SHURE BETA58Aマイク塗装承ってます

先日到着しておりましたシュアBETA58Aボーカルマイクです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容はグリルを除くマイク本体への塗装で、予め色見本帳をお貸出ししお好みの色を選んで頂きました。

また今回ロゴ入れも承っていますので、作成したイメージイラストもご案内いたします。

ただ今回はロゴは出さないで欲しいとの事ですのでそちらは省いた内容となります。

また今回ご希望されているロゴは線が細いのでマスキングによる塗装での作業は難しく(綺麗に仕上がらない可能性が高く)、ですのでデカールでの施工にしようと思います。

尚、マイク下部は地面に対してロゴが水平で、この場合円錐形による歪によりロゴが真っすぐだと曲がってしまいますから、予めデータ上で円弧3%で逆側にカーブさせておくようにします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ゼンハイザーE945サンプルマイク塗装

以前作成していたフルカラーデカール仕様のゼンハイザーE935マイクですが、

今回新たなタイプのデカール用紙を入手されたとの事で、前回もお世話になった印刷屋さん(斬字屋さん)に新たなデカールを作成して頂きました。

斬字屋さんでは現在それを使った無料テスターを募集していますので、宜しければ以下リンク先のポストを御覧頂ければと思います。

https://twitter.com/O68fgcUBZDlrEnr/status/2080869978677649826?s=20

前回作ったサンプルはE935を使いましたが、今回はこちらのE945となります。当時は16,000円くらいで購入出来ましたが、その後円安が続いて今は2万円を超えてしまっています。

デザインは前回と同様ですが、

今回は下地の白を、既存のフォルクスワーゲンキャンディホワイト(LB9A)から「原色の白」=STANDOX MIX570で、さらにその上に蛍光白(顔料+MIX599)を重ねました。より白の発色が良くなるようにですね。

新しいデカール用紙は前回の物よりも薄くて良いのですが、事前に端材で試してみたところ全然伸びなく、今回のような3D曲面がある物への貼り付けは正直かなり難しい(絶対無理!)と思っていたのですが、デカールを柔らかくする為の液剤(ソフトナー)を使う事で何とかこれをクリアしました(それでも3時間くらい掛かりました…)。

何より印刷がとてもしっかりしているので、デカール表面にかなりのストレスを掛けてもインクが全然剥がれない!という事に助けられました。

その後しっかり乾かし、グリルと本体を別けた状態で一回目のクリアーを塗りました。

今回は下地の白が前回よりも明るいので、色味も発色が良くなっている筈です。

ただ蛍光顔料はクリアーを塗り重ねる内に紫外線が通らなくなり、蛍光の効果が無くなってしまうのがネックではあります。

今回は前回と違う雰囲気にしたかったので最後は艶消し仕上げにしようと思っているのですが、艶消しクリアー中に入っているシリカゲルがさらに紫外線の透過を妨げてしまうので、どうしようか悩み中です。

ゼンハイザーのE935、E945はグリル下部がマイク本体と繋がるデザインになるので、それぞれ組み合わせた状態で絵柄を繋げないといけないのが難しい所ですかね。

この後クリアーが完全硬化したら表面を研磨してデカール継ぎ目や皺等が出来た箇所を均し、もう1~2回クリアーを塗る予定です。

通常の業務(ご依頼品の塗装)も相変わらずやりきれない程溜まっているのですが、逆に暇な時だとこういったお金にならないサンプル作成的な作業は出来ないので、日中の業務が終わってからや、本来休みの筈の土曜日(殆ど休んだ記憶が無いですが笑)を使って色々とやらせて頂いています。

他に現在は以前からご要望の強かったメッキ調塗装&真空蒸着メッキ(こちらは外注依頼)も行っていて、こちらも進行次第紹介したいと思います。

ゼンハイザーE935マイク塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたゼンハイザーE935ボーカルマイクの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物に、

グリルを艶ありのシルバーメタリック、

ボディを艶消しのホワイトパール=トヨタ「プレシャスホワイトパール」(カラーコード:090)で塗装を施しました。

こちらは自然光での撮影となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

今回はグリル=単一部品内で「艶あり」と「艶消し」が混同した塗装だった為、先にグリル全体をシルバーの艶ありで塗装して完全硬化させ、

後日シルバーに残す部分をマスキング→下部のリング部分を足付け処理し本体と一緒に艶消しホワイトパールで塗装を行っています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ゼンハイザーE935マイク 本塗り

先日グリルの上部分をシルバーに塗っていたゼンハイザーE935ボーカルマイクです。

グリルはその後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

マイク本体は#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で足付け処理してあります。

グリルはシルバーに残す部分をマスキングし、下部リングの箇所は同じく#800で足付け処理してあります。

カラーベースの白を塗り、さらにパールベースを塗布しました。

パール顔料自体には隠蔽力が殆ど無い為、まず下色となるカラーベースを塗布し、その上にパールベースを重ねてホワイトパールを表現します。

ちなみに暗い色のパール=例えばブルーパール等は原色(青)と混ざってもパール感がちゃんと残るのでそれらを混ぜた「2コートパール」が可能ですが、明るい色=今回のような白系のパールは原色(白)とパールを混ぜるとパール感が目立たなくなってしまうので(そしてパール感を出そうとすると塗料自体の隠蔽力が下がるので)「3コートパール」となっています。

グリルの下部リングも同じく3コートホワイトパールで塗りました。尚、今回採用したホイトパールはこの時と同じくトヨタ「プレシャスホワイトパール」(カラーコード:090)となります。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

今回は艶消し仕上げで承っていますので、クリアーはそれ専用の物となります。

塗った直後は艶がありますが、

時間の経過と共に艶が消えていきます。

艶消しのホワイトパールはシルクのような質感になるのが特長ですね。

シルバーの部分は艶あり仕上げ、ホワイトパールの部分は艶消し仕上げとなるのでそれぞれ一緒には塗れず今回別々に塗りました。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

SHURE BETA58A Microphone

大変お待たせしました! SHURE BETA58Aダイナミックボーカルマイクの塗装、本日完成となります。

今回オリジナルのロゴが入るのでこちらでの掲載は控えていたのですが、オーナー様よりご承諾頂きましたので紹介させて頂きます。

今回はイエローとブルーの2トーンカラーで、それぞれソリッドカラーとなるのですが、一般の方(塗装に詳しくない方)の場合はパールやメタリック、ソリッドカラーなどの区別が判らないという方の方が多いと思いますので、そういった場合は実際の画像などを添付したイメージイラストを作成するようにしています。

ロゴはデカールでは無く塗装で、ただしイエローは隠蔽力が弱く青の上に塗り重ねると膜厚が大きくなって汚い仕上がりになってしまう事が予想されたので、先にイエローを塗ってロゴの形にカットしたマスキングシートを貼り付けたうえに青を塗っています。通常とは逆の方法ですね。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

掲載の旨のご連絡を頂いたのは作業が終わった後だったので作業中の画像は無いのですが内容についてはいつもの通りで、マイク本体は#800相当の布状研磨副資材を、グリルはナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)を使って足付け処理しています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!