2004年夏休み

今年は色々仕事も溜まっていたので夏休みは一日も取らず、世の中は連休という所をいつも通り毎日出勤する事に!

ただせめてものご褒美的な物?という感じで、珍しく仕事とは関係無い物を買いました。先日観に行ったルックバックの映画が良かったので原作者である藤本タツキ氏のチェンソーマンの漫画を読んでみたかったんですよね。アニメは観ていたのですが内容がイマイチ判り難い感じで(まだ途中という事もあり)、その点こちらはちゃんと第一部で話が完結していたのでスッキリしました。ただルックバックとのギャップが凄かったですが…。

あと一応はお盆休みらしい感じとして、仕事が終わってから映画を観に行くことに!

 観に行ったのは三回目となるルックバックで、またどうせならという事で今回を機にシネマ109の会員になりました(この日レイトショーやっているのがここだけだったので)。内容としては、入会金¥1,000でいつでもVIP席?が通常料金で利用可能、年間費は無料(ただし六か月未使用で無効)、6回使うと1回分の鑑賞無料という事で、まあまあ得なんじゃないかと思った次第です。

ちなみに今回は前の方で観たかった(視界に余白を入れたくなかった)という事で最前席を予約した為、会員特典であるVIP席の恩恵は全くありませんでした(笑)。

また二回目を観終わってからはこちらのサウンドトラックのCDも購入していました。サントラCDを買うなんてオーバー・ザ・トップ以来で(懐!)、そもそもCDという媒体を買わなくなったので本当に久しぶりです。今回のルックバックでなければ買ってなかったでしょうね。

ちなみに今回一人でも行くつもりだったのですが、GUNさんを誘ったところ観たい!という事で会場で待ち合わせて一緒に鑑賞、その後は川崎のビール&ソーセージ屋さんへ呑みに行く事に。ZOZOとコラボして販売されたBLACKRABBiTのオリジナルTシャツが眩しかったです(凄いですよね)。映画も面白かったようで何よりでした。私としては4回目観ても良さそうなくらいです。

他に夏休みらしい行事としては、以前から食べてみたかった高級なかき氷屋さんに!

昭和の人間としては正直かき氷に¥2,500とかあり得ないんですが、

折角という事で、その一番高い¥2,500のぴゅらみるくマンゴーを頂く事に!

マンゴーの果肉たっぷりで氷はフワフワ、くど過ぎない甘さで全部食べ切る事は出来ましたが、ここまでの金額だったらもう次は良いかな・・・という感じがしなくともありませんでした。私的には¥1,000程度で食べれる、昔ながらの氷金時の方が好みだったのかも知れません。

そして一般的な連休最終日(日曜日)は一日中家でマッタリ過ごす事にして、先ほどのチェンソーマンを朝風呂に入りながら読み、午後からは人生初の白玉団子を作ったりしていました。氷金時のイメージが強く残っていたので、茹で小豆と寒天を買ってきて自家製白玉あずきを楽しみたかった次第です。

夏休みを働いた分は、11月に出店予定のデザフェスで休みを頂く予定で、それ以外にももう少し涼しくなったらバイクで一泊旅行とかも行ってみたいと思います。ろくに乗らないのに任意保険代支払っているのは勿体ないので、その分くらいは楽しまないとですね(それでもトータルで考えるとレンタルバイクよりは安上がりです)。

自宅ベランダタープシェード検証

つくね(保護猫)がベランダに出るようになったので取り付けたタープですが、今回台風がやって来るという事で取り外しておく事にしました。

ちなみにタープの取り付けは、このようなプラスチック製のクリップやパラコードで固定しているだけので、取り外しはとても簡単です。2分くらいでしょうか。

主につくねが居る自宅リビングの室温はSwitchbotを使って外出先からスマホでチェックできるのですが、タープを外したその日はなんと31℃を超える事に!

この日の外気温は36℃くらいで、昼までの室温は比較的安定して28℃以下を保っていたのですが、西日が射す15時くらいからみるみる温度が上がり、17時には31℃を超えてしまいました。ちなみにカーテンは全閉、設定温度は23℃、風力も強にしてあります。

ちなみに心配だったつくねはいつも通りで(カメラは三か所あって会話も出来ます)、もっと涼しい場所(床)にも行かずよく寝ていました(笑)。

その翌日、台風は無事通り過ぎてくれました。ただこの日の予想気温は37℃とまた暑くなるとの事で、早めに起きて再びタープを張っておく事にしました。フックをひっかける箇所が判っているので取り付けも5分程度、めっちゃ楽に出来ました。

尚、エアコンは買ってから10年以上経っているので100%の性能では無い事、またタープを張る事で室外機も日陰になる事で今回効果が大きく表れたのだと思います。

なんにしてもタープのお陰でかなり省エネになっているのが判ったので、夏はもう欠かせませんね。

塗装ブース床塗装

自作塗装ブースの床が大分汚れて来たので、夏季休暇の雰囲気を利用して塗り直す事にしました(実際には今年の夏季休暇は取っておらず、ただ世の中の雰囲気が連休モードなので私も普段の仕事とは違う工場のメンテナンスをしてみようと思った次第です)。

ちなみに前回は使用期限が切れて不要になったクリアーにパウダータイプの顔料を入れてグレー色の塗料を作りましたが、

今回は同じく古くなって使えなくなった塗料を再利用してみよう!と思った次第です。

こちらは通称ノンストップサフェ=サンディング無しでウェットオンウェットで使う2液性のプライマーサーフェサーで、現在は新しいタイプが出ていますが、そもそも余り使う機会がなく、工場の隅で長く眠っていました。

同じくこちらも使用期限が過ぎてどうしようも使い道がクリアーですが、今回のサフェに混ぜて使ってしまおうと思った次第です。どちらもMSハードナーと2:1で使うので問題は無いかと思った次第です(勿論仕事としては使いませんが)。

あとそれだけだとグレー色が明るすぎるので、こちらも古く在庫していた2Kエナメルの艶消し黒=オペルのピラー用に販売されていたパッケージタイプの塗料です(多分世の中的には流通していない物だと思います)。同じくMSハードナーと2:1で使うので問題ないですかね。

と思って早速混ぜて使ってみたところ、みるみる塗料が反応して膨らみまるで発砲ウレタンのように!(笑)

尚、使ったハードナーも相当古い物で、恐らくはそれが原因だったのではないかと思っています。

改めてもう少し新しい(それでも期限切れの)ハードナーを使ってみたところ問題無く、ブース内の床全面を塗り終わりました!

ちなみにローラーではは無くスプレーガンを使っています。1度塗りなのでそんなに手間では無く、塗膜の厚みがつかないので塗り重ねていくこのスタイルにはとても適していると思います。ローラーで10回とか塗り重ねたら相当の膜厚になりますからね…。

ちなみにその前のローラー塗りの時は、専用のエポキシ系塗料を使っていました。車が乗る場合はやはりある程度の強度(密着性&耐溶剤性)が必要だと思いますが、小物専門になった今は私が歩くだけなので、2液ウレタンのスプレー塗りで十分だと思っています。

ちなみに先日自宅のベランダに塗った水性塗料を使う事も考えたのですが、これだとやはり厚塗りになり過ぎてしまい、また塗料やシンナーを零した時に溶けてしまう恐れがあったのでやめました。

そして後日、作業スペース側のこちらの床も同じようにして塗りました。何もこの暑い時期にやらなくても良かったのですが、工場一階にもクーラーがある事、また先日購入した冷却ベストと空調服の組み合わせ、さらに送気マスクを着けて行ったので、大きなストレス無く作業する事が出来ました。というよりこの高温高湿度の時期に本塗りをするとトラブルが起こる可能性が高いので、むしろこういった雑用的な事を今の内にやっておければと思った次第です。

塗装の仕上がりには直接関係はありませんが、床が綺麗だとテンションが上がってやる気が出るので非常に満足です。とは言っても床の塗装はそれなりに体力を使うので、出来るだけ汚さないで綺麗な状態が長く維持できるようにしていければと思います。

水冷ベスト

今年の夏の暑さも尋常では無く、去年に引き続き工場内での作業には空調服を使っていたのですが、もはやこれでも仕事が辛い・・・という事で、

ジャジャーンと!こちらの水冷ベストを購入しました!

市場価格だと¥16,000くらいだったのですが、山善さんの公式サイトで20%オフのキャンペーンをやっていたので思い切って購入してしまいました。

構造としてはシンプルで、ベスト内側に冷却水が通るシリコーンパイプがめぐらされています。普通のゴムパイプだと固くなってしまうところ、シリコーン樹脂だと冷たくなっても柔らかいままなので上手く体にフィットするのが良い点だと思っています。

リュックの中には水を入れるバッグが入っていて、そこに凍らせたポリケースを入れられるようになっています。これに水を200㏄くらい入れ、冷やされたそれがポンプで循環されホースパイプが常に冷たい状態を維持し続ける!という算段です。

専用のポリケース以外にペットボトルでもOKで、ただ厚みがあると膨らんで邪魔なので、ペットボトルでも細いタイプ(これは確か爽健美茶)を使っています。他にパイプフィニッシュ(形状的にはこちらの方が良い)などの容器も使っています。

実際に使ってみた感想として、屋外通勤時での使用では焼け石に水みたいな感じでした。というのも、普段背負っているリュック+この冷却ベストだと結構な重さで、さらに体とリュックが密着して背中の風通しが悪くなり爽快感が無くなるのが大きなデメリットでした。だとしたら今のスタイル=メッシュバック付きの通気性の良いリュックと日傘だけの方がよほどマシで、通勤時の使用はボツとなりました。あと冷たいのは一時間くらいしか持たず、その後は前記したデメリットしか残りませんから地獄でしかありません。凍らせた交換用ボトルをクーラーボックスで保管出来る状況か、1時間毎にコンビニ等で凍ったペットボトルを買える場所じゃないと厳しいですかね。登山などに持って行ったら単に邪魔なだけかと・・・。

ただ工場内の使用では先ほどの水冷ベストの上に既存の空調服(ファン)を重ねて着るので、これは素晴らしく十分に体が冷やされます。私が使う空調服は袖なしなのですが、これが袖付きならきっとクーラーの効いた室内に居るのと同じくらいの快適さになるのでは!と思った次第です。

中のポリタンクの交換もそんなに面倒では無く、今では一日の内に3回くらい入れ替えて使っています。

今後の日本はさらに暑さが酷くなるでしょうから、普段着る服に予めホースパイプが織り込まれたり、ペルチェ素子と同じような効果の繊維が使われた夏場外出専用服などが開発されればと期待しています(まあそれの究極が宇宙服な訳ですが)。

とにかくこれのお陰で何とか今年の夏を越せそうです。機会があれば長袖空調服も試してみたいですね。