先日到着しておりましたホンダフィットの内装コンソールパネルです。この度の御依頼、誠にありがとうございます!
ご依頼内容はこちらのコンソールパネルを「艶あり黒」に、またクリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承っています。
またこの部分には後付けのコントローラーを取り付ける為に加工が施されていて、ただ現状は穴の周りの処理が芳しくないので、今回こちらの修正を含め「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理も承っています。
USBのパネルも外側から抉って外そうとしたのかフチの周りに傷が付いているので、この辺も下地処理で整えるようにします。外側から外せるタイプでも本体側に薄いプラスチックなどを当て、その上でドライバーやプラスチック製のヘラを使うのが正解ですね。勿論マスキングもして行います。
そして今回ネックなのは、加工された部分が元のラインを食み出るようにカットされてしまっている為、これに合わせて全体を整える必要があります。ただしそうなるとここに嵌まるコントローラーが必要ですから、オーナー様にお願いして後日そちらも送って頂く事にしました。
そして到着したのがこちらのコントローラーです。お手数を頂き有難うございました!
このような感じでコントローラーを嵌めてラインを修正~確認します。
ただ作業を着手出来るのはまだ数か月後で、その間オーナー様の手元にこのコントローラーが無いのは不便と言う事で、
ベクターデータを作れるソフト(Illustrator)を使ってデータを作製します。
出来上がったデータを基に、次はレーザー加工機を使ってアクリル板をカットします。
レーザー加工機については以下の記事が分かり易いかも知れません。元々趣味の為に購入した物ですが、今では仕事にもかなり役立っています。
レーザーでカットするとそのラインは消滅してしまうので多少サイズが変わりますから、途中2回の修正を行い、3個目でピッタリのサイズを作れました。
これでコントローラーと同じサイズの型が出来たので、ここで一旦コントローラーを返送します。
シガーソケットは裏側から爪で固定されていて、しかもそれが8箇所!。手が二本しかない人間ではその爪を全て起こした状態で維持するのは難しいですから、
鉄板を滑らせるようにして外します。これ系の中でも今回の物はかなり難易度が高く、恐らく乱暴に扱ってもガタがこないよう丈夫に作られているのだと思います。
USB取り付け部も加工されていたようで切り口はガタガタになっていますが、こちらは装着されれば見えなくなるので問題ありません。
コントローラーは後から着脱できるよう磁石式になっていて、それを固定するスチール製のプレートも外します。念のため位置が判るよう罫書いておきました。
車体に取り付ける箇所の干渉クリップ(水色のクリップ)も外しておきました。割れやすいタイプもあるので外さない場合もありますが、今回の物は簡単に外せる物だった為ですね。尚、今回塗るのはこちらのパーツのみとなります。
とりあえずこれで穴周りの修正が出来るようになりましたから、ある程度までそれを行ったら再びコントローラーを送って頂き最終確認、問題無ければ本塗りといった感じですね。






