スマートフューエルリッド&内装パーツ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたスマート451用ダッシュサイドカバー左右とフューエルリッドの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態だった物に、

「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行った上で塗装を施しました。

色は前回ご依頼頂いた時と同じくスマート純正色の「ミッドナイトブルー」(ECZ)となります。

フューエルリッドは裏側の見える箇所も塗っておきました(こちらはサフェ塗装は無しで樹脂素地に直接上塗りを行っています)。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

指を引っかける出っ張りの箇所は地面に水平では無く少し上を向いているので、今回一緒にお預かりした見本を参考にして位置決め(ロゴの角度調整)をしています。

BRABUSのロゴ色は同じくスマート純正色のシルバー(カラーコード: EN2) を採用しています。尚、一色目=今回の場合ですとミッドナイトブルーのご指定は費用に含まれていますが、二色目をご指定の場合は追加費用が必要となります。配合データから色を作る為の作業費といった感じですね。逆に「シルバーメタリックならなんども構わない!」と言う事であば追加費用は不要となります。主にブレンボのロゴ入れなどがそのような感じですね。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度の御依頼、誠にありがとう御座いました!

スマートフューエルリッド&内装パーツ 下準備

先日サーフェサーを塗っておいたスマート451用ダッシュサイドカバー左右とフューエルリッドです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

最初はある程度の平面を#320ダブルアクションサンダーで粗研ぎします。サフェの肌を落とすような感じですね。

その後当て板を使って#320→#400で空研ぎをしてライン出しを行います。最初は硬い木の当て板で、その後柔らかいスポンジパッド、角は手研ぎで行います。

その後再びガイドコートを行い、

今度は#600→#800→#1500の水研ぎを行います。細かいライン出しとペーパー目を均す作業です。

フューエルリッドも同じく#320→#400までは空研ぎでライン出しを行い、

水研ぎ#600→#800→#1500で仕上げます。最後の番手は#1000を使う場合もありますが、それぞれ研磨材が違う種類のペーパーで、例えば#1000の方はコシが柔らかいので深くペーパー傷が入り難く(そして直ぐに切れなくなる)、#1500の方はコシが強いのでライン出しがし易いのですが#1500にしては深い傷が入り易いといった感じです。砥石に当てて使うなら固い#1500、複雑な形をしている場合は柔らかい#1000といった感じですね。

それぞれのパーツは裏側にも塗料が飛ぶので(ある程度塗るので)足付け処理をしておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

スマートフューエルリッド&内装パーツ サフェ入れ

先日お預かりしておりましたスマート451用ダッシュサイドカバー左右とフューエルリッドです。

フューエルリッドは元々何かしら被膜があって、指で押すと爪の跡が残るような柔らかいラバー状の物だったので、

#120のダブルアクションサンダーで全て削り落としておきました。

内装パーツも表面がザラザラとした梨地だったので#120→#180のダブルアクションサンダー→#240手研ぎで表面を研磨しました。

その後#320相当のスコッチとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)でフチや内側などを足付け処理します。

手で持って塗れるよう芯棒に固定し、

台にセットして脱脂清掃を行います。

フューエルリッドは前回と同様裏も塗りますが、サフェは飛ばないようマスキングしておきます。

エアーブローで埃を飛ばし、

念の為ガスプライマーを使った火炎処理も行っておきます。

プラスチックプライマーを塗布し、サーフェサーを塗布します。

サフェはウェットで5コート程塗りました。

一度に厚く塗るとトラブルが起こるので、コート毎に15分~30分程のフラッシュオフタイム(乾燥時間)を設けてじっくり2時間くらい掛けて行っています。

表面が毛羽立っている箇所はサフェで埋まり切りませんが、

むしろこれが木の根っこのように被塗面とサフェを食いつけて剥がれ難い塗膜になるかと思っています。

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

フォレスターメーターバイザー&アイサイトカバー塗装承ってます

先日到着しておりましたスバルフォレスターのメーターバイザーです。

こちらのオーナー様は先日同車内装スイッチカバーとオーナメントパネルをご依頼頂いた方で、今回追加で塗装のご依頼を頂きました。この度もご贔屓頂きありがとうございます!

メーターバイザーは表面にザラザラとした塗装が施されていて、

爪で擦った跡があったので、恐らくオーナー様的に気になってしまったのだと思います。

またこちらは成型時の歪(ヒケ等)などもあり装着されると目立つ箇所(目の前)と言う事もありますから、上塗りとは別に「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理も行います。今回ご依頼頂いた部品は全て「半艶黒」で承っています。

そしてこちらはアイサイトカバーパネルです。車内天井に装着されるルームランプカバーを兼ねたパーツですね。

グレー色のカバーとは別に、こちらの黒いスイッチパネルも「半艶黒」で承っています。艶具合は以前ご依頼頂いたフロントグリルの時と同様、「艶消しクリアー:半艶クリアー=1:1」の比率で行う予定です。

塗装を行う上でこういった可動部は固着や傷などが懸念されますが、こちらは事前にオーナー様に確認しておりますし、また事前に裏側を削って塗膜の分のクリアランスを確保しておく事で極力トラブルを回避するようにしています。

例えば当店でよくご依頼頂いているゼンハイザーSKM5200のワイヤレスマイクですが(主に企業様からの案件なので当ウェブサイトで紹介する事は殆どありませんが)、こちらは内蔵バッテリーを取り外す際に色々な部位が可動する構造になっているので、予めパーツの角や面をカットして可動部がスムースに動くようにしたり塗膜が削られないようにしています。

今回のスイッチもフチのエッジを面取りしておく事でそういったトラブルを防げるようにしておこうと思います。

まずは分解です。

家電製品などは分解事態を想定していないので(買い替えを推奨)こういった作業は難しいですが、自動車部品はその点やり易い構造になっている傾向にあると思います。

絶縁シートを剥がし、各部に印を付けておきます。

ルームランプカバーを取り外しました。

電球や配線などを取り外します。印は勿論、各角度から撮影も行い、さらにバックアップもとっておきます。こちらのブログ等で使った画像はサーバー上に、その他の画像は工場と自宅それぞれに残すようにしています。

裏側のフチにはビリ音防止の為のEPDMシートが貼ってあるので、

同じ厚みの物シートを切り出して塗装後に貼り付けられるようにしておきます。

またその両脇には警告シールが貼ってあり、

こちらは比較的厚みのあるプラスチックシールだったので、

裏側からドライヤーで温めてフチからカッターの刃を差し込み、やさしくピンセットで摘まんで綺麗に剥がせました。粘着面は触れていないのでこのまま再利用しようと思います。

同じく表面に貼ってあった警告シールも綺麗に剥がす事が出来ました。こちらは一般的な薄いビニールシールだったので層間剥離してしまうかと思いましたが、新品部品だったで劣化しておらずそれが良かったのかも知れません。

それぞれ剥離用シートに貼って保管しておきます。

これで全ての付属品を取り外せました。こちらの御依頼は「半艶黒」で、素地はシボ模様がありますがそのまま足付け処理のみで上塗りを行う予定です。

同じくこちらの付属品も足付け処理のみで半艶黒に塗装を予定しています。

それぞれの部品は塗装完了後(半年先くらい)に元に戻せるよう保管しておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

フェラーリ430リモコンキー塗装承ってます

先日到着しておりましたフェラーリ430純正リモコンキーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼内容は現状と同じように裏表カバーパネルを赤=フェラーリ純正色のロッソコルサ(カラーコード:300)で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更で承っています。

現状塗装が剥がれているのは何かしら固い物などに当たって塗膜が剥がれたという事が理由ですが、それの他に塗膜の密着性も関係しています。なので既存の塗膜は全部剥がし、「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行ってからの上塗りとします。

鍵本体は黒い樹脂(プラスチック)素材の上にラバーコートのような被膜が施されていて、

こちらも経年劣化で剥がれてしまっていますので、こちらは艶消し黒への塗装で承っています。同じく「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行います。

参考までに以前施工した時の画像を紹介します。

この時は元々状態が良かったので鍵本体の艶消し黒は塗っていませんでした。

この時のブランクキーは裏表カバーパネルと鍵本体も塗装しています。

カバーパネルと中の基盤を取り外しました。

跳ね馬のエンブレムは窪んだ箇所に嵌め込まれたような状態で、表側から外そうとするとカバーパネルかエンブレムに傷が付いてしまうので、

裏側からピンバイスを使って小さい穴を開け、

ドライヤーで温めて両面テープの粘着力を弱くし、空けた穴からポンチを押し込んで跳ね馬プレートを持ち上げます。開けた穴は塗装後に埋めておきますのでご安心くださいませ。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!