馬の置物 塗装承ってます

horse先日はわざわざ御足労を頂き有難う御座いました。またこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

こちらの御依頼品はスチール製の馬の置物で、製品の価値は良く判りませんがオーナー様にとっては大事な物との事で今回塗装を承りました。中々珍しい御依頼で、詳細については控えさせて頂きますが理由を伺ってなるほど、と納得です。ピカピカにしたいと思います。

horse1結構古い物らしく全体的に錆びが出ています。一体物の鋳物かと思いきや左右で分割した物を溶接で繋ぎ合わせているようです。

horse2形が複雑だったり奥まった箇所は継ぎ目は溶接されておらずパテのような物で埋められていましたがそれも錆びで剥がれてしまっています。まあこの時代に良い材料は無かったでしょうから仕方ないですよね。

作業方法としては全体的にサンドブラストで塗膜と錆びを払拭し、継ぎ目はエポキシ接着材で充填、そして既存色に近いブラウンの艶ありで仕上げます。現状は部分的に黒でシャドー(影っぽくする効果)が施されていますが、御依頼内容としては単色ベタ塗り艶々仕上げで構わないとの事ですので全体をブラウン単色で統一します。完成するイメージとしては金属と言うよりも釉薬タップリの陶器っぽい感じでしょうか。私的には薄くて淡い水色の青磁が好きなんですけどね(本件とは全く関係ありません)。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!