ジムニーシエラテールランプ塗装承ってます

先日到着しておりましたスズキジムニーシエラのテールランプです。こちらのオーナー様は4年程前にGRヤリスのテールランプ塗装をご依頼頂いた方で、この度も当店をご贔屓頂き誠に有難う御座います!

こちらはテールランプとリフレクターレンズが組み合わさった構造になっていて、

それぞれのレンズをスモーク塗装のべた塗りで承りました。

このままの状態だとレンズのフチが非常に塗り難いのですが(マスキングも非常にやり難くそうですが)、

裏を見てみるとナットで止まっているので、それぞれ分解して塗装を行おうと思います。

ただ全てを分解しようとするとコネクターから配線を抜かないといけないので、

今回は土台からは切り離さない状態で塗るようにしました。

画像は土台が傷つかない為のマスキングで、本塗り時にはそれぞれしっかり固定し、安定した状態で塗れるようにしようと思います。

濃度については「標準的な濃さで」との事ですので、以前施工した画像を参考にしようと思います。

こちらは当店規定の「標準濃度」でスモーク塗装を施したZ34のバックフォグランプです。

こちらも標準濃度でスモーク塗装を行ったポルシェケイマンS用の社外品LEDテールランプです。

またリフレクターは見た目の濃さをテーランプと合わせるような感じで、塗り方としては薄いスモークになる感じです。底の浅い(薄い)レンズはちょっとのスモークでも黒くなりすぎる傾向にありますから、それを利用して反射板としての機能は残す感じですね。こちらも以前施工した時の画像を紹介します。

こちらはVWのリフレクターレンズで、見た目はかなり黒いですが記事中にも記載している通り薄めのスモークになっています。他の画像では見る角度によってしっかり反射板としての機能が残っているのが判るかと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

SHURE GLXDワイヤレスマイク塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたシュアGLXDワイヤレスマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だったマイクに、

オーナー様の御指定で塗料が飛び散ったような粒子感のあるグラデーションで塗装を施しました。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

パーツ毎の繋がりに違和感が無いようベースコート塗装時(着色)は組付けた状態で、

その後クリアーを塗る時は分解して別々の状態で塗装を行いました。

また塗装面の凸凹を平滑にする為、クリアーの二度打ち(2コート2ベイク)を行っています。

今回ご依頼頂いた粒子感のある粒々の塗装は初の試みでしたが、

事前にテスト塗装を行ったお陰で自然な感じに出来たと思います。

1回目の本塗りが終わった時点ではクリアーの表面が凸凹になっていましたが、完全硬化後に研磨してもう一度クリアーを塗る事でいつもの様にツルツルに仕上がっているかと思います。

  それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ランエボブレンボキャリパー 本塗り

先日プライマーを塗っておいたランサーエボリューション純正のブレンボキャリパー一式です。

まずは膜厚を着けたくない箇所にベースコートの黒を塗布します。

新品ブレンボの黒アルマイトになっているようなイメージですね。

ベースコートの黒が乾いたらマスキングを行います。

少しサイズを大きくしておくとフチの仕上がりが良くなるのですが、反面塗装中の溶剤で糊が侵されて塗っている途中に剥がれ落ちる!という事態が起こるので、最初に一般的なマスキングテープを貼り(黄色い物)、その上にマスキングシート(緑色の物)を重ねて貼っています。キャリパー毎に使うサイズが違うので、それぞれに合う物を作っています。

そしてベースカラーを塗布します。

まずは隠蔽力の高い無機顔料=オキサイドレッドを多く含んだ赤を下色として塗り、

その後本番用の赤=ランエボ純正ブレンボキャリパーの近似色を塗布します。

キャリパーの色は自動車ボディのように塗料メーカーから配合データが配布されていたりはしないので、独自で集めて作った色見本を作成・利用しています。

ベースカラーの赤が終わったらロゴ入れを行います。

ロゴのサイズは元の通りで、フロント80ミリ、リヤ54ミリとしています。位置も元の通りに近づけます。

通常のベースコートは口径0.8mm~1.2mmを使いますが、ロゴ入れの際は0.3mm=0.5mmを使っています。

朝から始めてここまで3~4時間くらいとなるので、

この後は大体昼休憩にします。キャリパー一式の塗装に一日掛けていたら仕事が遅すぎると言う事で普通ならクビになりますが、小物に特化した工場造り(経営方法)にしたお陰で何とか成り立っています。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

本来なら目立つ面=キャリパー正面を天面にした状態で塗るのが望ましいのですが、

内側や裏までしっかり塗りたいのと、

どの道ロゴ入れを行った箇所は段差が出来ているので最後に磨きますから、

吊るしながらクルクル回して塗れるこの方法が気に入っています。

マスキングした箇所は2コート目のクリアーを塗ったら直ぐに剥がしておきます。そのまま放置するとエッジが尖ってバリが出来て仕上がりが悪くなってしまう為ですね。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ランエボブレンボキャリパー 下準備

昨年お預かりしていましたランサーエボリューション純正のブレンボキャリパーですが、オーバーホール作業を御願いしていたブレーキ屋さんから連絡があり、画像のフロントキャリパーの腐食が激しく、ブリーダーバルブのネジ山の掛かりが悪い→使っていてブレーキフルードが漏れる恐れがあるとの事で急遽作業が停止となりました。

その後オーナー様とお打ち合わせを行い、新たにこちらのキャリパーを入手して送って頂きました。お手数を頂きまして誠にありがとう御座いました!

その後無事オーバーホールとサンドブラスト作業を終え戻って来ました。尚、新たに入手して頂いたキャリパーはかなり程度が良かったとの事です。

まずは装着した際に目立つキャリパー正面をシングルアクションサンダーで研磨します。

ランエボのキャリパーは梨地で凸凹しているので、塗りあがった時に平滑で艶が出るように表面を研磨して均します。尚、深い傷や打痕、鋳造時の細かい巣穴が気になる場合はここで「エポキシプライマーサーフェサー塗布→強制乾燥→完全硬化→研磨」といった工程を入れますが(別途要追加費)、そこまで必要無い場合は今回のように素地調整のみで終わらせます。

その後#120→#180のダブルアクションサンダーで素地を均します。シングルアクションは切削力が強いのが特徴ですが、その分深い傷を入れてしまうのでその後素地表面を整える必要があります。

サンダーが当てられない場所は#180→#240の手研ぎで均します。角などのラインもここで整えておきます(カクカクしないように)。

その後はシリコンオフで全体を洗い流すように脱脂処理をし、

エアーブローで埃を飛ばしたらプライマーを塗布します。

ここで塗るプライマーは極薄膜で(むしろ厚塗りをしてしまうと問題が起こります)、深い傷を埋める事は出来ませんから、その場合はエポキシプライマーサフェーサーを塗る訳ですね。

ちなみに以前、レクサスLX600のキャリパー=鋳鉄製で素地が激しく凸凹した物を、ブレンボのように平滑艶々仕上げにするという御依頼がありましたが(業者さんなのでこちらでは紹介していません)、それはもう大変な作業でした。シングルアクションサンダーは大きいのから小さいのまでを駆使し、さらにリューターで細部まで削り、サーフェサーの塗装&研磨と二度塗りで艶々に仕上げました。費用も高額(ブレンボ5セット分くらい)になりましたが、中々他には見ない仕上がりに出来たと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フォレスターメーターバイザー&アイサイトカバー塗装承ってます

先日到着しておりましたスバルフォレスターのメーターバイザーです。

こちらのオーナー様は先日同車内装スイッチカバーとオーナメントパネルをご依頼頂いた方で、今回追加で塗装のご依頼を頂きました。この度もご贔屓頂きありがとうございます!

メーターバイザーは表面にザラザラとした塗装が施されていて、

爪で擦った跡があったので、恐らくオーナー様的に気になってしまったのだと思います。

またこちらは成型時の歪(ヒケ等)などもあり装着されると目立つ箇所(目の前)と言う事もありますから、上塗りとは別に「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理も行います。今回ご依頼頂いた部品は全て「半艶黒」で承っています。

そしてこちらはアイサイトカバーパネルです。車内天井に装着されるルームランプカバーを兼ねたパーツですね。

グレー色のカバーとは別に、こちらの黒いスイッチパネルも「半艶黒」で承っています。艶具合は以前ご依頼頂いたフロントグリルの時と同様、「艶消しクリアー:半艶クリアー=1:1」の比率で行う予定です。

塗装を行う上でこういった可動部は固着や傷などが懸念されますが、こちらは事前にオーナー様に確認しておりますし、また事前に裏側を削って塗膜の分のクリアランスを確保しておく事で極力トラブルを回避するようにしています。

例えば当店でよくご依頼頂いているゼンハイザーSKM5200のワイヤレスマイクですが(主に企業様からの案件なので当ウェブサイトで紹介する事は殆どありませんが)、こちらは内蔵バッテリーを取り外す際に色々な部位が可動する構造になっているので、予めパーツの角や面をカットして可動部がスムースに動くようにしたり塗膜が削られないようにしています。

今回のスイッチもフチのエッジを面取りしておく事でそういったトラブルを防げるようにしておこうと思います。

まずは分解です。

家電製品などは分解事態を想定していないので(買い替えを推奨)こういった作業は難しいですが、自動車部品はその点やり易い構造になっている傾向にあると思います。

絶縁シートを剥がし、各部に印を付けておきます。

ルームランプカバーを取り外しました。

電球や配線などを取り外します。印は勿論、各角度から撮影も行い、さらにバックアップもとっておきます。こちらのブログ等で使った画像はサーバー上に、その他の画像は工場と自宅それぞれに残すようにしています。

裏側のフチにはビリ音防止の為のEPDMシートが貼ってあるので、

同じ厚みの物シートを切り出して塗装後に貼り付けられるようにしておきます。

またその両脇には警告シールが貼ってあり、

こちらは比較的厚みのあるプラスチックシールだったので、

裏側からドライヤーで温めてフチからカッターの刃を差し込み、やさしくピンセットで摘まんで綺麗に剥がせました。粘着面は触れていないのでこのまま再利用しようと思います。

同じく表面に貼ってあった警告シールも綺麗に剥がす事が出来ました。こちらは一般的な薄いビニールシールだったので層間剥離してしまうかと思いましたが、新品部品だったで劣化しておらずそれが良かったのかも知れません。

それぞれ剥離用シートに貼って保管しておきます。

これで全ての付属品を取り外せました。こちらの御依頼は「半艶黒」で、素地はシボ模様がありますがそのまま足付け処理のみで上塗りを行う予定です。

同じくこちらの付属品も足付け処理のみで半艶黒に塗装を予定しています。

それぞれの部品は塗装完了後(半年先くらい)に元に戻せるよう保管しておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!