先日サンドブラスト作業を終え、プライマーを塗っておいたモデルガンのパーツです。
グリップ部分は樹脂の上に木目を水圧転写し、つや消しクリアーで仕上げられた物と見受けられた為、平面は#800で軽く足付け処理をし、窪み部分はナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行っています。画像は本塗り前のシリコンオフとナイロンブラシで脱脂をしているところです。
今回はクリアーを塗らない【激安コース】の為、台の上に置いて反面ずつ塗る方法で行います。
こちらの二点はネジが打ち込まれている物とネジ穴がある為、それぞれ棒に固定した状態で全体を塗ります。
ベースコートに数%程硬化剤を入れ、3コート程塗って本塗り完了です。
尚、こちらの部品については、打ち込まれたボルトの頭を「半艶黒」で承っておりますので、この後熱を入れて硬化させた後、改めてマスキングを施して丸い頭の部分だけを塗装します。
こちらの部品はナットの為、ネジに挿した状態で一度の塗装で完了しました。
片面を塗装して十分に乾燥させた後、裏返してもう反面を塗るという方法です。硬化剤は入れていますが少量の為、扱いとしては「指触乾燥の遅いベースコート」と言う感じです。
グリップ部については裏側を塗らないので、丸めたガムテープを貼って段ボールに固定し、
同じくベースコートを3コート程塗って本塗り完了です。同じつや消しでもつや消しクリアーを塗った場合に比べて耐久性は劣りますが、室内保管で飾るような物であればかなりコストを落とせますので、お勧めな仕様でもあります(ただし艶消しに限ります)。
それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!