3月18日休業日のお知らせ

注目

平素は格別のご高配を賜りまして誠にありがとうございます。

3月18日(月曜日)は、天皇誕生日の代休として休業日とさせて頂きます。

ご不便をおかけしてしまうかも知れませんが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

フェラーリリモコンキー塗装承ってます

先日到着しておりましたフェラーリカリフォルニアTのリモコンキーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

この型のリモコンキーは、F430等の古いタイプに比べると比較的しっかりした塗装の筈なのですが、一部がぺりぺりと剥がれてしまっています。通常こういった剝がれ方はしないので製造時の施工不良かも知れません。

ご依頼内容は、現状赤く塗られた表裏のカバーパネルを、フェラーリ純正色「アズーロカリフォルニア」(カラーコード:524)に、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーへの変更へ、また今回はキーリング取り付け部の傷つき防止に、ステンレスリングの制作・取り付けも承っています。

参考として以前施工した時の画像を紹介します。

市販のステンレスパイプにフレアー加工ツールを使って加工し、

塗装後のキーカバーに、この時と同じような感じで取り付けます。

また今回はキーリングの取り付けも承っておりまして、こちらの直系20mmの少し焼けたような色味をした物を取り寄せました。電池も新しい物に交換しておきます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ボート用ステンレスノブ&ステー 下準備

先日お預かりしておりました船舶用ステンレス製ノブとそのステーです。

このままプライマーを塗っても十分に密着しない為、足付け処理としてサンドブラストを行います(ペーパー掛けでも可能ですが穴の内側のフチなどを処理するのが難しく、その点ブラストの方が確実です)。

取っ手のナット部分は塗らないので、マスキングテープ→ガムテープで養生しておきます。

サンドブラストを行いました。

その後よく清掃し、

改めてマスキングをし直したら、

プライマーを塗布します。

ステーは最初に表側にプライマーを塗り、

それが乾いたら表側にも塗ります。上塗りの場合は穴の部分をボルトで固定して塗りますが、その前にボルトで隠れる部分にも色(ベースコート)を塗っておこうと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

オーディオ用置物 塗装承ってます

先日到着しておりましたオーディオのルームチューニング用置物、Acoustic Resolution Exciter RHR-21です。こちらのオーナー様は先日SEVのアルミプレートの塗装をご依頼いただいた方で、この度も当店をご贔屓頂きありがとうございます!

素材は金属製で、表面は多少ザラザラとした塗装が施されています。

金色の部分は塗らないので外しておきます。

穴の中はペーパーでの研磨はし難いので、この部分はサンドブラストを使用する予定です。一応全体を研磨してプライマーを塗ります。

色についてはこちらの部品を一緒に送って頂き、

艶消し黒の色見本と見比べてみるとこちらと近い感じなので、当店規定の艶消し黒で塗る事とします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

受付制限のお知らせ

いつも当店をご愛顧いただきありがとうございます。

去年の5月頃に受付制限を設けましたが、その後さらにご依頼が多くなってしまい、現在においても引き続き一部のお受付を停止させて頂きたく存じます。またお受付出来たご依頼についても納期が5カ月~1年以上掛かってしまうかも知れない事はどうかご理解頂けますようお願い申し上げます。


【お受付制限の塗装案件について】

・家具

・PCケース

・ヘッドカバー等のエンジンパーツ

・ロゴ等が入る自転車パーツ

・ミニカー

・スピーカーボックス

・バイクのタンクやカウル等外装パーツ

・その他時間が掛かる作業や部品点数が多い物、施工事例が無い物、内容が複雑になる案件等


上記案件についてはお問合せを頂いてもお見積もりに対応が出来ない場合があります。何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。

尚、比較的短時間で終わる案件や小物製品であれば今まで通り問題はありません(例:マイクや自動車内外装部品等)。

また既にご依頼が決定されている案件についても大丈夫です。

作業着手まで時間が掛かっても構わない(3か月以上未着手)という事であればお預かりは可能です。

尚、予約や「順番が来たら教えて欲しい」と言う事には対応しておりませんのでご了承くださいませ。

ご不便をお掛けして申し訳御座いませんが、何卒ご理解頂けますようお願い申し上げます。

TELEFUNKEN M81マイク 本塗り

先日お預かりしておりましたTELEFUNKEN M81マイクです。

グリル部分はブラックメッキが施されていて、このまま上塗りを行っても塗装は十分に密着しませんから、

サンドブラストを行って表面を荒らします。ツルツルとして硬い表面を凸凹にする事で塗料の食いつきを良くするような処理でアンカー効果を期待しています(身近にある物ではマジックテープのような感じです)。

よく脱脂清掃後、

プライマーを塗布します。

マイク本体の方はグレーメタリックの塗装が施されていますので、これを#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で研磨して足付け処理をしてあります。

まずはベースコートを塗布します。

VW社のキャンディホワイト(カラーコード:LB9A)となります。

この後よく乾かしたら、

トップコート=クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

マスキングした箇所の仕上りが悪くならないよう、2回目のクリアーを塗ったら直ぐにマスキングテープを剥がしておきます。少々リスクが高いですがそのまま固まってガタガタになってしまうのは避けたいのです。

ちなみに少し前までマイクは40本程度お預かりしておりまして、現在ようやく30本程にまで減らせた状態です。これから御依頼頂く場合は半年くらい掛かってしまいますのでご注意くださいませ。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!