色相環色見本No.4

先日業者様からのご依頼で「鮮やかな黄緑色」といったご指定を頂きまして、丁度良い機会だったので以前から作製していた色相環色見本の内の一色を採用する事にしました。

今回採用したのはこちらの色相環の「4時」の位置にあたるグリーンで、最初の画像だとかなり鮮やかに見えますが、あちらは単に画像をPhotoshopLightroomで加工しているからです。蛍光塗料では無いですから普通に撮影しただけでああはなりませんので、念の為・・・。

ちなみに最初のお問合せでは「ランボルギーニ、ムルシェラゴのグリーン、LAM-0077でパール塗装無し」といったご指定で、ただこの色、そんなに派手な色では無かったような気が・・・と言う事で上記の画像を送ったところ、もっと派手な色のサンプル画像が戻って来たのでそれを参考にして今回の色となりました。

こういった塗色を作るのは特段難しい事では無いのですが、オーダーでのご依頼だと後から「あの時と同じ色で!」といった事がしばしばあるので、今回のように予め配合データのある色を使っておけば非常に安心です。普通の塗装屋さんなら当たり前の事過ぎて逆にデータは残さず、再度依頼が入った時にとても焦る訳です。判ります、痛いほど判ります(笑)。

今回塗装したヘッドカバーの画像は当ウェブサイトでの掲載もご承諾を頂いておりますので、後日施工例として改めて紹介をさせて頂きます。実際は(いつもの撮影では)こんなに鮮やかな色味では無いので、未加工と加工した画像とを見比べて頂ければと思います。いつも「縮小以外は未加工です」と言っている意味がきっと判るかと・・・。

頚椎症②

少し前に整形外科で処方されていたリリカなる薬ですが、その後の段階を経て、最初の25gから75gにアップしました。これは所謂「赤い彗星」に近づいた、と言う事で良いのでしょうか(笑)。

その後も薬の飲用を続け、さらにいつもお世話になっている先生に鍼を打って貰って、首→肩→腕→指の痛みは多少なり軽減されて来ました。あと睡眠時間も長めにするよう心掛けているので、一時期のピークよりは大分楽になりました。イメージとしては、両肩に10人ずつ乗っていた地縛霊が、4人くらいに減った感じでしょうか(笑)。

尚、薬の量が増えて良くなったのは夜中に痛みで起きる回数が激減した事で、最初の頃は夜中に何十回も起こされていましたが、今では途中一度も目覚める事がないまま朝を迎えられる日もあります。まあこれこそがこの薬の副作用なのかも知れませんが(笑)。

隙間が狭くなった頸椎は元の戻る事は無いとの事なので、それはそれで仕方ないとして、今後は筋肉で強化する(何故か笑)、悪い姿勢にはならない(特にヘッドカバーの長時間のサフェ研ぎとか)、そして人間らしい生活習慣を心掛けるようにしようと思います。

ちなみに以前腰痛を患った時は、整形外科や大学病院、マッサージ関係など色々手を尽くしましたがどれも効果が無く、鍼は9人目の先生で一気に改善し、その後はストレッチ&自転車に乗り始めた事で現在の生活に戻れました。自転車も最初の頃は痛くて辛かったのですが、体幹を使う事で体が解れていったのだと思います。

ただその時に通っていた鍼灸院は静岡県三島と自宅からかなり遠く(しかも待ち時間が3~6時間と長い…)、5回くらい通った後、現在の先生を発見してお世話になっている次第です。比較的近所に今の先生がいらっしゃって(開業をされて)本当にラッキーでした。それまでは「うちに来たからには絶対治します!」と言った整体さんからは回数券を何十枚も買った挙句、「おかしいなぁ。これで治らない筈はないんですけどねぇ」とか、知人から紹介された気功師?さんの所では、「タカハタさんの仕事がら(当時は板金塗装=事故車修理)どうしても悪い物が憑りつきやすくなります。ナンタラカンタラ~」とか言って呪文を覚えさせられるなど(笑)、かなり無駄な時間とお金を費やしてしまいました。

鍼は人によって合う・合わないがあると思いますが(私も最初は全く受け入れられず全身硬直&冷や汗でした)、私的にはそれがきっかけになったので、今の先生には「私より一日だけでも長生きして下さい」とだけ御願いしています。なんて身勝手な話ですが(笑)。

マイク レース塗装(オーダーメイド)

 先日塗装の仕事でご依頼を頂いていたSHUREのワイヤレスマイクです。

今回のご依頼は「レース塗装」で、しかもレース柄もご自身で決めたい!と言うご要望があり、マイクと一緒にこれらのレース生地も送って頂きました。この中から塗装で使えそうな(映えそうな)物を選んで欲しいと言う訳です。

当然ですが今回のような事は当店では初の試みで、ただ塗装自体には問題が無い事(もし全部使えなくても当店規定の物がありますし)、また今後同じ様なニーズもあるかも知れないのでお受付する事にしました。

 御希望としては「バラっぽい感じで」との事でしたので、最初はこちらの黒いレース生地を考えていたのですが、ちょっと線が細すぎるので、

 こちらの白いレース生地を使わせて頂く事としました。

柄としては先ほどの黒いレースの方が良かったのですが、レースの線が細くて透け過ぎていると、色を塗り重ねる際に後から塗った色の面積が多くなってバランスが崩れてしまうのです。

詳しい工程はこちらでは省きますが、今回は塗装する順番を変えた2通りの方法を実際に本塗り前にテストしていますのでそちらを紹介します。

 使っているのはいつもの色見本用マイク(注型レジン製)で、レース生地は先ほどと同じ物を、ただし塗り方を左=「シルバー→黒」、右=「黒→シルバー」としています。この時、黒とシルバーの比率がどちらか極端になってしまうと多分格好悪くなってしまうと思われます。

尚、通常は左側の方法が基本になるかと思いますが、塗ってみてから「何か違う・・・」となると非常に面倒な事になるので、予め二通りの方法でテストをしています。

実際に塗ってみた感じだと、やはりと言うか明らかに左側の「シルバー黒」で間違いが無いかと思います。まあでも右の方も網タイツみたいで、この辺は好みによるのかも知れませんが(笑)。

その後キャンディーレッドを塗ってクリアーも塗り一旦完全硬化させ、またこれらは見本品なのでどうせならと言う事でデカールも貼っておきました。

さらに後日、二回目のクリアーを塗った状態です。クリアーを塗る前と同じ様な角度ですが、それぞれのマイクは位置が入れ替わってます。

既に熱も入れ終わっていますので、後日完成画像も撮影してマイク専用のサイトで紹介したいと思います。

現在のPRO_Fitでは受付窓口を設けていない為、直接のご来店には対応していませんが、いずれは隔週で土曜日などを休みとし、実際に色見本を見れるような体制にしたいと思います。ワークショップも併用出来たりしたら尚良いですね。現状土曜日は全く休めていないので、早く人並みになりたーい!、です(妖怪人間ベム風に。笑)。

「第22回岡本太郎現代芸術賞」展行き③

 先日に引き続き、第22回岡本太郎芸術賞に行った時の紹介となります。

いつも企画展会場に入るこの場所からの、正面に見えるところにある作品が印象的なのですが、今回は地味・・・というか真っ暗です。

 こちらはArt unit HUSTによる「In Vitro一閉鎖⇔連鎖一」なる作品です。

美術館建物の構造的に、この場所は四方がガラスで囲まれている小さな部屋になっていて、この中に一つの作品が収まっています。最初からこの中に飾る事を想定して作品が造られている訳では無いと思うので、選考されてからデフォルメされているのかもですね。

 中には剣山のような物がビッシリ敷き詰められていて、医療用の物か何かだと思っていたのですが、どうやらこちらは「プラグトレー」なる物で、後で調べてみると苗を育てる時に使う物なのだそうです。てっきり金属(ステンレス)と思っていましたが、プラスチック製かも知れません。

 部屋に入って丁度真正面の壁に掛かっているこちらの部分ですが、よく見ても良く判らなかったのですが、説明を見てみるとミラーの一つ一つに胎児のエコー画像が仕込まれているようです。

先ほどのプラグトレーが何かを育てる物だとすると、双方で関係性があるっぽいですね。私にはちょっと難し過ぎたのですが・・・(苦)。

と言う訳ですが、その隣にあったのがこちらの大きな円形の作品で、赤穂進氏のPortrait of Gold Coinとなります。

直径2メートル以上とかなり大きなサイズで、近くで見ると判り難かったのですが、少し離れてみると画像のように人物が描かれているのが判ります(実物は離れて見ないと本当に判り難いです)。

使っている素材は「キャンバス・アクリル・スプレー、その他」との事で、裏を見ると平滑なキャンバスの布地しか見えませんから、もしかするとアクリル絵具だけを塗り重ねてこの立体を表現しているのかも知れません。だとしたら凄いですね・・・。

 と言う感じで会場内を回っていたところ、最初に紹介した國久真有氏の「BPM」で実演が始まった模様です。

今回行った岡本太郎芸術賞展では、制作中の作業を公開するイベントは何度か確認していましたが、いつも日程が合わず、実際に目にするのは今回が初めてです。

 パンフレットに記載された作者の説明によると、


「絵画(四角い平面)は何次元もの事を平面に取り込めるという特性を持ちます。そこに興味を持ち、四角い画面がイリュージョンを示すまで様々なドローイングをしました。この絵画シリーズは、ひとつの結果としての四角い平面絵画です。人体を軸にし腕のストロークと遠心力を利用し描くwit-witシリーズと言う絵画です。自身の身長と同じ直径の円を画面に現し、その積層はキャンバスと作者の間を取り払うかの様にし、四角い画面は絵画空間を出現させていきます。円は、作者の鼓動に合わせ描かれています。


との事です。

作者はこの間ヘッドフォンを着けながら描いていたので、上記の説明からしてもしかしたら自身の鼓動を聞きながら作業をしていたのかもですね(単に音楽を聴きながらだったかも知れませんが)。

 11時くらいになると段々人が増えてきたので(とは言っても都心の美術館に比べるとガラガラですが)、最後に美術館の屋上に少し寄ってから帰る事にしました。画像は屋上から見た岡本太郎氏作の「女」です。

 そして帰り道ですが、今回は何と屋外にも作品が展示されています(最初から屋外での展示を想定していたのか、またはこれも入選してからデフォルメをしたのでしょうか)。

こちらは井口雄介氏の「Para-site-frame-work」なる作品で、

 タイトルの通り、作品自体が建物(美術館)に寄生するような感じです。

使われているのは身近に見る鉄筋で、何だか親近感を感じてしまいます(笑)。

見た目だけではなく、今回の場合だと強度とかも考えないといけないでしょうから、溶接作業とか結構大変だったのではないかと思います(つい作業工程ばかり考えてしまう癖が・・・)。

今回は残念ながら天気が良く無かったのですが、もし天気が良かったら山に行ってしまっていたとも考えられるので、結果オーライだったかも知れません。

他には5月25日(土)~26日(日曜日)に六本木アートナイト2019があるので、都合があればそれも行ってみたいと思っています。前回は自転車で行きましたが今はある程度歩けるようになったので、行きは終電前に電車で、帰りは徒歩で帰れれば!と企んでいたりもします。

ただ徹夜は身体に負担が大きいので、今はもう難しいかも知れません、が・・・(苦)