CORSAIR PCケース アルミ枠下塗り

corsair6CORSAIRの巨大なパソコンケースのリヤ周りの部品です。実作業も始まっておりますのでどうぞご安心下さいませ。

corsair13枠の部品は黒とグリーンの2トーンカラーとなりますので、まずはグリーンを単色に塗って下地を作ります。

corsair57 構造としては、スチール製のパネルがアルミの枠にピッタリ嵌るようになっているのですが、どうもこれがきつ過ぎてこのまま塗るのは危険な感じがします。

corsair58 枠とスチールパネルが接触する部分はベルトサンダーで削ってそのまま塗装(!)と言う中々男前な仕上げで、このままだと艶々に塗った黒のパネルを嵌める時に凄い傷が出来てしまいそうなので先に削っておく事にしました。

corsair59 ダブルアクションサンダー#120で均し、

corsair60 元々塗装が欠けていた出っ張り部分は塗装を削り落とし、さらにスチールパネルの方もヤスリで穴を広げて塗膜分のクリアランスを確保しておきました。

corsair62その後全体を#320で研磨し、多少なりザラザラの塗装を平滑にしておきます。

corsair61 よく脱脂清掃をし、

corsair63 アルミ素地が露出した部分に

corsair64 プライマーを塗っておきます。

corsair65 同じく表側にもプライマーを塗布しておきます。

corsair66 さらにひっくり返して、裏側にベースコートの黒を塗り、

corsair67 さらにひっくり返して今度は表側にグリーンを塗ります。

corsair54グリーン色はPANTONE色見本帳の「332」を基にSTANDOXのベースコートで作成しています。

corsair68そして最後にクリアーを塗って下塗りが完了です。

元々塗ってあった塗装はザラザラとした塗装で、そのまま塗っても当然艶が引けたような仕上がりになってしまうのですが、一旦ここでクリアーを塗っておく事でそれを下地とし、この後熱を掛けて硬化させた後にもう一度全体を研磨(足付け処理)、グリーンに残す部分をマスキングしてベースコートの黒を塗装、さらにもう一度クリアーを塗って艶々の仕上りにします。

本来であれば「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地作業を行う所なのですが、今回は二色をそれぞれ二回に別けて塗る事でこの作業を簡略化させています。

今回のPCケースは塗装する部品(と被塗面)がかなり多いので一度での本塗り(と下塗り)は難しく、こうやって何度かに分けて作業していこうと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!