メールの返信障害につきまして

頂いているメールに返信しようと思ったところ全く出来なく、調べてみたら今日は昼前からサーバーで障害が出ていた模様です。


2024/10/08  15:09
メール送信に関する障害について

平素はヘテムルをご利用いただきまして誠にありがとうございます。

本日、以下の時間帯でメールが送信できない場合がある障害が発生しております。

■ 障害の発生時間
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
2024年10月8日 10:46 から 継続中

お客様にはご不便をおかけいたしまして誠に申し訳ございませんが、
対応を行っておりますので復旧まで今しばらくお待ちください。


途中何通かには送信が出来たのですが、夕方以降殆ど繋がらない状況となっております。申し訳御座いません。

明日改めて試みてみますので、今しばらくお待ち頂けますようお願い申し上げます。

トヨタMR2ヘッドカバー&タイミングベルトカバー塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたトヨタMR2 SW20のエンジンヘッドカバーとタイミングベルトカバーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な感じだった物に、

アウディのクワンタムグレーの様な色で結晶塗装を施しました。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

タイミングベルトカバーは樹脂製なので熱を入れる段階で変形するリスクがあった為、

予備用としてもう一つ新品部品を用意して頂きましたが、幸いにして無事結晶塗装で仕上げられました。

ヘッドカバーは腐食が多く出ていたので、

リン酸処理をする前にサンドブラスト処理(軽め)も行っておきました。

プラグホール内側は結晶塗装にせず、プライマー塗装後にベースコートの黒で薄膜に仕上げています。

近くで観るとザラザラとした目では無くウネウネとした模様になっているのが判ります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

トヨタエンブレム&ドアミラーウィンカー本塗り

先日下準備を行っておいたトヨタクラウンアスリート210用のドアミラーウィンカーと同社純正エンブレムです。

ドアミラーウィンカーはそのままスモークでは無く、一旦アンバー=オレンジキャンディー塗装を行ってからとします。

当店ではメッキ素地の上に直接上塗りを行う塗装(ブラックメッキ風塗装等)には対応していませんが、今回のようにアクリル樹脂で封入されたような構造になっている物であれば透過性塗装が可能です。見た目は違いますが素材自体は同じもの(PMMA=アクリル樹脂)なので、この場合テールランプを塗るのと同じ事ですからね。

よく脱脂清掃し、プラスチックプライマーを塗ったら本塗り開始です。

まずはドアミラーウィンカーをアンバーにします。

丁度良い色味としてはイエローキャンディーを5に対してオレンジキャンディーを1の割合にしているので、最初の1~2コートでは上の画像のように黄色にしか見えません。

それを塗り重ねていく内に赤味が出てきて丁度良いアンバーになります。

そして今回はこちらにスモーク塗装も承っていますので、以前ご依頼頂いた同車テールランプのスモーク塗装を確認しつつ、濃度を調整しています。

今回は「標準濃度」 でご指定頂いていますので、前回ご依頼頂いたテールランプの「標準濃度より少し薄め」より濃くなるように調整しています。

オレンジ感もしっかり残りました。ここまでがベースコートですね。」

エンブレムは「夜間だと真っ黒に、日中の光が当たった時だけ認識できる程度」とご指定頂いておりますので、そのニュアンスに沿って濃度を調整しました。

今回一緒に塗っているレクサスのエンブレムは薄いスモークですが、コート数自体はどちらも同じ4コート程となっています。薄いスモークだとむしろムラやダマが目立つので、やはり塗料中の含有量を減らしてコート数を増やす事で対応しています。う一度これらが出てしまうと真っ黒にして誤魔化すしかなくなりますから、とにかく毎コート神経を使います。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ちなみに現場で使っているカメラはNIKONのD40というカメラで、中古市場で5千円程度で買える比較的安い一眼レフです。

レンズは手振れ補正付きのズームレンズ(18-105mm)を使っています。単焦点レンズの方が格好良く綺麗に撮れるのですが、現場作業で毎回レンズを交換とかはしていられないので使い勝手を優先しています。

多分普通の人だと使い勝手が悪いカメラなのですが、私の場合露出とシャッタースピードをマニュアル操作で行うので余計な機能は必要なく、壊れても気楽に買い直せる程度の物が重宝しています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フォレスターテールランプ 本塗り

先日下準備を行っておいたSKフォレスター STI SPORTの純正テールランプです。

レンズ系の透過性塗装は異物が入るとそのまま残って見え続けてしまう為、通常の塗装=下地を隠蔽してしまう塗色に比べてどうしても気を遣います。

なので前日までにブース内の壁と床、塗装台と棚板を高圧洗浄機で埃を洗い流すようにして清掃を行っています。これを1個(1セット)だけで行うと採算が合いませんが、タイミングを合わせて何セットかを纏めて塗る事で費用を抑えるようにしています。

最終脱脂処理を行ったらエアーブローで埃を飛ばし、プラスチックプライマーを塗って本塗り開始です。

スモークの濃さはこの時のヴェルファイアのテールランプの画像を参考に、

またまたこの時の画像だと「若干薄すぎるかな」というニュアンスで承っていますので、それぞれの濃さを確認しながら微調整を行っています。透過性塗装(スモーク)は内部反射板やレンズ自体の構造によって見え方が変わるので捉え方が難しいのです。

赤いレンズ部がこれ以上黒くなると次の段階(「薄め」)になってしまうという所でスモーク完了です。ここまでがベースコートですね。

そして最後にトップコート=クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ベースコートは5コート、トップコートは2コート、合計7コートをおよそ6時間くらい掛けて行っています。殆どがコート間の乾燥時間=フラッシュオフタイムで、これが一個(1セット)でも大体同じくらいの時間が掛かってしまいますから、ある程度の量を纏めてグルグル回しながら作業をするようにしています。

オーナー様的にはクリアーレンズをもう少し黒くされたいと思っていたようですが、暗くなり過ぎて弊害が出るのはマズイので、ノーマルより多少落ち着くこれくらいで丁度良かったのでは、と思う次第です。

ちなみにこちらのオーナー様からは色見本キーホルダーの制作も承っているのですが、そちらは先にご依頼を頂いたスバルエンブレムの塗装に間に合わなかったので、別の作業時に一緒に塗るようにしています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スバル WRX STIテールランプ 本塗り

先日下準備を行っておいたスバル WRX STIの純正テールランプです。

そのまま棚板に置くと倒れてレンズのフチが接触してしまうので、養生した紙の上にマスキングテープやガムテープの芯などを固定して角度を調整しています。エアーブローの際にはこの辺も含めしっかり埃を飛ばしておきます。

よく脱脂した後にプラスチックプライマーを塗布し、ベースコート=スモーク塗装を行います。

スモークの濃さはこの時の画像を参考にしながら調整しています。ベースコートは4~5コート程を塗り重ねています。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

大分涼しくなってきたので本塗りもし易くなりました。

ハードナー(硬化剤)やシンナーは気温(ブース内雰囲気温度)によって変える事で対応は出来ますが、やはり40℃の環境で塗るより30℃以下の方が断然塗り易いです。私的な理想としては15℃くらいでしょうか。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!