イヤホンプレート 本塗り

 先日クリアーの下塗りをしておいた64 AUDIO Fourte Noirのイヤホンです。

周りが傷つかないようマスキングテープを貼り、ロゴ部分の段差を削って平滑にします。

3ミリ厚のアクリル板を当て板にし、#600で平滑に研ぎます。

 その後コシのある#800相当の研磨剤(トレカット イエロー)で全体を研ぎつけ、同じく#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)でペーパー目を均します。

 マスキングを剥がし、よく脱脂清掃して、再び貼りなおします。

 マスキング完了です。

 最終脱脂処理をし、エアーブローをして埃を飛ばしたら本塗り開始です。

 今回は事前に色板を作成していてオーナー様に確認を頂いておりますので(別途有料)、本塗りではその時に一緒に作ったこちらの色見本を参考にして行います。

 まずは下色としてベースコートの黒を塗ります。

 続けて粗めのメタリック原色、MIX598を塗布します。

 さらに続けて透過性の青緑(キャンディーブルーグリーン)を塗布します。ブルー:グリーン=4:1の割合で、ベースコート用の樹脂(MIX599)で10倍くらいに薄めた物となります。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 画像だと色が薄く見えていますが、実際には事前に作成した色板の通り深みのある青緑になっていますのでご安心くださいませ。

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせていただきます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

イヤホン クリアー下塗り

 先日下準備を終えていた64 AUDIO Fourte Noirのイヤホンです。この後の研ぎの為、レーザーでカットしたマスキングシート(マスキングテープ)を貼ってあります。

 いざ表面を研いでみようとすると、プレートにプリントされたロゴが予想以上に厚く、平滑に研ごうとするとそれが露出してしまう恐れがあったので、一旦クリアーを塗って全体の嵩上げをする事にしました。下地が露出するとチヂレやエッジマッピング等のトラブルが起きてしまう為、それの予防ですね。

 表面を#800で足付け処理します。

またペーパーが当たったマスキングテープは微妙にズレたり繊維が毛羽だってしまう為、一旦剥がして貼りなおします。

 毎回をカッターを使ってマスキングシートを手作業で切る場合、被塗物(イヤホン)に傷が付いてしまう恐れがありますが、今回のように機械でカットしていればそのリスクが取り除けます。

 フチのマスキングテープはクリアー塗装後すぐに剥がせるように最後に葉ってあります。

 ちなみに実際に作業して判ったのですが、画像左側「64」の方はプレートが本体より低く、右の「tia」のプレートは本体より高くなっています(ただかなり微妙なので誰も気付かないと思いますが・・・)。

 よく脱脂し、エアーブローをしてマスキングテープにゴミ(繊維)が噛んでいないかを確認します(止まった状態だと判り難いのですが、エアーブローをするとヒラヒラ動いて見つけやすくなります)。

エアーブローだけだと飛んでくれない埃もあるので、タッククロス(不織布に粘着剤が付いた専用のウェス)も併用します。

 そしてクリアーを塗って下塗り完了です。フチに貼ってあった最終マスキングテープは二回目のクリアー塗布直後に剥がしています。

まだプリントの段差は残っていますが、この後研ぎを行って下地を出さずに平滑に出来ると思います。まずはいつものように60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

イヤホンプレート 下準備

先日お預かりしておりました64 AUDIO Fourte Noirのイヤホンです。

その後色板を作成し、オーナー様に送ってその中から色を選んでいただいておりました。

今回採用する色は上の画像の右下の「黒を下色にしたキャンディーカラーの青緑」となります。青緑はハウスオブカラーのオリエンタルブルー(KK-04)とオーガーニックグリーン(KK-09)を4:1の割合で混ぜています。

プレートは取り外しが難しい(と言うか非常に高価な物なので破損した場合のリスクが高すぎる)為、周りをマスキングして対応しますが、普通にマスキングテープを貼っても綺麗には出来そうも無い為、予めマスク型(マスキングシート)を作る事にします。ちなみに画像だとプレートの方が高くなっているように見えますが、実際にはプレートの方が周りよりも低いです(なので難易度が高くなっています)。

 まずはマスキングテープを貼ってボールペンで溝をなぞります。

 それをスキャナーで読み込んで、PCで輪郭線を作成します。

 出来上がったデータを別のPCで読み込み、

 レーザー加工機でカットします。

その後、カットしては貼ってデータを修正してを何十回と繰り返していきます。

プレートの周りのマスキングをする部分は傾斜がついていて、そのままマスキングテープを貼ろうとするとズレてしまいますから、マスキングシートの幅を1ミリにしてそれを防ぎます。これを通常のカッティングプロッターでやろうとすると精度が出ないので、今回は非接触でカットが出来るレーザーを使っています。

 こんな感じで足付け処理の準備が完了です(本塗り時にはまた貼りなおします)。

 元々のこれは銅のプレートに薬品を使ってこの柄を表現しているようで、よく見ると段差が結構ありますから、まずはこれをペーパーで研いで平滑にします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

インターフォンカバー塗装 完成

 大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたパナソニック社製のインターフォンの外装パーツ2点の塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々はシャンパンゴールドに塗装されていた物を、

つや消し黒に塗装しました。

 家の外装に合う既製品が無かったとの事で今回のご依頼に至っています。

ベースコートの黒の上に2液ウレタンのつや消しクリアーを塗った2コート仕上げなので、塗膜の強度は自動車車体の物と同等と考えて頂いて大丈夫です。

耐候性はもちろん、耐擦り傷性、耐薬品性に優れています。

こういった建築・インテリア関係のご依頼は業者様からも結構あって、換気扇やスイッチパネル、カーテンレールや手摺など色々塗っています。ただ自動車補修塗装がベースだとどうしてもコスト高になってしまうので、余程の高級志向に限られているところはあります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

インターフォンカバー 本塗り

先日お預かりしておりましたパナソニック社製のインターフォンの外装パーツ2点です。全体を#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で足付け処理をし、台にセットして本塗り準備完了です。

自動車の部品と同じで、ABS樹脂にベースカラー(ホワイトゴールドメタリック)が塗られ、クリアーはコーティングしていない仕様となります。

ウェットで塗るとチヂレを起こす場合があるので、一応様子を見ながらベースコートを塗り重ねていきます。

大丈夫そうなので(むしろ自動車部品よりチヂレ難かったです)、その後はウェットでベースコートの黒を塗り込みました。

そして最後につや消しクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

画像はクリアーを塗って一時間くらい経っていて、既に艶が消えた状態となります。

耐久性は自動車のボディと同様と考えて頂いて大丈夫です。

それではこちらも完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!