2025年元旦千葉ツーリング

ここ数年は3連休以上の休日を取れるのが年末年始くらいしかなく、なので今年も元旦はバイクで千葉にツーリングに行くことに!

今年の元日は比較的暖かい感じで、ただそれでも体が剥き出しで走るバイクではちょっと信じられないくらい寒い事には変わりありませんから、一番ダメージの高い部分=ハンドルグリップヒーターとグリップカバーは必須アイテムです。また念のため電熱ベストも着ておき、途中体の震えが出始めたのでこちらも使いました。好きでやっていなければ単なる罰ゲームですね(笑)。

今回の目的地はこちらの山王神社です。バイクは先ほどの画像の三島湖駐車場に止めてそこから歩いていきます。


Google Map→山王神社

〒292-1174 千葉県君津市正木152


バイクでも通れそうですが、目的地の神社はトンネルの途中からT字路的に分岐して道が細くなっているので、歩いてじゃないと行けません。

トンネル内の路面は平らで、しかも照明があって比較的歩きやすくなっています。

先ほどのトンネルの途中からT字状にこちらの横道が出ています。如何にも手で掘った感があって雰囲気は抜群です。

先ほどのトンネルを抜けると、湖畔の断崖絶壁に作られたこちらの神社が現れます!

社自体は小さいですが、ちゃんとしめ縄と本坪鈴と賽銭箱(椀)はありました。普段行っている初詣とは違う現実離れな感じが良かったです。

その後は道の駅、鴨川オーシャンパークに!

2年前のお正月もここに来ていて、冷えた足先を足湯で暖められたのが最高に気持ちよかったのでまた来たかったんですよね。

元旦は初日の出というイベントもあってお店は6時から開いていて、前回はここで刺身定食を頂きました。

あと売店で売っている天然ところてんが美味しかったので、こちらもリピートする事に!(2年で33%も値上がりしてました!)。

ちなみに足湯は11時からになっていて入れませんでした。前回はもっと早くから入れたのですが、ここもインフレの影響が出ているんですかね・・・。

そして今回のもう一つの目的地。海食堂九十九里倉庫さんへ!

元旦から営業してくれているお店は少ないので前もって色々と調べておいて、特に魚介類が美味しいと評判のこちらを利用させて頂きました。画像はアジフライで、出来あ縦熱々で身がフワフワ、冷えた体にとても美味しかったです!

さらにこちらの刺身定食も頂きました!

マグロは勿論、ブリ?か何かのお刺身が脂が良くのっていてとても美味しかったです。

十分満足したのですが、折角ここまで来たのですから追加でゲソ焼きと(撮り忘れて最後に残った一つでした)、

エビ・以下・鰯・アジのミックスフライも頂きました!

さすがに全部食べきれないのは判っていたので、容器を貰ってお持ち帰りする事に。

その後はいすみ市で一番景観が良いと評判の太東埼灯台へ!

色々なロケでも使われている有名な場所のようです。

とても展望がよく、端から端までの景色を見ると確かに地球は丸い!と納得できる程でした。

寒いけれど天気が良かったのは非常に幸いで、バイクで走っている時は仕方ないにしても、降りて休憩する時は陽さえ当たっていれば比較的過ごし易かったです。

そして今回の宿はHOTEL R9 The Yard いすみさんに!

インバウンドのせいもあってお正月はどこのホテルも軒並み高額になっていて、むしろ混雑してサービスが低下した状況で高いお金を払うのは馬鹿らしいですから、今回は素泊まりビジネスホテルのような感じでちょっと風変わりな、こちらのコンテナホテルを利用する事にしました。

出来てからまだ間もないからはどうかは判りませんが中はとても綺麗で、言われないとコンテナとは思えない感じでした。天井も全然低くありません。

また今回は二個のコンテナを連結した広いタイプにしました。IHヒーターを備えたミニキッチンもついていて、食材を持ち込んでの調理も可能になっています。釣りが好きだったらそのまま捌いて食べれちゃいますね!

このスライドドアで隣のコンテナに移れます。

こちらは寝室で、

最大4人が泊まれるようになっています。

フロントにはフリードリンクでレギュラーコーヒーや紅茶、お茶などが飲めるようになっています。また一泊につき一つ冷凍食品がついてきて、夕飯はこちらの焼きビーフンとお昼に食べたフライの残り、あとは歩いていけるセブンイレブンで買ったサラダを頂く事にしました。出来るだけその地の物を消費したい所ですが、お店が開いていないお正月はコンビニがあると本当に便利ですね。

その後は歩いて海岸に出ましたが、

ばっちり東側だったので日の入りは余りよく見えませんでした(笑)。

ちなみに今回は出発数日前にバッテリーが上がっている事に気付き、充電器のメンテナンスモードを使って充電はしたのですが、グリップウォーマーなどの消費が大きかった為か二日目の朝にセルが回らず、仕方ないので押し掛けで出発→信号で止まる度にエンジンも止まってしまい(インジェクションへの電力供給が間に合わない)、ある程度電気が溜まるまでは回転を落とさないような走行と、グリップヒーターを使わないようにして帰ってきました。この辺のちょっとした事でも深刻にならなくて済むのが二輪車の良い所ですね。

出発は9時頃で、途中千葉県内のどこかでご飯を食べてから帰ろうかと思っていたのですが、11時頃の木更津周辺では既に激しい渋滞が起きていたので、これがアクアラインに影響が出る前にと、寄り道をせずそのまま直帰=お昼前には自宅に到着しました。

走った距離は300キロくらいで、特に危険だった場面も無く、今年も年明けから十分バイクライフを楽しめたと思います。バッテリーは新しいのを頼んだので、今度は上げてしまう前に充電しておかないとですね(笑)。

色相環キーホルダーワークショップ2025/1/4

今年は年始の土曜日を利用して、当工場でワークショップを開催する事にしました!

少し前に紹介していたこちらの色相環キーホルダー制作ワークショップですね。

今回の参加者は3人、お手伝いをして下さる方々が2人と私で合計6人でスタートとなります(途中さらにお手伝いで1名来て頂きました!)。

まずはテンプレートを使用してイメージ図を作成して貰います。私が仕事でやる時も必ず行っている事で、大丈夫だと思っていてもいざ本番(本塗り)となると頭が真っ白になるか、または強い思い込みをして勘違いを防ぐ為ですね。「俺は長年やってるから大丈夫!」が一番危険だと思っています。所謂老害と言われるのは大体これですよね…。

イメージイラストが出来たら工場一階に場所を移し、原色を使って色を作って貰います。

使い捨てのエプロンとビニール袋、保護メガネはこちらで用意していますので、基本的には手ぶらでOKとしています(自己責任となっているので懸念する事があればご自身で準備、例えば防毒マスクなどは自前のを持って来て頂くようなスタイルとなっています)。

何も混ざっていない塗料原色は基本的に黒い(明度が低い)のでそれ単体では色味が判り難く、これに白などを混ぜて明度を上げると色相の判断がついてきます。

メタリックも細かいのから粗い物まで色々とあり、その辺はお手伝いしてくれる方々が塗装経験者という事もあってフォローしてくれますからとても助かっています。

この様な感じで色を作って頂き、

各パーツに塗装を行って貰います。

ベースコートに使用したガンはIWATAのLPH-50 口径0.6mmとなります。多分未経験者はエアーブラシよりこちらの方が使い易いのではと思っています。

自信の無い方はクリアーコートは代わりにやってあげるスタイルですが、今回は全部参加者自身で塗って貰いました。

理想としては均一に同じ膜厚で艶を出して頂きたいのですが、さすがにそれは難しいので(私でも難しいです・・・!)、多少塗り過ぎな感じで仕上げて貰っています。塗り足りなくてザラザラの肌よりは全然良いですよね。

その後強制乾燥をしている間に別の作業を行って貰います。全体的にみると結構時間が掛かるので色々な作業を並行して行って貰う感じですね。結構忙しいです。

色相環12色のピースは予め私が塗っておいた物を使って頂くスタイルで、「ソリッドカラー」「ミラーキャンディ」「メタリックキャンディ」の3つから好きな物を選んで頂きます。

画像はバリ取りを行って貰っている所で、怪我だけは避けたい事なので革手袋を用意しています(こういった物も使いなれば物があればご自身で用意して持って来て頂ければといった感じですね)。

今回は「塗装してからレーザー彫刻&カット」といった流れで、レーザー彫刻は時間が掛かりますから、その間に4ピース色見本のキーホルダーを作成して頂きます。

こちらの白と黒の枠は予めレーザー彫刻&カットされた物で、本番前の練習としてドロー部の塗装と、先ほど塗装しておいた四角いピースを組み付けて貰います。

ドロー部の色はお好みで選んで頂けるようにしています。

そして完成です!

ちょっと判り難いのですが、左端の枠はネイビーで、背板は黒メタリックとなります。色相環のピースはメタリックキャンディーカラーですね。

右端の枠は赤から白にグラデーションしていて、背板はホワイトゴールドメタリック、色相環はミラーキャンディーカラーとなります。

中央の枠は黄緑から白へのグラデーションで、背板は黒メタリック、色相環はメタリックキャンディーカラーとなります。

裏はこんな感じですね。ドロー部も全て参加者の方々ご自身で塗っています。

こちらの4ピース色見本はおまけのような感じで、それぞれ色相環キーホルダーに使った4色を使っています。色見本としてはこの方が判り易いので私的にはこちらが好きだったりします(ただ配色という点での見た目は難しいですよね)。

今の工場でいつまで仕事が出来るのかは判りませんが、都内でやっているメリットとして人が来やすいという所があるので、今年は出来るだけワークショップの回数を増やしていこうと思っています。

この度はご参加頂いた方々&手伝ってくれた方々有難うございました!

2024年有難うございました!

今年は(今年も)非常に忙しくさせて頂き、祭日は殆ど休みなく仕事をしていた一年となりました。

売り上げについてはまだ計算していないのですが(経費帳も売上帳も翌年一度に計算しています)、銀行口座の内容からして悪くはなかったと思います。

連休を取った日としては年末年始くらいで、あとは代休として月曜日を休んで日月休みにしたような感じでしょうか

そこで単純に一日の売り上げを4万円と考えてみると、

祭日16日分+年末年始休み3日分+GW休み分5日+夏季休暇5日分=29日分×¥40,000=¥1,160,000が通常売り上げに加算されたような感じですね。なので利益率的にはこれまでとは余り変わらないのかも知れません。単に労働時間(日数)が多かっただけですか(笑)。

ただ今年は画像のデザインフェスタに2回出展していて、それでも売り上げが落ちなかったのは良い結果だと思っています。最初に知り合いの塗装屋さん(GUNさん)の所に間借りして出展した時は、デザフェスでの売上はあった物の本業は大赤字!という結果になっていたので(仕事している方が全然マシ)、その点ではとても成長したと思ってます。まあハンドメイド品の制作はその殆どが自宅での作業だったからという事もあるかも知れませんが(笑)。

お陰様でこちらの色見本キーホルダーが好評で、勿論こんな事をせず本業に集中していた方が利益率は高いのですが、定年の無い(そして国民年金もIDECOも期待できない)個人事業の場合、身体が衰えても働かないと食べていけなく、ただし細かい内容の塗装(凄く細かい!)はいずれ出来なくなるでしょうから、その後老眼鏡を掛けながらでも出来る仕事=今のオーダーメイド的では無く「製造業的な塗装」に上手くシフトが出来れば、死ぬまで塗装を続けていけるのでは、と考えています。

なのでその間、折角良い場所=都内に工場を構えているので、その利点を活かして来年はワークショップに重きを置こうと考えています。いずれは自宅の作業場もしくは郊外で塗装を仕事で続けるとして、その環境ではワークショップは成り立たない可能性がありますから、これを今の内に!という感じですね。月に一度はやりたいと考えています。

とにかく今年もご依頼頂いたオーナー様方&お買い上げ頂いた方々、誠にありがとう御座いました。

またどうぞ来年も宜しくお願いいたします!

有孔ボード新規取り付け

少し前にスプレーガンのパーツ(ニードルとキャップ等の消耗品)を購入したのですが、部品代だけで1万円を超えてしまい、「だったら新しいガンを買った方が良いのでは?」と考え、新たに3丁を購入しました。

ただ頼んでいた塗料屋さんが持って来たのはこちらの本体だけで、勿論これだけでは使い物にならないので、

後日カップを購入しました!

尚こちらはIWATAでは無く恵宏製作所さんの脚付きフリーアングル250ccです。二度手間になるのは申し訳ないのでこちらはネットで購入しました。

ただネックだったのが置き場所で、ここにさらにスプレーガン3丁を置くのは難しそうだったので(というかいい加減何とかしたかったので)、

ジャジャーンと!新たに有効ボードを購入しました。厚み4mmで1820×910を半分にカットして貰っています。塗料が着いても目立たないよう黒にしました。

ちなみに今まではこの様な感じで60mmのビスを打ってそこに引っかけているだけでした。というのも今の工場に引っ越して来た時も既にご依頼が一杯で、一日でも早く工場を稼働させなければ!という状況でしたから、スプレーガンを綺麗に並べておく余裕なんてなく、それでもこの仕様で特に不便があった訳では無かったのでそのまま10年以上放置だったんですよね。

と言う訳でこんな感じで設置しました。有効ボードの利点はフックの位置がフリーなので、設置自体も大体でOKなのが良いところですね。

スプレーガンの口径は0.3mm、0.4mm、0.5mm、0.6mm、0.8mm、1.0mm、1.2mm、1.5mmがあり、さらに黒専用、メタリック専用、キャンディーカラー専用、トップコート(クリアー)専用、下塗り(サフェ)専用などで使い分けています。結晶塗装などもチヂレ目のサイズを変える為にガンを使い分けていたりしました(現在は原材料いが廃盤になったので受付を停止しています)。

先ほどのスプレーガン置き場とは別で、こちらはダイソーで買ってきた有孔ボードです。一枚のサイズは300mm×600mmで、元々白木っぽいプリントがされているのですが、見た目がチープなのでベースコートの白を塗装しています。

というのも、

工場二階入り口に置いてあるスナップオン工具箱の上に置いたフィギアがゴチャゴチャしてきたので整理したかったんですよね。

飾ってあったフィギュアは埃を被っていたので勢いのあるシャワーで水洗いをし、エアーブローで埃を飛ばしました。下手にふき取るよりこの方が傷が付かないし時間も掛からないので良い方法だと思ってます。

棚板はデザフェスで展示する時の為に作ったアクリル板を使います。アクリル板は端材セットで買っているので材料費は実質無料みたいな物ですね。

ここでそれを使ってしまうとデザフェスの時に困ってしまうのですが、とりあえず今回は試しにという事であり物を使っていく事にします。位置(高さ)も自由に変えられるのが有効ボードの良いところですね。

と言う訳で設置完了しました!

ちなみに元々は使わなくなった液晶モニターを着けていたのですが、その後PC本体と一緒なら無料で廃棄してくれるところを見つけたので今回を機に廃棄しておきました。

背面が白くなったという事もあってめっちゃ華やかになりました!

むしろ一旦全部撤去して壁全面を有孔ボードにした方が良いのでは?!と思うくらいです(笑)。

来年は月に一回ワークショップを開催しようと考えているので(果たして本当に実行できるかどうかは別として笑)、なんとか綺麗な状態を維持していきたいですね。