AUDIX OM11マイク 本塗り②

先日本塗りを行っておいたAUDIX OM11マイクです。その後60℃40分の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

前回の本塗りでファイバーパターンの段差があった為、コシのある#800(トレカットイエロー)で凸凹を均し、その後同番手でコシが柔らかい布状研磨副資材(アシレックスレモン)で足付け処理をしてあります。通常のペーパーを使っていないのは水を使わない空研ぎの為ですね。

よく脱脂して、エアーブローで埃を飛ばしたらクリアーを塗ります。画像は1コート目で、この後10分くらい時間を空けて表面が軽く乾いたら2コート目を塗ります。

そして2コート目のクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーはクリスタルクリアーへの変更で承っていましたが、今回ベースコート無し(トップコートクリアーのみ)の塗装だったので、少し前に本格導入したVOCエクストリームプラスクリアーK9600を使用しました。

こちらのクリアー、販売自体はかなり前から出ていたのですが、新しい塗料は思わぬトラブル=特に高温多湿の日本ではメーカーでさえ想定していなかった問題が普通に起きたりするので(しかもメーカーは保証してくれない)、知り合いの塗装屋さんから同製品を譲って貰い、1年間程テスト的に使っていました。結果としては想定していた以上の事(わざとトラブルが出るような事)をやってみても問題は無かったので仕事でも使うようになりました。

ただネックとしては、現在使っている溶剤型ベースコートだとハードナーを20%程添加する必要がある為、使い勝手が悪いという事で用途は限られてはいます。通常ベースコートにハードナーの添加は必要無いですから、うっかりこれを入れ忘れたら硬化不良または層間剥離が起きてしまう恐れがある為ですね。

なので今回のようにクリアー単体で使う分には問題無く、熱も入れないで1時間後には磨き処理も出来るので使い方によってはかなり重宝しています。尚、グレード的にはクリスタルクリアーより上位になるのでご安心くださいませ(お値段も高いです)。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!