トヨタTE47室内レンズ等塗装承ってます

先日到着しておりましたトヨタTE47トレノGT用の室内ルームランプと、ナンバー灯カバーレンズ3点です。こちらのオーナー様からは以前にも同じ部品の塗装をご依頼頂いておりまして、今回新たな部品を入手出来たようで再びご依頼頂きました。この度もご贔屓頂きありがとうございます!

ご依頼内容は前回と同じで、

現状経年で劣化してしまった透過性パーツに、クリアーを塗って美観を取り戻す、といった内容となります。

かなり古い物ですので(恐らくは50年くらいかと…)、傷に汚れが染み込んで簡単には取れないような状態になっていますから、

前回と同じくウェットブラストを行って、全体的に一皮剝くようにしてからクリアーを塗装するようにします。裏表一緒には塗れないので二回に別けての塗装ですね。

参考までに以前の完成画像も紹介します。

素材自体に黄ばみが出てしまっている物は仕方がないのですが、

汚れと小傷が無くなった事で、元の状態からは比べ物にならないくらい透明感が復活しているかと思います。

室内灯カバーもウェットブラストを行っていますが、

こちらは透明では無く、元々白濁りさせた樹脂になっているようです。光が分散して柔らかくする為ですね。クリアーは今回もクリスタルクリアーへの変更で承っております。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

インプレッサステアリングスイッチパネル 本塗り

先日下塗りを行っていたスバルインプレッサ用ステアリングスイッチカバー(リモコンカバー)と、色の見本としてお預かりしたステアリングスポークカバーです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

艶具合は良さそうで、色だけ若干調整しておきました。

ゴミが着いた部分は#800で研摩して均し、ナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)を使って足付け処理を行います。

台にセットし、よく脱脂清掃をしたら本塗り開始です。

色は既に塗られているので(完全隠蔽しているので)、

ベースコートは1回のみで大丈夫ですが、一応1コート目が塗り終わった時点でタッククロスで全体を拭き上げ、もう1コートだけ塗っておきます。

そして調整した半艶クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

塗った直後は艶があるのですが、埃が付くとまた塗り直しになってしまう為、今回は指触乾燥するまで近寄らず、1時間以上経って艶が引いてからの撮影としておきました。

ゴミの付着は見受けられず、この後熱を入れて完全硬化後に最初に行った下塗りと艶具合が変わっていなければ完成となります。条件からして問題無いかと思います(ベースコートの厚塗り等で艶具合が変わったりしますがそれに対応しての下塗りだったので大丈夫だと思います)。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

インプレッサステアリングスイッチカバー 下塗り

先日調色作業を行っていいたスバルインプレッサ用ステアリングスイッチカバー(リモコンカバー)と、色の見本としてお預かりしたステアリングスポークカバーです。

塗装するのはこちらのスイッチカバーで、足付け処理の為に表面をペーパー(布状研磨副資材)で擦ってみると、クリアーが塗られていないのが判ります。

全体を#1300相当で研磨したら、ナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使って細部まで足付け処理を行います。

そしてこちらは先日調色作業を終え、3種類の半艶クリアーを塗っておいたテストピースです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

平面と曲面では艶具合が違って見えるので、それぞれ違う形の見本を作成しています。

また今回使用しているパールは艶具合によって色味(彩度・明度・色相)が変わってしまう為、ここでもう一度調色作業も行います。

艶具合に関しては、当初は当店規定の半艶クリアーで大丈夫だと考えたのですが、それだと曲面で見た時に艶があり過ぎたので、今回はこちらの艶消しと半艶の中間=「1:1」を採用する事にしました。平面で見ると艶具合が足りないのですが、曲面で見ると少し艶があり過ぎる感じで、これが実物に塗られれば丁度良くなると思った次第です。

そして今回の被塗物を台にセットして本塗り準備完了です。

素地が露出している箇所があるので、プラスチックプライマーも塗っておきます。

ベースコート塗装後、お預かりした見本のパーツの色と確認し、

最後にクリアーを塗って下塗り完了です。

作業内容自体は本塗りと変わり無いのですが、実際にこの形に塗られてみないと色味・艶具合が判らないので、今回はまずこれを下塗りとし、次を本塗りにしようと思った次第です(手間は増えますがその方が精神的に断然楽になりますので)。

本塗り時と同じ様にこの後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

インプレッサステアリングスイッチカバー 調色

先日お預かりしておりましたスバルインプレッサ用ステアリングスイッチカバー(リモコンカバー)と、色の見本としてお預かりしたステアリングスポークカバーです。今回は画像手前にあるスポークカバーのグレーメタリックを参考にして色を調色し、奥にあるスイッチカバーに塗装を施すよう承っております。

通常の自動車車体色であれば予め配合データがありますが(市販の量産四輪自動車であればまず100%あります)、今回のような内装パーツの場合はそれが存在しない為、一から色を作成する必要があります。

実際に色を作ってみて判った事ですが、これまでは「グレーメタリック」と紹介していたところ、実際にはメタリックでは無く「パール」だという事が判りました。またホワイトパールの原色は4種類あり、実際に試してみた結果、一番粒子が小さいアーミンパール=MIX836を使う事にしました。

使用した原色は黒(MIX571)とアーミンパール(MIX836)、赤青味を出す為にブリリアントレッド(MIX576) 、赤茶色味を出す為にカッパートナー(MIX582)の4種類となります。

色の見本には艶が無いので、その状態で色味が合うようにしつつ、

ウェットに濡らして艶のある状態で色が近づくよう調整します。ちなみに色見本は恐らくクリアーが塗っていない(ベースコートのみ)の為に溶剤系は使えず(表面が溶けて色味が変わる恐れがあるので)石鹸水を使い、色板の方は水を着けると台紙に染み込んでしまうのでシリコンオフを使っています。

調色が終わったら、次はクリアーの作成となります。今回は色だけでは無く「艶具合」も合わさないといけない為、3種類の半艶クリアーを用意しました。

また平面だけだと艶の比較が難しい為、立体的な色見本も作成します。

尚、半艶クリアーは艶ありクリアーと同じく2液ウレタンなので、塗って直ぐに艶の比較は出来ず、なのでこの後本塗り時と同様に熱を入れて完全硬化させてからの確認となります。また塗って直ぐに熱を入れると艶の引け具合に影響が出てしまう為(メーカーのマニュアルにもこの記載があります)、こちらも本塗り時と同様、一日自然乾燥させてから熱を入れるようにします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

ドアウィンドウスイッチパネル塗装承ってます

先日到着しておりました自動車ドア内装のリヤウィンドウスイッチパネル左右と、色見本として一緒にお預かりしたシルバーのカバーパネルです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

ご依頼頂いているのはこちらの2点で、表面はザラザラとした梨地ですから、「研磨→プライマー塗布→サーフェサー塗布→完全硬化→研磨」 といった下地処理を行ってから上塗りを行います。

色はシルバーと黒の2トーンカラーで、印としてつけて頂いたテープの位置を境に、ポケットの内側を艶消しの黒に、上面を艶消しシルバーで承っております。

 

ポケット内側はサーフェサーは塗らないようにする感じで、底の凸凹模様はそのまま残す仕様となります。この時のスバルフォレスターのポケットと同じような感じですね。

シルバーに関しては、見本を参考に調色作業も承っております。

スイッチは4箇所の爪で固定されていて、比較的簡単に取れるかと思っていましたが、これがかなりきつく、

4箇所の内の一か所で割れが生じてしまいましたので、組付け後にエポキシ接着剤を点付けして補強しておこうと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!