 」のロゴが入ったリング部分は塗らず、それ以外の箇所をホンダ「ビビットブルーP」(カラーコード:B-520P)で塗装を施しました。
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
赤いリングはアルマイト処理された物なのでそのまま上塗りを行っても密着しませんから、#240~#320で足付け処理をした後にプライマーを塗っています。
その他の部分は元々グレーメタリックの塗装が施されているので通常通り#800で足付け処理しています。
同じオーディオテクニカでATW-TS63なるワイヤレスマイクがあるのですが(カラオケBOX等でよく採用されているみたいです)、あのモデルはボディが塗装では無く今回のリングと同じ「アルマイト処理」された物なので、それに塗装を行うのは中々面倒だったりします。
逆を言えばアルマイトは塗装を密着させない程強固な被膜ではあるので、耐擦り傷性や耐蝕性を考えるならそのまま何もしない方が良かったりします。ブレンボのレーシングキャリパーが塗装では無くアルマイト仕上げなのはその為ですね。まああれは使う度に分解→OHが前提なので、美観(塗装)よりも耐久性が優先されるのは当然だと思います。
ちなみに現在のマイク塗装案件は30本くらいを並行して進行していて、メーカーさんや芸能事務所、音響関係企業様などからの御依頼が多く、年度末を越えてから一気に依頼が増えたような感じです。最近だとアーティストさんご自身が色やデザインを決めたい!というケースが多く、内容も大分凝った傾向になっています。
アーケードコントローラーケース 下準備
先日下塗りのクリアーを塗っておいたアーケードコントローラー筐体の中に装着されるプレートです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。
ぱっと見は艶があるように見えますが、
よく見ると元々あったザラザラの梨地が残っていて艶が引けたような感じになっているのが判るかと思います。
その後表面を#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で軽く研磨し、
さらにウォッシュコンパウンドとナイロンブラシで溝の部分を足付け処理します。
最初にも行った工程ですが足付け処理は全ての塗装前(接着前)の行程で必要な作業で、塗装に掛かる費用は塗るだけでは無く、むしろこういった地味な(時間の掛かる)作業に費やされていたりします。中々判り難いですよね。
その後流水とエアーブローでよく洗い流し、乾燥させたらマスキングを行います。尚本体(筐体)の方は水は使わず、ゴミが着いた箇所は#800相当でコシのある研磨剤=トレカットイエローで平滑に研ぎ、その後先ほどと同じアシレックスレモンで足付け処理を行っています。
昔、一緒に仕事をしていた自動車の板金屋さんの多くは「なんで直ぐ剥がすのに綺麗に貼らないといけないのか至極馬鹿らしいし面倒臭い」とマスキング作業が嫌いな人が多かったですが、塗装屋はそれが如何にに大事か(適当にやると後でとんでも無い目に遭うか)良く判っているので、時間が掛かってもこの辺は丁寧にやるようになります。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
ゼンハイザーE935マイク グリル本塗り
先日お預かりしておりましたゼンハイザーE935マイクのグリルです。ナイロンブラシとウォッシュコンパウドで足付け処理を行いました。
今回はこの様な塗り分けで承っておりまして、さらに「シルバーの部分は艶あり」「白い部分は艶消し」となりますので、今回はまずグリル全体をシルバーの艶ありで塗ってしまいます(グリル下側のリング部分は後日ボディと一緒に塗ります)。
まずは下色として隠蔽力の高いシルバー=具体的にはフォルクスワーゲン社のリフレックスシルバー(カラーコード:LA7W)を塗ります。
続けてメタリック粒子の粗いシルバー=MIX598を重ねます。こちらは隠蔽力が弱いのでそのまま単体で塗るとコート数が多くなって塗膜の強度が落ちてしまう為、隠蔽力の高いシルバーを先に塗っています。
一番下側のリング部分は艶消しのホワイトパールになる為、完全硬化後にそれ以外の部分をマスキングして本塗りを行います。
ちなみにタイミング的にちょっと早いのですが、今回はキャンディーレッドで塗装するマイクがあったのでそれと一緒に塗らせて頂いています。ですのでホワイトパールを塗るのはまだもう少し先になるかも知れません。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!














