何だかCGっぽいですが・・・

chijimi昨日紹介したダースベイダーに塗った結晶塗料が入っていた缶の蓋です。蓋の裏側で塗料がこんな風になるなんて事は普通無いのですが、結晶塗装は他の塗装とはちょっと違うのでこんな減少が起こるのかも知れません。まるで鍾乳洞のようです。

ちなみに結晶塗料の材料費は普通の塗料と余り変わりありませんが(スタンドックスの原色よりは全然安いです)、ただ管理が難しいところがあって、塗料の残りが少なくなってくると分離してしまったりゲル化してしまったりと、やはり普通の塗料とは違い扱い難いところがあります。無理に使うとチヂレてくれなかったりもしますし・・・(これはダメージが大きいです)。

と言う事で、業者さんからご依頼頂いていた古いフェラーリの紙製(?!)の遮熱板への結晶塗装も何とかなりようやく落ち着く事が出来ました。塗るのもそうですが、劣化してヒビ割れた旧塗膜をどうやって剝がすかで色々悩みまして、剥離剤も溶剤もサンドブラストも使えないとなるともう「ガラスクロスと樹脂で固めるしかないのでは?!」なんて思いましたが、やはりと言うか邪道なので結局シングルサンダーで表面のみ薄皮を剝ぐように(実際は凄い膜厚なのですが)ネチネチと削り落としました。その後は巣穴との戦いだったのですが、エポキシを駆使して何とかなった次第です。今回はさすがにちょっと疲れましたかね(部品が手に入らないので上手く行かなかった時のリスクを考えると精神的に大変なのです)。

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