第27回岡本太郎現代芸術賞展行き②

先日に引き続き、2月17日~4月14日まで開催している川崎市岡本太郎美術館に行ってきた時の紹介となります。

こちらの作品には作者と思われる方も作品の一部となっていました。

これまでのTARO賞でも何度か出展されていた作品が見られ、

中央に塔のような本棚が設置されて「學校」という一つの作品となっていました。

こちらの作品では、世界の名画が逆さまになって飾られています。モンドリアンが逆さまになっているのは何かの皮肉ですかね(笑)。

作品のスペース内にはこちらのキャスター付きの機器が設置されていて、自由に動かす事が出来るようになっています。

そこに設置されている鏡を見ると、各々の名画が正しい向きで観れる!という仕掛けになっています。

企画展は撮影がOKなので、肉眼だけでは無くレンズ越し(実際はスマホのモニター)に映った画を観たりするのも面白かったりします。

こちらは小山氏の「無名」なる作品で、裏側に仕込まれた照明が透過して色の発色も良く、暗闇でも良く映えていました。

遠目からだと顔に見えますが、

近くで見ると色々な文字やイラストが集まっているのが判ります。

さらによく見るとそれぞれの文字やイラストは看板やネオンサインの様に見られ、もしかしてこれは看板で看板が作られている?!のでしょうか。

私的にツボだったのがこちら横岑氏の「ハッピーモンスター」で、

一つ一つを見ると結構おどろおどろしい感じがするのですが、

時々かわいいキャラクターが居たり、

一応は笑っている表情の様で、これらの妙なギャップで妙な胸騒ぎが起こる感じ(笑)が面白かったです。

 

 企画展の部屋を出ると壁に投票用のシートが貼ってあって、色々悩んだのですが、作っている最中の集中力とか時間を考えると寒気がした三角氏の作品に一票を入れておきました。好みとしては池田氏のITエンジニアの社畜みたいな作品が良かったんですけどね(笑)。

その後は再び自転車に乗って多摩川サイクリングロードを走り、途中に見た事が無い建造物があって調べてみると、どうやら世田谷の等々力辺りに新しい橋を作るみたいですね!目黒通りが神奈川県に繫がる計画のようです。

多摩川沿いの道路は少しズレて、トンネルで目黒通りの下を通るような感じでしょうか。周りの家々も撤去が進んでいるようです。

現在の目黒通り終点(環八)から多摩川までの間は道が広いのに車通りが少なく、比較的のどかな感じが好きだったのですが、これが開通すると騒々しくなるのでそれを嫌がる人も居そうですね。

家を8時に出ても昼前には戻って来れたので、その後はいつもの鳥小屋の掃除と猫を愛でてと、充実した休日を過ごしました。ただこの後一か月近くに及ぶ腰痛に悩まされる事になるのですが…。

第27回岡本太郎現代芸術賞展行き

先日の日曜日、毎年この時期恒例の岡本太郎現代芸術賞展(TARO賞)を観に、川崎の生田緑地内にある岡本太郎以美術館に行って来ました!

前回まではバイクで行っていたのですが、ここ最近は首と腕の調子が良くなって来たので自転車で行ってみる事に!

自転車はスタンドが無いので停める所を心配していましたが、木製の手すりがある所はハンドルが掛けられたので問題無く駐輪出来ました。自宅から一時間ちょっとなので丁度良い運動にもなりますね。

開館は9:30で、早い分にはその辺を散策していれば良いと思い、8時に家を出て9時丁度くらいに到着した感じです。

30分前なので当然誰も居ません(笑)。

作品を観る際に苦手なのが周りに人が居る事で、それらの人を邪魔に感じるという事ではなく、逆に自分が他人の邪魔になっているのでは?と思って疲れてしまうので、とにかく人が来る前に見終わりたいんですよね。

という訳で(多分)一番乗りで入場です!(笑)

会場に入って正面に見えるのがこちらの作品で、

ぱっと見は単に顔が並んだ作品に見えるのですが、何周かして見ていると異様さに気が付きます。透き通っている布に刺繍?で顔を表現しているんですよね。

しかも手前の方はラフっぽい感じでディテールがハッキリしていないのでっすが、

レイヤー状に重ねられた布を後ろに移動していくと、徐々に顔がハッキリとしていきます。

最後の方なんて非常に精密で、写真を転写しているんじゃないかと思える程です。

裏側は勝手に赤くなっていると思ったらそうでは無く、これも意味を込めて敢えてそうしているみたいです。

掛けられた時間と労力、やり遂げる為の気力を考えると寒気が止まりません・・・。

さらに入口近くにあったのがこちらの作品で、

カラフルな格子状の棚に、それぞれ小さな何かが入ってます。

どうやらそれぞれカテゴリが別れているらしく、こちらは食べ物シリーズで、

こちらは家具?

レジャーシートとかがかわいいキャラクターになっていました。

驚くべきはそれらの数でもあるのですが、

それぞれの棚には専用のファイルが!(なんか懐かしいですね笑)

それぞれの作品に一つずつ説明書みたいなのが着けられています。子供の頃から何年も作り続けて来たんですかね。

尚、今回の岡本太郎賞はこちらの作品でした。

そして私的に一番面白かったのがこちらの作品です。

タイトルが「Space X」で、イーロンマスクのロケットの事なのか、

またはこちらのエイリアンみたいな事なのかはよく判らないのですが(笑)、とにかく面白かったです。

素材がカラフルな紙で出来ていて、一見するとポップなのですが、

全体のイメージが凄くどす黒い感じがして、そのギャップがとても面白かったです。設営も大変だっただろうなぁ、と(笑)。

そして圧倒的な存在感のこちら!宙に浮いちゃってます(笑)

素材は紙と発泡スチロールから出来ているようで、比較的軽く作られている為かワイヤーで天井から吊るされてます。

自動車FRPパーツの場合、まずスタイロフォームでマスター型を作り、それを元にメス型を作ってそれにファイバーを貼って樹脂で固めてバンパー等を作りますが、この場合どうやっているんでしょう。中が中空では無く、発泡スチロールが詰まっているとかでしょうか。

現代アートの作品は不可解な物が多いですが、使われている素材とか作る工程とかを想像するのが楽しいですね。

他にも画像があるのでまた改めて紹介しようと思います。今回も面白かったなぁ~と。

2024新木場行き

先週の日曜日、新木場にあるCASICAさんに行って来ました。倉庫をリノベーションして、カフェ&雑貨等の販売をしているショップさんです。

オープンは2017年頃なのですが今まで全く気が付かなく、いつもバイクで訪れている夢の島に今回も行こうと思っていたところ、その手前の新木場にこちらのお店がある事を知りました。

元々木材を扱っていた倉庫と言う事もあってか天井がとても高く、

中は非常にお洒落な内装と調度品が揃えられています。無用に物を置かず通路が広く取られているのが良いですね。

ランチは先に席を確保してからカウンターで注文をするスタイルで、今回お昼時だったのでほぼ全ての席が埋まっていましたが、広いテーブルは相席が出来るので、お願いして無事座る事が出来ました。

頼んだのはつみれ系の日替わり定食で、どれも非常にやさしい味というのが特徴でした。昔は揚げ物&肉でボリュームがありコッテリした物が好きでしたが、最近は魚と野菜を好んで食べるようにしています。

その後はCASICAさんの向かいにある木のお店、もくもくさんへ!(実はこちらがメインです)。

木材屋さんというとちょっと敷居が高くて(そしてお値段も高くて)、直接お店に行く事は殆ど無いのですが、こちらは小物を多く扱っていてしかもお値段も非常に良心的です。ホームセンターとかハンズとか行くより絶対こちらの方が種類が豊富で楽しいです。入った瞬間ヤバイヤバイ!を心の中で連発していました(笑)

初めて行く図書館やユザワヤに来たような感覚で、終始興奮が収まりません(笑)。

と言う訳で、普通のお店では見かけないような薄さのウォルナット材を入手しました!厚さは2ミリと3ミリで、いつも作っている色見本キーホルダーの素材にする物です。普段ネットで買っている金額の半額以下で買えてしまいました。

その後は木場公園の隣にあるコーヒーショップ、Allpress Espresso Tokyo Roastery & Cafeへ!

店内はガラス張りで、奥の作業スペースにある大きな焙煎機が見えるのが特徴です。スターバックスのリザーブロースタリーみたいな感じでしょうか(あちらも行ってみたいのですがとても混んでそうなので近寄れません…)。

頂いたのはドリップコーヒーで、このまま歩いて木場公園に行きました。店内と外にちょっとした座るスペースがあるのですが距離が近いので基本的にはテイクアウトで頂く感じですかね。公園から近く天気が良いからかとても賑わっていました。

そして木場公園の隣にある、東京都現代美術館に!

少し前に館内改装の為数年間休館していて、数年前あたりから再開されていたようです。以前はよく来ていましたが、その後自転車乗らなくなってしまってからすっかり足が遠のいていました。

よく行っている川崎の岡本太郎美術館も好きですが、やはりと言うか床面積が大きいので空間全体の見せ方が違います。豪華というか贅沢というか、周りの大理石の壁と床が素晴らしいので正直ここは何を置いてもかっこいい!と感じてしまいます。

館内は撮影可能な作品とそうでない物が別れています。

こちらは確か前にも見た事のある作品で、表現の意味自体はよくわからないのですが、これを作り上げるまでの気力と展示する労力(裏方的な作業)とかを考えるのが面白いですかね(他人事だとしても大変そうで気持ちが辛くなります…)。

そして翌日、この日は月曜日ですが建国記念日で祭日となります。私はいつも通り普通に仕事に行くのですが、工場近くの大森駅に献血バスがやってくると言う事なので、

前日にアプリで予約登録して、朝一に寄って行きました。

普段は自宅か工場近くの区役所で会場が設けられる時に行っていたのですが、日赤からのメールで「O型とA型が足りません!」と何度か催促が来たので、タイミングがまあまあ良かったこの時に行っておこうと思った次第です。バスの中で献血するのは18代の頃、免許が合格して鮫洲試験場から出たその時以来ですね。今まで行っていた役所の会場に比べ中が狭くてビックリしました・・・。

本当なら献血ルームに行った方が色々充実してそうなのですが(フリードリンクとか漫画読み放題とか)、基本的に週に一回しか休みが無いのでそれを潰してまで予定を立てるのは厳しいので、今回みたいに近所に来てくれるのは有難い限りです。

被災地へのボランティア活動とかは行かないので、せめてその負い目を多少でも減らせるという点で献血は良い手段の一つだと思ってます。

セロー250 ジェネレーター交換

少し前にヤマハトリッカーのレギュレーターとジェネレーターを交換していたのですが、

どうやらセロー(DG17)の方も同じような症状で、ツーリングから帰って来てから比較的早い段階(一か月くらい)でバッテリーが上がってしまう!という事態が続きました。

なのでとりあえずバッテリーを買ったのですが、前回のトリッカーの件もあったので不安になり、一応バッテリーを外した際に発電される電圧を測ってみると、やはりというかアクセルを開けても12V程しか出ていません!

まあこちらのセローはもう3万キロ走っているので、寿命と言えば寿命だったのかも知れませんね。なので今回もジェネレーターの交換をする事にします。

ちなみにバッテリーはトリッカーの時と同様、Webikeさんでデイトナのを買いました。

DAYTONA デイトナ:ハイパフォーマンスバッテリー 液入り充電済 【DYTZ7S】・・・¥4,969-

と言う訳でジャジャーンと!今回は国産?の社外品、ATopさんのジェネレーターを購入しました。

と言うのも前回利用したBRUCE&SHARKで同製品が値上がりしていて、現時点で79.09カナダドル=日本円に換算して¥8,676、以前購入した時から3千円程度高くなっていました。と言う事もあって、今回は安心の日本メーカー製を選んでみた次第です(しかし後に後悔する事に…)。

ちなみに前回はモノタロウのヤマハ純正品でも¥15,900で買えたのですが、その後調べてみたら取り扱いを中止していて、改めて別のページで

ステータアセンブリ 5XT-81410-00

として¥19,900で販売されていました。やはりというか最近は短期間での値上げが半端無いですね。

と言う訳でまずはオイルを抜きます。前回交換してから一回?しか走っていないからか、比較的透明なオイルが出てきました。ちょっと勿体なかったかなぁ・・・と。

ジャッキでリフトアップします。余り使わないかと思っていましたが、買っておいて良かったと思う工具の一つですね。

セローとトリッカーはこの辺の構造が一緒なので、一度やっておけばもう一台の方で何かあっても直ぐに対応出来るのが良い所です。中のコイルや金具を止めているネジが異様に固いので一般的なL型六角レンチだと外し難く、なのでソケットタイプを使うのがお勧めです。

ガスケットはモノタロウで、仕事の物と一緒に購入しておきました。¥3,500以上なら送料無料なので、こういう時用にガムテープ等の消耗品を購入しています。

と言う訳で取り外しが完了です。手前が新品、奥が元々着いていた物ですね。ぶっちゃけ見てもどこが悪いのか全然判らないです。

と言う訳で新しいコイルを着けようと思ったら、どうも配線の長さが違う!

配線自体はATopさんの物が10センチ程長く、それ自体は問題無いのですが、配線に嵌っているオイル止めのゴムとゴムの隙間が全然違います。

なのでその間の保護被膜(黒いカバー)をカットし、配線が通るゴムの穴の中にオイルを入れて滑りを良くして動かし、位置を変更します。どうもセロー専用という訳では無く、汎用品としている感じですかね。

先ほどの箇所はゴムを動かせば問題無かったのですが、コイル側の方では逆に保護用の被膜(黒いカバー)が足りなく、固定するステーと配線が直接当ってしまう事に!

なのでコイル側根本の固定部分を緩めて被膜を引きずり出して位置をズラすという、結構面倒な作業をする必要がありました。これなら多少値上がりしていてもBRUCE&SHARKで買った方が良かったですね・・・。

ガスケットが着いていた面を綺麗にし、新しいコイルを取り付けたら元の通りに取りつけます。

ちなみに最後にこちらのギアを入れようとしたところ奥まで入らず、

どうやら中のギアーを逆に入れてしまっていたようで、再度クランクカバーを外してやり直す事に・・・。

あと元々着いていたコイルのオイル止めのゴムを見たところ、どうやらシーラー(液体ガスケット)が塗られていたようです。トリッカーの時には気付かなかったのですが、やっておいた方が良かったのかな…(まあ自分のなので洩れたら考えます)。

と言う訳で最後にエンジンを掛けて電圧を測ってみると、無事14ボルトを超えてくれました!

と言う訳でその翌週、とりあえずはテスト走行という感じで近場の第三京浜に乗り、都築パーキングエリアに行って来ました。

普段の生活でスターバックスに行く事は殆どないのですが(席を取るのも苦労しそうなイメージなので…)、ここはいつも空いているのでお気に入りです。

店内は3割程、屋外はガラガラという状況です。ただPA内に人が居ないかと言うとそうでは無く、多分テイクアウトして自分の車の方に持っていって、そこで知り合いと話したりミーティングに参加しながら楽しんでいるのだと思います。

そういえば先日、ツイッター(X)で旧車がエンストしてレッカーされた記事を見かけていて、自分のバイクでそうなった場合はどうなるんだったっけ・・・と調べてみると、

100キロまでなら無料で運んでくれるそうです。あと全く知らなかったのですが、その際の宿泊費や帰りの交通費、レンタカー代まで出してくれるみたいです!無いに越した事はないですが、万が一の時はちゃんと領収書とっておかないとですね。

チューリッヒのスーパーバイク保険(任意保険) (zurich.co.jp)

よくツーリングに行く千葉のほぼ最南端から工場までの距離を調べてみると、何とか100キロ圏内に入るので一安心です。バッテリーが上がったくらいなら問題無いですが、ガスケット不良とかで結構な量のオイルが漏れたりしたら任せた方が無難ですかね。そういえば昔、クラッチレバーが折れても無理やり乗って帰って来たなぁ、と(信号待ちからセルで発車するのがちょっと格好悪いですが、走り出したらクラッチ切らなくてもギアー変えれない事はないですよね)。