先日お預りしておりましたディアゴスティーニ社製のロボット「Robi」と「Q-bo」の外装パーツ一式の内、赤茶色のパーツ4点となります。
バリやパーティングラインについてはオーナー様が予め処理されていますので、当店で行うのは「脱脂→足付け処理(バフレックスレモン空研ぎ)→脱脂」といった作業となります。
オーナー様に用意して頂いたネジを使ってネジ穴をマスキングします。色は前回使った配合データをそのまま利用して作製します。
またそのネジをワニクリップで掴むようにして芯棒に固定し、台に挿せるようにします。
良く脱脂清掃し、エアーブローをしたらプラスチックプライマーを塗布します。
その後ベースコートを塗って艶が出た時に気が付いたのですが、足の裏側が結構凸凹で、#600→#800の耐水ペーパーと当て板を使って水研ぎをする事にしました。そう言えば・・・と思って昔の記事を見たら確かに前回もそうしていたようです。
足裏のパーツはその後再びプラスチックプライマーからやり直し、最後に艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。
艶消し仕上げなので凸凹はそんなに目立たなかったかも知れませんが、途中で気が付いて良かったです。
艶消しクリアーも前回と同様通常よりも希釈率を上げ、細かいディテールや穴が埋まらなようにしています(塗装自体はいつも通り2コート行っています)。
この後一晩寝かしたら60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
他に白いパーツと黒いパーツが大量にありますので、そちらも進行次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!