KATOクレーンミニカー アーム部本塗り

 先日ホイールを赤に塗装していたKATO社製の1/50クレーンミニカーSR-250Riです。

続いてアーム部の本塗りを行いました。

 色は予めオーナー様にニットコウ(日本塗料工業会)の見本帳から選んで頂いておりまして、ただそれの近似色は見つからなかったので、新たに一から作る事にしました。

 少し濁った緑色なので、使った原色は白・黒・グリーン(黄味)・オーカー・イエロー(ブラウン)の5色です。

 選んでいただいた色はG45-40Pで、それに似せて色を作成しました。

ただ単に色を作るだけだと後で同じ色は作れませんので、

 使用した塗料の比率を全てデータ化しておきます。

今回塗るのはこちらのアームと、

 それの付属品4点となります。他にも塗るのはまだまだありますが、今回はデカール作業が多いので数を抑えています。

目立つパーティングライン(つなぎ目)は研磨して均しておきました。

プラスチック素地が露出した箇所にはプライマーを塗っておきます。

そしてベースコートの塗装が完了です。

 よく乾燥させたら工場二階に移動してデカールを貼りつけます。

ロゴのサイズが大き過ぎて上下の幅が足りなかったので少し小さくしました。横幅40mm→38mmに、35mm→33mmにしています。

 水に木工用ボンドを溶かし、デカール用接着剤(マークセッター)を使ってデカールを貼りつけます。

この後40℃20分程の熱を掛けて乾燥させます。

 再びブースに戻し、

 クリアーを塗って本塗り完了です。

 クリアーがボテっとならないようシンナーの希釈率をいつもの倍(15%→30%)にし、スプレーガンは口径0.5mmのエアーブラシを使って塗りました。

チヂレ等のトラブルも無く、順調に行けそうです。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

cannondaleカーボンフォーク 下準備

 先日旧塗膜の剥離を行ってサフェを塗っておいたキャノンデールのカーボン製フォークです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、再び重さを量ってみました。

 旧塗膜を剥離した後が「272.4g」で、この時点での重さは「289.9g」ですから、今回塗ったサフェの重さが17.5gとなります。

 その後全体を研磨します。最初は固い当て板を使い、その後スポンジパッド、最後は手研ぎでラインとペーパー目を均します。

 一応サフェ研ぎ後の重さも量っておきました。

本塗りを行う前のこの時点で「283.7g」となります。研いで残った分のサフェの重さが11.3gと言う訳ですね(研いで無くなった分が6.2gです)。

最初の状態が「301.6g」で、これから行う上塗りではそれほど重さはありませんから(サフェは比重が重いのです)、作業前よりは軽く出来そうです。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ポルシェ987 テールランプ塗装承ってます

 先日到着しておりました、ポルシェ987ボクスターの純正テールランプです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼はスモーク塗装のべた塗りで、濃度は「極薄めと薄めの中間」で承っています。

形は違いますが、濃度の参考になる画像を紹介させていただきますね。

この画像だと結構黒く見えますが、他に紹介している画像では比較的明るいスモークなのが判るかと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

TOYOTA 2TG Engine Cover “wrinkle finish paint”

トヨタセリカ1600GTVのエンジンヘッドカバーです。

 元々黒に塗られていたようですが、経年で塗膜が剥がれて殆ど残っていません。

 アルミ素地の表面には腐食も発生しています。

 溶剤槽への浸け置きで旧塗膜を剥離し、ブラストボックスに入れ、

 サンドブラストを行います。

 その後リン酸処理→洗浄を行い、よく乾燥させます。

 プライマーを塗り、

しっかりと膜厚を付けつつ、全体に均一になるようにスプレーをします。

 その後140℃程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、凸部を研磨して光らせたら完成です。

ランエボ純正ブレンボキャリパー塗装承ってます

 先日到着しておりましたランサーエボリューション純正のブレンボキャリパー2個(フロントのみ)です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 状態はいつものように色が褪色し、クリアー層が浮いて来ています。ポリカーボネート製のラジコンボディを彷彿させます(私はアタックバギーだったのでそういうボディではありませんでしたが)。

 もう一個の方はまだ程度が良さそうに見えますが、やはりクリアーが剥がれてこようとしています。新品時に使われている塗料は恐らくメラミン系樹脂塗料(焼き付け型塗料)だと思いますが、塗料自体の密着性が良いという性質から、足付け処理無しで塗り重ねているケースが殆どなので、経年で層間剝離が起きたりします。まあこれはコスト上の制約があるのである意味仕方ないところもあるかと思います(家電などは特にそんな事にコストは掛けていられないと思いますので)。

色はランエボキャリパー近似色で、ロゴも同じように横幅80mmのbremboを白の塗装で入れます。サンドブラスト等の下地処理はいつものブレーキ屋さんにお願いする予定です。

以前施工した同色のキャリパーの画像があるのでそちらを紹介しますね。

こちらも先ほどの色で塗装したキャリパーで、その他の画像はこちらのページからご覧いただけます。宜しければご参照くださいませ。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!