ロードスターヘッドカバー結晶塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたロードスターヘッドカバーの結晶塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介しますね。

元々多少磨かれたような感じで若干の艶があり、ただ腐食が結構出ていましたので、

軽めのサンドブラスト処理を行った上で塗装を施しています。

 色は前回ご依頼頂いた時と同じようなオレンジ色の結晶塗装となります。

それでは後程完成のお知らせメールを差し上げますね。この度も当店をご贔屓頂き誠に有難う御座いました!

Lancer Evolution Engine Cover

 三菱ランサーエボリューションのマグネシウムヘッドカバー(新品)です。いつもの業者様からのご依頼で、掲載の御承諾を頂きましたので施工例として紹介をさせて頂きます。

 元々ある凸文字は削り落としてしまうよう承りました。

 また今回はMg=マグネシウムのマークと▲、全て削り落としてしまいます。

 ちなみにこのヘッドカバー、中古品はいつも腐食が出てしまっているのですが、その理由として元々の(新品時)の塗装が非常に薄い事が理由の一つと考えられます。プライマーもクリアーも塗ってあるのですが、#800で足付け処理をしている時点で下地が出てしまう程の薄さなので、これではマグネシウムの酸化(腐食)を抑えられないのでは、と思っています(ゴアテックスと同じで水は通らなくても分子の細かい水蒸気は塗膜を通り抜けてしまいます)。

 至るところで下地が露出してしまっているので、全体にプライマーを塗ってしまいます。

下色に在庫していた緑と白を混ぜた物を1コートだけ塗り、その後グリーンを、 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。

今回は頂いた参考画像を基に、当店で作製した「色相環色見本No.4」(4時を指す箇所の色)を採用しました。黄色いグリーンと青いグリーンの中間のグリーンとなります。

色相環色見本については現在制作中で、今のところは以下リンク先の記事が判り易いかと思います。

色相環キーホルダー試作完成②

 その後60度40分程の熱を掛けて硬化させ、さらに数日寝かして完成となります。

 今回のヘッドカバーは社外記の方にも掲載しておりまして、こちらで紹介している画像は全てサイズの縮小以外は未加工ですが、あちらではPhotoshopで画像を編集加工をしています。どちらも同じカメラとレンズですが、後から加工した画像と未加工の物での違いが判るかと思います。

  後日業者様からは「お客様にお見せしたら大喜びでしたよ。これだ!この色だ!と言ってました」とのお言葉も頂戴しました。

配合データから色を作製していますので、10年後に「この時と同じ色で!」とご指定頂いても全く同じ色で再現が可能です(塗料原色があればの話ですが・・・)。

マセラティリモコンキー(from千葉) 本塗り

先日サフェーサーを塗布しておいたマセラティのリモコンキーです。

今回は偶然にも別々の方から2セットご依頼を頂いておりまして、下地処理は並行して作業をしておりましたが、赤の方は既に先日本塗りを終えています。今回はメタリックの方ですね。

サフェ研ぎ~細部の足付け処理までは先日一緒に行っていました。

 マスキングを行い、台にセットして本塗り開始です。

 青い部分はプラスチック素地なので、まずはプラスチックプライマーを塗布しておきます。

 ベースコートを塗布します。

 色はお貸出しした色見本帳から選んで頂いた「メルセデスベンツ」 LASURITE BLUE(カラーコード:349)となります。パッと見はしっとりとした淡いブルーメタリックなのですが、配合には中粗目のメタリックが二種(MIX811,MIX593)使われているので、光に当たると輝きが強くなるのが特徴です。

 そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。

 ボタンの部分はゴムが溝に嵌る為、塗料が余り入らないようにしています。

塗膜の美しさもそうですが、元々あった歪を下地処理で均している為、最初の状態に比べて雰囲気が全然違うと思います。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。組み付け作業があるので少し先になるかも知れませんがどうぞもう暫くお待ちくださいませ!

インプレッサ シフトカバー&シフトパネル塗装承ってます

 先日到着しておりましたスバルインプレッサWRX STI GVFのシフトカバー&シフトパネル(ネジ穴蓋付)です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 こちらは元々シルバー(クリアー無し)で塗られていて、オーナー様自らペーパー掛けをされていたのですが、「プロに任せた方が安心だと思い」との事で、今回はこの部分を艶ありの黒(クリスタルクリアー仕様)で承りました。

 また今回の部品ですが、元々塗られていたシルバーがかなり食み出ていますので、周りのシボ部分を、クリアーを塗らない【激安コース】仕様での艶消し黒で承っております。

確かにこの部品、いつもこの部分が少し食み出ているのですが(マスク型の不良だと思います)、それにしても今回のは酷いです。いつもはベースコートを塗る際にわざと黒を少し食み出るようにして塗り、クリアーを塗る時はマスキングをし直すという方法で対応していましたが、今回はそういうレベルではありません。なので先に周りのシボ部分を艶消し黒に塗り、その後はいつも通り中央部分を塗ろうと思います。

シフトカバー(シフトパネル)の塗装については、以下リンク先で「艶消し」「半艶」「艶あり」それぞれの施工例を紹介しておりますので宜しければご参照くださいませ。

SUBARU Impreza Shift Panel

 そしてこちらはシフトパネル(枠部分)です。画像ではネジ穴を塞ぐ小さい蓋が着いた状態ですが、こちらは外して塗装します。

 こちらのシフトパネルは既存の内装色の「ガンメタ」の近似色で承っておりまして、見本としてステアリングスポークカバーも一緒にお預りしました。クリアーはこちらも高品位なタイプのクリスタルクリアー艶有り仕上げで承っております。

 裏に配線が着いていましたが、簡単に外せますのでこちらは一旦取り外しておきました。塗装後に元に戻しておきます。

ゴムパッドも一旦外し、洗っておきました。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ロードスターヘッドカバー結晶塗装 本塗り

先日お預りしておりましたロードスターのヘッドカバーです。大変長らくお待たせしておりました!

その後はアルカリ洗浄槽に浸け置きしておき、裏側も綺麗になりました。

裏側をマスキングし、

 ブラストボックスに入れて、

 サンドブラスト処理(軽め)を行います。

 その後リン酸処理~洗浄を行い、各部をマスキングして本塗り準備完了です。

 まずはプライマーを塗布し、

 結晶塗装は塗らないプラグホール穴を艶消しの黒(スタンドックスのベースコート黒)で塗装しておきます。結晶塗装の厚みでプラグキャップが上手く嵌らないのを防止する為ですね。

 その後プラグホール部をマスキングし、結晶塗装を行います。結晶塗装は専用の塗料で、1液の熱硬化型塗料となります。色は前回と同じ、オレンジとなります(こちらのオーナー様は今回で3個目のご依頼となります)。

 その後140℃程の熱を掛けると結晶塗装目が出て来て硬化も完了です。尚、焼付タイプですが「耐熱」と言う訳ではありません。ヘッドカバーはそこまで熱が上がりませんのでウレタン塗料でも大丈夫です。

本来であればヘッドカバー左側にタイミングベルトを覆うカバー部分があるのですが、

今回の部品はそこがカットされ、研磨して面が整えられています。格好良いですよね。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!