調色作業

年明け早々に行われるライブイベントで使われるマイク塗装のご依頼が入っているのですが、肝心の被塗物であるマイクが諸々の事情で届かず、なので事前に出来る事を最大限やっておく事にしました(画像は本件とは関係無くイメージです)。

色は以前ご依頼頂いた時と同じもので、その時はそれぞれパントンカラーを参考にしたので塗装用の配合データは存在しなく(パントン色見本帳は印刷物です)、それぞれの塗色については色見本帳を参考にして作成していました(画像は本件とは関係無くイメージです)。

ただ配合データが無いという事は同じ色を作る事はほぼ不可能という事なので、見本としてその時に塗装したマイクを送って頂けるよう算段をつけたのですが、そちらも現在ライブで使っているので届くのは後日という事に・・・(時間が読めない作業は胃が痛くなるので避けたいところです)。

と言う訳ですが、幸いな事にその時見本として塗っておいた色板が手元にあったので、マイクが届く前に色を作っておく事に!

しかも今回は色板が平面で十分なサイズ(5cm四方)があった為、測色機を使ってそれぞれの配合データを入手する事が可能に!

ただパントン色見本帳を参考にして作った色は濁りの無い色味=隠蔽力が激しく弱く、実用的な自動車車体への塗装には使われていないような色が殆どなので、出来上がった色を見てみると使い物になるのは2色くらいのみでした。車のボディに使う色としてはコストやVOC対策の観点から塗料の使用量を抑える必要があり、ある程度の隠蔽力が得られるよう黒や白が入っているのが一般的なんですよね。そもそもこれらの色が車体程の面積になると派手過ぎて不人気になってしまうという事もありますし(インドとかのメーカーならありそうですけどね)。

尚うっかりしていたのですが、今年の春頃に工場のパソコンを買い替えていて、その際に測色機を使う為のソフトを移行していなかったので今の環境では使えない事が発覚しました。

対策としては家に持ち帰って使っていた元々のPCを工場に持って来て測色データを出力して事なきを得たのですが、

折角なので工場外にも持ち出せるようノートパソコンの方にインストールをしておくう事に。

ちなみに測色機を使えるようにするにはスタンドックスのデモマンに来てやって貰う必要があったのですが、その為にわざわざ呼ぶのも申し訳ないと思い、更新版を購入した時に付属していた説明書やドライバを使って色々試してみたところ、無事インストールする事が出来ました。これなら今後「出張測色」も仕事に出来るかも知れませんね(そんな事をやる時間は全くありませんが…)。