スターバックステンレスボトル×3 クリアー塗装承ってます

 先日到着しておりましたスターバックスのステンレスボトル3本です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 現状はピンクのパールに塗装された新品状態で、今回はこれにトップコートクリアーのみの塗装を承りました。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 こちらの色のステンレスボトルはオーナー様のお気に入りとの事で、今回は9本ある新品(!)の内から程度の良い3本を選んで頂きました。

 塗られているクリアーの肌は余り良く無く、また見るからに薄い感じがするので、今回のクリアー塗装で強度の増加を図ろうという作戦です。

余り強く足付け処理をするとクリアー層を破ってしまう恐れがあり、また「STARBUCKS」の白いロゴは最後にプリントされているので擦ると削れてしまいますから、その辺りを注意して作業を行うようにします。

同じ様な事例については施工例の記事でも紹介していますので、宜しければそちらもご参照くださいませ。

STARBUCKS Tumblers

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

イヤホンプレート塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていた64 AUDIO Fourte Noirのイヤホン塗装、完成となります。オーナー様のご希望により、本日既に発送させていただきました。

最初の状態も紹介しますね。

 元々は銅製のプレートに薬品か何かを使って緑青の意匠をつけ、それにロゴをプリントしてクリアーが塗られていました。

小さい物なので分解した状態で塗らないと難しいところもあり、オーナー様にメーカー(販売店)に取り外し可能かを調べて頂いたのですが、対応は出来ないという事で今回はマスキングにて行う事となりました。

色についてはブルー系のキャンディーカラーで、今回はオーナー様が予め実際の塗色を見られたいとの事で事前に調色作業を行い、画像の色板(テストピース)を作成して発送しました。尚、調色作業・色板の作成は別途有料にて対応しております。

 またプリントしてあった文字の段差が、元々塗られているクリアーに対してかなり厚みがあった為、このままは塗らず(削らず)、一旦クリアーを下塗りとして塗ることにしました。

今回のイヤホンは、形状的に普通にマスキングをしようとしても上手く貼れない為、予め型を作り、レーザーでカットしたマスキングシートを使って対応しました(経験のある方なら判ると思いますが、通常のカッティングプロッターでこの細かさを正確にカットする事は出来ません)。

キャンディーカラーの塗色は「ブルー:グリーン =4:1」のブルーグリーンとしています。

下色に黒を塗り、その上にSTANDOXの原色では一番粗いメタリック(MIX598)を重ね、明るさを抑えつつギラツキ感を強調させています。

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

奥にある色板は車型と平板どちらも同じ色で、 正面だと明るい青緑となりますが、透かしでは黒さが表現されているのが判ると思います。

 フラッシュを使った撮影もしてみました。

どの画像もサイズの縮小以外は未加工となります。

こちらはスポットライト下で撮影した画像です。オーナー様に頂いた参考画像のギラツキに近い感じに出来ているかと思います。

それでは到着まで今しばらくお待ちくださいませ。この度も当店をご贔屓頂きまして誠に有難う御座いました!

イヤホンプレート 本塗り

 先日クリアーの下塗りをしておいた64 AUDIO Fourte Noirのイヤホンです。

周りが傷つかないようマスキングテープを貼り、ロゴ部分の段差を削って平滑にします。

3ミリ厚のアクリル板を当て板にし、#600で平滑に研ぎます。

 その後コシのある#800相当の研磨剤(トレカット イエロー)で全体を研ぎつけ、同じく#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)でペーパー目を均します。

 マスキングを剥がし、よく脱脂清掃して、再び貼りなおします。

 マスキング完了です。

 最終脱脂処理をし、エアーブローをして埃を飛ばしたら本塗り開始です。

 今回は事前に色板を作成していてオーナー様に確認を頂いておりますので(別途有料)、本塗りではその時に一緒に作ったこちらの色見本を参考にして行います。

 まずは下色としてベースコートの黒を塗ります。

 続けて粗めのメタリック原色、MIX598を塗布します。

 さらに続けて透過性の青緑(キャンディーブルーグリーン)を塗布します。ブルー:グリーン=4:1の割合で、ベースコート用の樹脂(MIX599)で10倍くらいに薄めた物となります。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 画像だと色が薄く見えていますが、実際には事前に作成した色板の通り深みのある青緑になっていますのでご安心くださいませ。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせていただきます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

イヤホン クリアー下塗り

 先日下準備を終えていた64 AUDIO Fourte Noirのイヤホンです。この後の研ぎの為、レーザーでカットしたマスキングシート(マスキングテープ)を貼ってあります。

 いざ表面を研いでみようとすると、プレートにプリントされたロゴが予想以上に厚く、平滑に研ごうとするとそれが露出してしまう恐れがあったので、一旦クリアーを塗って全体の嵩上げをする事にしました。下地が露出するとチヂレやエッジマッピング等のトラブルが起きてしまう為、それの予防ですね。

 表面を#800で足付け処理します。

またペーパーが当たったマスキングテープは微妙にズレたり繊維が毛羽だってしまう為、一旦剥がして貼りなおします。

 毎回をカッターを使ってマスキングシートを手作業で切る場合、被塗物(イヤホン)に傷が付いてしまう恐れがありますが、今回のように機械でカットしていればそのリスクが取り除けます。

 フチのマスキングテープはクリアー塗装後すぐに剥がせるように最後に葉ってあります。

 ちなみに実際に作業して判ったのですが、画像左側「64」の方はプレートが本体より低く、右の「tia」のプレートは本体より高くなっています(ただかなり微妙なので誰も気付かないと思いますが・・・)。

 よく脱脂し、エアーブローをしてマスキングテープにゴミ(繊維)が噛んでいないかを確認します(止まった状態だと判り難いのですが、エアーブローをするとヒラヒラ動いて見つけやすくなります)。

エアーブローだけだと飛んでくれない埃もあるので、タッククロス(不織布に粘着剤が付いた専用のウェス)も併用します。

 そしてクリアーを塗って下塗り完了です。フチに貼ってあった最終マスキングテープは二回目のクリアー塗布直後に剥がしています。

まだプリントの段差は残っていますが、この後研ぎを行って下地を出さずに平滑に出来ると思います。まずはいつものように60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

イヤホンプレート 下準備

先日お預かりしておりました64 AUDIO Fourte Noirのイヤホンです。

その後色板を作成し、オーナー様に送ってその中から色を選んでいただいておりました。

今回採用する色は上の画像の右下の「黒を下色にしたキャンディーカラーの青緑」となります。青緑はハウスオブカラーのオリエンタルブルー(KK-04)とオーガーニックグリーン(KK-09)を4:1の割合で混ぜています。

プレートは取り外しが難しい(と言うか非常に高価な物なので破損した場合のリスクが高すぎる)為、周りをマスキングして対応しますが、普通にマスキングテープを貼っても綺麗には出来そうも無い為、予めマスク型(マスキングシート)を作る事にします。ちなみに画像だとプレートの方が高くなっているように見えますが、実際にはプレートの方が周りよりも低いです(なので難易度が高くなっています)。

 まずはマスキングテープを貼ってボールペンで溝をなぞります。

 それをスキャナーで読み込んで、PCで輪郭線を作成します。

 出来上がったデータを別のPCで読み込み、

 レーザー加工機でカットします。

その後、カットしては貼ってデータを修正してを何十回と繰り返していきます。

プレートの周りのマスキングをする部分は傾斜がついていて、そのままマスキングテープを貼ろうとするとズレてしまいますから、マスキングシートの幅を1ミリにしてそれを防ぎます。これを通常のカッティングプロッターでやろうとすると精度が出ないので、今回は非接触でカットが出来るレーザーを使っています。

 こんな感じで足付け処理の準備が完了です(本塗り時にはまた貼りなおします)。

 元々のこれは銅のプレートに薬品を使ってこの柄を表現しているようで、よく見ると段差が結構ありますから、まずはこれをペーパーで研いで平滑にします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!