レガシィ内装パーツ塗装承ってます

 先日到着しておりました、スバルレガシィの内装部品4点です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 ご依頼内容は「艶ありの黒」で、またクリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

傷等はありませんので、各部品とも足付け処理のみ行っての塗装となります。

以前同じ構成で、半艶クリアー仕上げの施工例がありますのでそちらも紹介しますね。

今回はこれが艶々の仕上がりとなります。

早速分解もしました。

エアコンパネルは、裏側のネジを外してカバーパネルを取り外し、

 裏側からドライヤーで温め、両面テープで着いているシールをヘラで押しつけて剥がします。

 両面テープはそのまま再利用するので、糊が着かないシート(クロネコヤマトの伝票台紙)に置いて保管しておきます。

 モニター部分のアクリル板も同じように剥がします。こちらは取り付け時に改めて両面テープを貼り直します。

 灰皿は蓋のみを塗るので、

 各ネジを取り外して分解します。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ウッドステアリング塗装承ってます

 先日到着しておりましたウッドステアリングです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容としては、一緒にお預りしたシフトノブ天面の色味を参考に、スモーク塗装でステアリングの色味を濃く(暗く)と承っております。またクリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更でご指定頂きました。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

 

トヨタパブリカ ステアリング 補修⑪

 先日までに割れ修理~パテ作業を終えていたトヨタパブリカの純正ステアリングです。

 一度目のサフェ~ポリパテ作業である程度のラインが出てきましたが、まだまだ気になる処は多くあって、ただこの継ぎ接ぎの状態だと削っても切削性の良い方だけが削れて中々上手くいかないので、取り敢えずサフェーサーを塗る事にしました。本来であればここでスプレーパテを使いたいところですが、「出来るだけ純正のままに、太くしないで欲しい」と言うオーナー様のご希望もあるので、一度に膜厚が着いてしまうスプレーパテ(ポリパテ)は控え、匍匐前進よろしく小刻みに作業を進めていきます。

 ここでも無用に膜厚をつけないよう、主要な所は5コート、他は3コート程に留めておきました。

 割れていた箇所は跡形もなく、各部もシャープに仕上がっているかと思います(しかしまだまだです)。

 パックリ割れていて一旦直し、その後少しズレた箇所からまた亀裂が出た箇所も、裏からフレーム(金属)に保持する事で今の所は再発しないでくれています(多分ここはもう大丈夫です)。

途中何度も熱を入れていますが、今の所は他に亀裂が入った箇所は見当たらず、一応は安心しています。

上手くいけばこの後もう一度サンディングしてサフェーサーを塗り、その後最終研磨作業を経て本塗りに行けるかも知れません。

さらに何度か熱を入れてもう少し様子を見ますが、年内には何とか仕上げられればと思います。その間にクリアーのテストもしてみたいですね(ちょっとやってみたい裏技みたいな事がありまして)。

トヨタパブリカ ステアリング 補修⑩

前回から少し間が空いてしまいましたが、現在レストア中のトヨタパブリカ純正ステアリングです。画像はお預りした時の状態です。半年くらい前になります。

 中に金属製の芯が入っているので強度的には問題が無いのですが、それを固めている周りの被膜は劣化して亀裂が入ってしまっています。

 安直に考えると亀裂にそのまま接着剤を詰めたりすると言う発想になるのかも知れませんが、少なくとも私が知っているプロの方でそう言うやり方をする人は居ません。大体どうなるか結果は想像できますので・・・。

クラックが出ていた箇所は底まで削り込み、

紆余曲折を経て亀裂部分は何とかなったのですが、

ちょっと気になったので、当初はお預りしていなかったバネを受け取り、ホーンプレートに取り付けて合わせてみると・・・、

チリの酷さに衝撃を受けてしまいました(苦)。

と言う事で、ここから予定していなかった隙間部分の修正となります。

足りない部分にいきなりパテを盛っても後で剥がれてしまいますので、最初は構造用エポキシ接着剤(3Mパネルボンド)で骨となる部分を作ります。「俺が使うのは板金パテだから大丈夫だぜ!」と仰る方も居られるかも知れませんが、それはポリパテ(ポリエステルパテ)にタルクとかアルミとかカーボンとかの増粘剤や骨材を入れた名称(商品名のような物)なので、接着能力自体が上がっている訳では無いかも知れません。使うならZ-1パテのようなエポキシ系が良いかと思います。

 なので本来はこれも含め全てエポキシ系で通したいところなのですが、素材の樹脂がザクザク研げてしまう感じなので、ある程度の所(粗研ぎ)までに留め、その後は切削性の良いポリパテを使うようにしています。

全然盛り足りませんが、取り敢えずこれでエポキシは終了です。

 その後はポリパテを使います。硬化が妙に遅いのが難点ですが、プラスチック(PP)でもプライマー要らずで、硬化した後も柔軟性のあるISAMUのバンパーパテを使っています。

 一般的なポリパテに比べ、熱を入れても固まり難い特徴があるので、一度盛ったら数時間は何も出来ないといった感じです。「硬化剤が足りないじゃ?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、計量器で計って作っているのでそれはありません(と言うかパテに関しては殆どの方が目見当でやってしまっているのではと・・・)。

と言う私も、昔はわざわざパテを計量器に乗せて作っていたりはせず、そもそも最初に勤めていたディーラーでそんな事をしている人は一人も居ませんでした。上司を前にしてそんな事をしたら怒鳴られるか村八分ですから、そう言った経緯から当面は目見当で混ぜていました。

ただその後独立してから、一緒にやっていた板金屋さんが自分の車(KP61)のリヤフェンダーをオーバーフェンダー化して、それを白く塗ってあげたらそこに黄ばみが発生し、「タカハタクンの塗り方ガー!」とか言われたのをきっかけに、原因を調べてそれからはちゃんと計って作る事にしました。

 と言う訳で、後はパテを持っては削って組み付けてーの繰り返しで形を整えていきます。

 ある程度の所までいったらホーンプレートを付けたままパテを削ります。

こんな研ぎ難い所にエポキシを盛ったら大変です・・・。

 と言う感じで、少し時間がオーバーしてしまいましたが、最初の状態に比べればある程度形は整ってくれたと思います。

 予定していなかった延べの作業時間20hとして、レーバーレートが¥8,000だとすると、これが16万円分くらいの費用になります。ただそんな請求が出来る板金屋さんは居ないと思いますので、大抵は自分の時間で吸収してしまい、結果レストア業は成り立たないと言うのが今の日本の現状です。

 ただそれでも自分のやりたい事が出来ればと言う事で、車の塗装(工場)は辞めて、現在の小物塗装になりました。車が入る工場と言うのは当然平地で、当然1台だけ入るくらいのスペースでは足りませんから、最低限の規模でやるにしても私には難しかったんですよね。

 ちなみにプレート本体の方の形も大分酷いのですが(笑)、こちらはアルミ素材なので後から変形したとは考え難いですから、このままにしておきます。それに合わせてパテのラインをガタガタにしたりとかはしません(笑)。

チリの調整は、この少々心許ない金具(笑)に依存している部分もありますので、この後も様子を見ながら作業をしていきたいと思います。これも再メッキを掛けたら気持ち良くなりそうですね(当店では対応しておりません)。

フェラーリ430リモコンキー塗装 完成

 大変お待たせしました!先日艶消し黒の本塗りを終えていた、フェラーリ430のリモコンキー塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

 この型のリモコンキーはいつもそうなのですが、金型が良くないせいか製品自体にウネリや歪が生じています。それに加えてこのゆず肌となると、これでは艶があっても何だか気持ちが悪いのではと・・・(まあ普通の方はそこまで気にしませんか)。

 塗装の美しさは上塗りもそうですが、それの前に行っている下地処理も重要でして、先日撮影したこれらの画像を見た海外の塗装屋さんから「I love the perfect details in your work, i know what it means to reach this quality!」とのお言葉も頂戴しました。こちらはSTANDOXのオフィシャルで紹介されるような塗装屋さんでして、彼と、海外の塗装屋さん事情についてはいずれ社外記でも紹介したいと思います。

 色はフェラーリ純正色のロッソコルサ(カラーコード:322)で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

 鍵本体の黒い部分も艶消し黒で再塗装を行っています。元々塗ってあるラバーコートは、最初の頃は質感が良いのですが、経年で加水分解してベタベタになったり、抉れた傷が付いたりしてしまいます。

 また今回はこちらのボタンの塗装も承りました。

 ボタン部分は鍵本体と同じく艶消しの黒で塗装しています。

 中身の電池は新品に交換しておきました(こちらはサービスで対応可能です)。

 自然光下でも撮影してみました。少し前に入手したアクリルキューブを早速活用しています。こんな便利な物があったのですね・・・。

 尚、紹介している各画像はサイズの縮小以外は未加工・未編集となります。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!