年始は親戚の集まりなどがあって中々好きなように動くと言う事も出来ませんが、折角の連休なので夜から少し走りに行って来ました。いつもよりは少し早く、23時に出発です。
画像に写っている材木屋さんは以前もお正月にここで撮影していて、この酉の画は並べた材木に描いてありますから、いずれバラバラになってしまうので見れるのは今だけ!と言う、何とも粋な計らい物です。
と言う訳でやって来ました。今回はいつもの秋葉原では無く、東京タワーです。照明は0時に消えてしまうのですが何とか間に合いました。
と思ったらその後も照明が消える様子は無く、どうやら年末年始は点きっぱなしなのか、もしかしたら時間が延長しているのかも知れませんね。ちなみに私の他にも多少人が居ましたが、殆どは海外からの観光客のようでした。
しかし今回は出発する直前までにあり得ない量の食事を摂っていて、途中で何度か戻しそうになったりもしたのですが、折角の久しぶりの自転車と言う事で何とか胃からの逆流を抑え、さらに足を伸ばして皇居までやって来ました。
それにしてもさすが年始の夜中と言う事もあってか、車も人も自転車も殆ど居ない状況で、普段は走りたく無い国道一号線は非常に走り易い状態でした。お陰で途中からは胃もスッキリです(まあ単に消化していっただけですが)。
さらに帰り道には多少寄り道する感じでオフィス街を走ってみたりもしたのですが、途中で何だか凄く面白そうな物を見かけたので戻って見てみました。
どうやら雲を表現したパブリックアートのようで、輪郭がぼやけて見える様はまさに雲そのものです。
どうやって奥行き感を出しているのかと思ったら、数枚のガラスを重ねてそれぞれに違う雲の模様が描かれているみたいですね。
ちなみにこちらを撮影中にガードマンの方から声を掛けられまして、
「記念撮影ですか?」
「ああすいません、駄目でしたか?!」
「一枚くらいなら構わないですよ」
「あ、えっと、横からも撮りたいんですが・・・」
「問題ありません」
って(笑)
ちなみに作家さんはレアンドロ・エルリッヒ氏との事で、帰ってから調べてみると、私が前から一度行ってみたかった金沢21世紀美術館にあるプールの作品を作っている方だったようです。
こちらの作品が置いてある飯野ビルディングさんは他にも幾つかの作品が置いてあるようで、こういうのが普通にあるのがやはり都会っぽい感じがしますよね。羨ましくもあり、得した気分です。