東プレREALFORCE キーボードパネル 本塗り

先日お預かりしておりました東プレR3キーボードmac用日本語配列テンキーレスキーボードのパネルです。ABS樹脂にシルバーメタリック(クリアー塗装無し)が塗られていた物に、#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で研磨して足付け処理を行いました。

よく脱脂清掃してエアーブローを行い、裏側のプラスチック素地が露出している箇所を含めプラスチックプライマーを塗布しておきます。

色についてはこちらのパーツ(未塗装着色樹脂)をお預かりしておりまして、今回は非調色=簡易的な色の作成となりますのでスティックで大体似たような感じの色に調整します。

使用したのは白の原色と、明るいイエローMIX575となります。

最初は適当な白(具体的には今回最初に青を混ぜて作ったダメにした色)を使って下地のシルバーをある程度隠蔽させ、

最後に先ほどの色を塗ります。

ベースコート(白)を塗ったキーボードと見本とを見比べて、ここでさらにイエローを追加して多少調整を行いました。

ベースコートが終わったら最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは艶消し仕様となります。

側面は嵌め込みになるので見えなくなると思いますが、一応裏側まで回り込むようにしてしっかりと塗っておきます。

その後数時間経つと艶が消えてサラサラとした艶消し白に仕上がります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々おまちくださいませ!