試運転と言うか復活

marukobashi_9

たった一週間自転車が無かっただけで随分と苦しい思いをしました。休みの日はまだ良いのですが自転車通勤が出来ないのが想像以上に辛かったのです。私の場合カメラも自転車とセットですから(それ以外では余り外で使わない事に気付きました・・・)、自ずと撮影する機会も無くなってしまいましたし。

という事で、本日は梅雨間に信じられないような快晴の中、ギアーの刃数が4個増えた自転車を試運転しつつ久しぶりの自転車通勤となりました。雨のお陰で空気中のチリが一掃されたお陰か随分と空気も澄んでいました。遠くの空が綺麗にグラデーションしています。私の腐った心とはまるで違いますね(苦)。

自営業の良い所としては「時間に縛られない」という事で、このまま一日サボって立川まで走っていってしまうと言う事も可能なのですが、実はそれは全く逆でして、余程サラリーマンの時の方がそういった事は自由に出来ました(実際やった事が何度もあります)。

ディーラー勤めの時は比較的個々の負担は(今に比べれば非常に)少なく、スケジュール管理さえ出来れば「今日は調子が悪いので休ませて頂きたく・・・」と報告さえすれば休めたのです。勿論周りの事を考えの事ですが。週休二日に有給休暇は年に13日くらいありましたから、トータルすると一年の内3分の1以上は休みだったんですよね・・・(懐)。

それに比べると今は休みの日でさえ完全に仕事の事を忘れるという事は殆どなく、出勤前にホームセンターに寄るだけで「これで売り上げが幾ら減ったんだろう」と息苦しくなってしまいゆっくり買い物も出来ません(故に余程の事が無い限り出社前に寄り道が出来ません)。器が小さいというかかなり小心者なのだと思います。

ただ幸いにして仕事が嫌いな訳では無く、「好きな事を仕事にしたら駄目」なんて事も全くの間違いだったようで、これで食べていけるなら死ぬまで続けたいと思う程に塗装は好きだったようです。正確には塗装に関わる事も全て含めてですかね。

ただ以前のように被塗物の対称が「車体」となるとちょっと私には大き過ぎた感があって、車体の塗装を死ぬまで続けるのは到底無理があったと思います。車体を扱うとなると塗装以外に考えなければならない事が多過ぎて、塗装を楽しむどころでは無かった気がします。預かって車からオイルがジャジャ漏れしたり、二度とエンジンが掛からなくなったり、危うく車を燃やしてしまう所だったなんて事もありました(実際に燃やしてはいませんがそういったトラブルは業界ではよく聞く事です)。

という事で、世間的にはワークライフバランスはメチャクチャに見えますが(笑)、私的には結構理想に近い形に出来ていると思います。生きている内の半分は仕事をしている訳ですから、せめて少しでも楽しくないと大変過ぎますからね。もう少し頑張ってもう一台、ハンドルが変な形の自転車(ロードバイクですか)を手に入れたいと思います。

2 thoughts on “試運転と言うか復活

  1. 無事に次期主戦場の準備も近づいているようで、何よりです。1週の間で不安を感じるほど愛着が湧くのはうらやましいですね。そのうちと言いながらまだ乗らない百の理由、うーん。お引越し祝いはパーツの方が良いかな?以前使用して2000km未満でよろしければ105ではありますが前後のSTI キャリパー前後があります。ディレイラーはカンパだと取付が合わないのであきらめたような。 当方のスペアパーツも少しずつ揃っています。なるべくメタリックで買い集めてはいますが、6割位は揃いました。でもこれらを全部同一色で仕上げるのもかなり厳しいですね。パニア単品とは違います。

    • bokeもといM6さんこんばんは!次期主戦場(笑)は未だ場所が決まらずモヤモヤした日が続いております。
      コンポーネントについてはお気持ちは非常に有り難いのですが私にはまだ早いかと・・・!
      ちなみにロードバイクかオフロードの単車かで悩んでいたら工場移転による設備費用でそれどころではなくなりました(苦)。借りるお金では到底間に合わないので持ち出しも相当になりそうですので・・・。

      スペアパーツの収集は順調に進んでおられるようで何よりです。生涯計画と言う事でゆっくり楽しむのも宜しいかと存じます。ただバイクがバイクですから相当スペースも使いそうですね・・・(恐)。この辺がやはり自転車とは違うところでしょうか。
      ちなみにバカガボンドの新刊はまだ手に入れていません。この調子だとリアル新刊と一緒になんて事になりそうな気が・・・

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