先日お預かりしておりましたドリンクホルダーの蓋パーツ4点です。
蓋はクリアーが塗られていて、デロデロした感じと成型時の歪(ヒケ)が酷いので、
裏側のパーツはザラザラとした梨地にそのままシルバーを塗っただけの状態だったので、こちらも#800で研磨し、
ナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行います。
手で持って塗れるようワニクリップと芯棒で固定し、台にセットします。
クリアー層が無くなって素地が露出している箇所もあるのでプラスチックプライマーを塗布しておきます。
一旦下塗りをしてザラザラを埋めておくとこの後に塗る艶消し黒がツルっとした仕上がりになります。尚、本来であれば「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」としたい所ですが、それだとコストが上がり過ぎてしまう為ですね。
通常2度塗り(下塗り)を行う場合はグレー色のSTANDOX2Kエナメルを使用していますが、今回は常温で硬化するタイプの同社VOCエクストリームプラスクリアーを使いました。
このクリアーを使う場合はベースコートにハードナーを添加しないといけないのですが、今回のようにクリアー単体であれば問題無いので使い勝手が良いのです。熱を入れないで次の本塗りに行けるのは無駄なコストが抑えられ、環境負荷も少なく済みます。
下塗りなのでクリアーは塗り過ぎない様、1.5コート程に抑えています。
クリスタルクリアーの場合はしっかり熱を入れないとチヂレが発生しますが(先日趣味で作っている色見本キーホルダーのパーツで久しぶりにそれが起きてビックリしました…)、このエクストリームプラスだとこのままの状態で一時間後には磨きが出来るというのには驚きです(その分管理も気を遣いますが)。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!



