ガラスエッジ厚物透過色相環キーホルダー

以前購入したアクリル板の端材セットに入っていたガラスエッジアクリルですが、これまで使い道が見つからないまま長年寝かし続けていたところ、現在作成している透過色相環に使ってみるとこれが非常に良い!と言う事で、これを使ったモデルの制作に勤しんでいます。

厚みが5ミリのアクリル板で、全て端材セットに入っていた物です(1箱に一枚くらいでそれが6箱分といった感じ)。端材セットは10キロで¥2,000くらいと激安なので、キーホルダー一個分に換算すると材料費はほぼ無料!(コンビニで買い物する方が余程散財ではと…)みたいな感じです。

レーザー加工とドロー部の塗装後、被塗面の足付け処理までを工場で行い、

その後自宅に持って帰って色相環ピースの接着作業を行っています。

ちなみに色相環のピースを並べる為の治具に嵌め込む作業は自宅2階のリビングで行いますが、

接着作業は何かの拍子に間違って猫が触れてしまうと非常にマズイので(あと室内で溶剤を使う点でも宜しくないので)、自宅の3階で作業を行っています。

ちなみに上の画像では左側がガラスエッジアクリル、右側が透明アクリルで、比べてみると分かり易いですがガラスエッジの方はかなり色味が着いているのが判ると思います。こうなると「色見本」としての使用は出来ませんから、単に綺麗な物=アクセサリーとして使って頂く感じですね。

ペンダントに使えるミニタイプも作成しています。

先日動画も撮影したので紹介します。

アクリル板に厚みがあるので、より青緑味が強調されて美しく感じられるかと思います。

販売用に撮影も行いました。

縦長の画像はスマホで撮影している物で、それらはほぼ加工を行っています(とにかく暗くなるので)。

ここからの横長の画像は仕事で行う場合と同じくサイズの縮小以外は未加工となります。

色相環のピースは「濃い色」と「薄い色」があって、

いずれはどちらか一本に絞ろうと思っていますが、とりあえずテスト的に現在はこの2種類でそれぞれ別けて作っています(なので実質24色!)。

ちなみに成功率は60%未満、

どうしても接着面に気泡が入ったり浮いてしまっている箇所などがある為、

デザフェスでは「訳あり品」として多少割引した金額で販売する予定です。

家で眺めるなどして使う場合はA級の物を買って頂き、鞄等につけてガンガン使う!という事であれば訳あり品を選んで頂ければと思います。

裏側が判る動画も紹介します。

現在はデザフェス向けに制作していますが、いずれウェブショップでも販売する予定です。ただその場合本業の時間を潰してしまう(主にメールと発送業務)為にどうしても割高になりますから、デザフェスに来られる方はそちらでの購入をお勧めいたします。

透過色相環色見本キーホルダー

相変わらず本業が忙しく、さらに仕事以外では年に2回出展しているデザフェス向けの作業に追われて休む暇が無い日々が続いていますが、昔(車を塗っていた時)と違って日曜日だけはちゃんと休むようにしているのと、食事と睡眠はちゃんとする様にしているので健康状態は概ね良好です。

ぶっちゃけ一度行けば良いかなぁと

腰痛とアキレス腱の炎症痛みは相変わらずなので遠出=登山やハイキングは行けていませんが、1~2時間程度なら何とかなるので日曜日は早起きをしてウォーキングに行くようにしています。この日は地元の友人と五反田から目黒川沿いを歩いていつものスターバックスロースタリーを通り過ぎ、

スターバックスよりこういう感じが大好きです

池尻大橋にあるマグコーヒーポイントさんに行きました。

朝の7時からオープンしているので、街に人が少ない時間帯から歩いて行ける目的地としてとても良いのです。

新作のバルサミコ酢とイチジクのトーストめちゃくちゃ美味しかったです

限定のモーニングプレートも絶品で、あと酸味が苦手だったコロンビアもこちらで淹れてくれる珈琲は香りが良くスッキリしているのでとても気に入っています(逆に地元のカフェで頂いたスペシャリティのコロンビアは微妙でした…)。

撮影に使うという体で経費扱いに

ウォーキングの際には商品の撮影も兼ねています。

ここ数年はカメラを持ち歩く事は無く全部GooglePixelスマホでの撮影です

PRO_Fitの工場内だと照明は蛍光灯が基本で、一部スポットライトや自然光が入る場所はありますが、毎回変わり映えしないので色々な所に持っていって撮影が出来るのは楽しいです。

SNSで使う画像は縦長が基本なのでこれもスマホでの撮影です

透過色相環の場合はこれまでの色見本キーホルダーの作り方と大きく違っていて、まず透明なアクリル板に塗装した色相環ピースは接着面を綺麗に整える必要があります。

レーザーでカットされたフチは少し盛り上がっているので、当て板を使って平滑に研磨しています。

自宅での作業中は音楽では無く、既に観た事があるアニメや映画を流しています

その後一旦自宅に持ち帰り、夕食とお風呂も済ませたら接着作業を行います。

年間を通して大体こんな事を毎日繰り返しているので外食とかお酒を呑みに行くという機会はほぼ無くなり、その代わり仕事が終わってから知り合いの塗装屋さん(GUNさん等)が工場に遊びに来たり、日曜日には色々な人とウォーキングに行くなどしています。

この後接着剤を伸ばしてドライヤーで温めています

接着はかなりデリケートな作業で、なので「あとは寝るだけ」という集中出来る時間帯で行っていうのもあります。これなら終わりの時間を気にする必要が無いですし、さらに経験と利益まで得られるので良い事尽くめです。

接着剤を付け過ぎると隣とくっ付いてしまい、足りないと気泡が出来ます

気泡が入ったらお終いなのですが、この時点だと裏に台紙が残っているのでどのようンなっているのかはほぼ判りません。ただ台紙を剥がすと塗装時にフチの仕上がりが悪くなるのでここは最後まで残すようにしています。

やった事が無いのをやるのは楽しいですね

その後GUNさんから頂いたアドバイスを基に、エッジが光る蛍光アクリルなども導入しました。

ガラスエッジアクリルと色相環との相性が中々良い事に気付きました

またいつも買っている端材セットの中を探してみるとガラスのような色味をしたアクリル板が残っていたのでそれも使ってみました。

これがとても良かったので、

現在この仕様を沢山作っていて、その中で失敗した物=B品をプレゼントする企画などをSNSで行っていたりします。

全部端材で作ってます

また以前から考えていたミニタイプの色相環も作りました。

元々はピアスに出来るようにと薄いタイプを考えていたのですが、厚みがあってプックリした方が可愛い感じがしたので、

カフェ代は奢ると言う事で朝から付き合って貰ってます

この様な感じでペンダントとして使えるようにしました(モデルはデザフェスを手伝ってくれている娘です)。

ただこちらは1回目のターンで作った物がほぼ失敗、大量にB品が出来上がってしまったのでデザフェスで「訳アリ品」=割引しての販売と、当面プレゼント企画に使わせて貰おうと思います。

蒸着メッキ&メッキ塗装③

先日塗装したメッキ調塗装と、外部に委託して施工して貰った蒸着メッキの見本用マイクです。上の画像だと左側のマイクボディが蒸着メッキで、右側のマイクボディはメッキ調塗装となります。グリルはいずれもメッキ調塗装です。蒸着メッキが明るいのが判るかと思います。

今回行ったメッキ調塗装の検証から、この塗料は隠蔽力が弱い(透けてる!)と言う事が判ったので、下地を「白」「黒」でそれぞれ塗ってみる事にしました。

塗装前の撮影を行わなかったのでいきなりですが、左が下地を「白」、右が「黒」となります。いずれもクリアーを塗って完全硬化→足付け処理してからメッキ塗装を行っています。

予想通り下地の色を透かしているようで、予め白で仕上げていた左側はメッキが明るいです。

対して下地が黒のこちらは暗く、メッキ感も弱いように感じます。

反対側からです。手前が黒く、

こちらは明るいのがよく分かります。これなら蒸着メッキのボディに組み合わせても違和感が少ないのでは、と思います(尚現在蒸着メッキした見本用マイクは確認用に貸し出していますので戻り次第組み合わせて撮影~検証したいと思います)。

また今回はクリアー塗装後の白化防止にメッキ調塗装専用のクリアーも使いました。スタンドックスの2:1等のクリアーだとメッキ層を侵してしまいメッキ感が曇ってしまいがちなところを、浸透性(溶解力)の弱い昔ながらの10:1クリアー(パナロックやPG80等)ならこれを抑えられるような感じですかね。初期の頃のモトクロームに使う水性タイプのモトクリアーのような感じでしょうか。尚、密着性はどの道メッキ層が剥がれてしまうのでこの辺は気にしない事にします(なので一般受付をする予定はありません)。

上手くいけば部品単体に出来るパーツは蒸着メッキで、カプセルなど分解不可能なグリル部分だけメッキ調塗装で対応出来るようになるかもです。

ただ塗装が二回分、塗料も非常に高額なのでどうしてもコスト高になってしまいますから、使える場面は限られるかと思います。

サンプルで貸し出している蒸着メッキ済みの見本用マイクが戻って来たらそれぞれを組み合わせて撮影しようと思います。

また時間に余裕があればそれらに透過色=キャンディーカラーを塗装した見本も作ってみようと思います。イエローキャンディーを塗って金メッキにするような感じですね。

透過色相環キーホルダー 完成

5年くらい前に挑戦していた透明な色見本キーホルダーですが、見ての通りこれはどうにもならないぞと言う事で一旦は諦めていたのですが、その後ご要望もありましたので改めてチャレンジしてみる事にしました。忙しくなればなるほど何か違う事をしたくなる(現実から逃げたくなる)という人間の性質を良い方向に利用したような感じですね(笑)。

これまでの色見本キーホルダーは穴の開いた背板に色相環のピース12個を嵌めていく方式でしたが、透明になるとそうはいかないので(勿論試しましたが全く上手くいかなかったので)、色相環のピース一個ずつに接着剤を塗り、

しっかり押し当てた状態で、

紫外線を当てて硬化させます。

結果としてはあまりにも酷い気泡だらけの状態になってしまったので、

その他重しを載せたりもしてみたのですが全く上手く行かず、

色々と試して結局色相環ピースの自重に任せた方式が一番綺麗に出来る事が判りました。

ただその間色相環のピースはフリーな状態になってしまうので位置がズレやすく、その辺もかなり色々と試して一番良い方法を見つけていきました。

気泡の混入をある程度解消できるようになってからは、並行して枠の方も進行させます。

結果としては裏面パネルと表面パネルの接着は諦め、それぞれをネジで固定する方法にしました。

ネジについてはトルクスなど色々な形状やサイズを取り寄せて、

最もシンプルで主張しないM2のステンレス製ナベのプラスネジを採用する事にしました。長さは5mmです。

ボール盤で穴を開けようとすると表側と裏側のパネルで位置を合わせる必要がありますが、データ上で位置を決めてそれ通りに穴を開けられるレーザー加工機はこういう場面でとても有効です。

 尚、初期の頃は先に表と裏のパネルをネジ止めし、

その後周りをマスキングして色相環と一緒に中央の窪み部分にクリアーを塗っていたのですが、

その後は背面単体の状態で全面にクリアーを塗る方式に変えました。 塗り肌の凸凹が見えてしまうのでなんか気持ち悪いと思っていましたが殆ど気にならず、これは本当に良かったです。

並行して新たな色相環ピースの作成も行います。

丁度海の日の祭日(の代休的な日)があったのでそちらを利用して本塗りを行いました。

ちなみにこれまでの透過塗装=キャンディーカラーはミラーアクリルへの塗装だったので「片面分」の濃さで良かったのですが(入った光が反射して帰って来るので2倍の濃さに見えます)、今回は一方向のみなので単純に倍の濃さにする必要があります。

とは言え濃すぎると明度が落ちて暗くなってしまうので、塗りながら丁度良い濃さを見つけていきます。今回その為に白い50mm幅のマスキングテープを取り寄せました。

さらに並行して枠も作成します。素材以外は全部自分で作っているのでまあまあ大変ですが、企画だけして外注依頼にしたりするよりも自分で手を動かしている方が断然好きなので結構楽しくやらせて貰っています。今苦労をしておくのは塗装屋を引退した時の為でもありますしね。

色相環のピースが出来たので試作作業を続けます。

かなりの場面でトライ&エラーが続きましたが、

とりあえず試作第一弾が完成です!

とは言えちゃんと出来たと言えるのは5個中一個だけで、今のところ成功率は20%です。

「ハンドメイドだから」と言う事で逃げに走る事も可能ですが、

改善出来る余地はまだあったので、この後も試作を続けます。

今回の5個で最も良かったのがこちらですが、それでもかなり気泡が残っているのが判るかと思います。「気泡が出来ない」って言うのがウリの接着剤なのですが、現実は中々難しいですね…。

と言う訳ですが、折角なのでB品を持って外で撮影をする事にしました。

物体=色見本キーホルダーを通して向こう側の景色が見えるのは今まで無かったので中々面白いですね。

元々仕事の為に作っていた色見本ですが、段々と昇華してアクセサリーとしても完成度が上がっていくのが面白いですね。

そして遂に!色相環ピースの接着方法から作業内容を見直し、遂に納得の出来る仕上がりにまで出来ました!

全面の枠パネルを取り付けて動画を撮影しました。

結構適当に撮影した動画をXにアップしたところ、夕方くらいから夜に掛けてアクセスが増えていき、翌日には1万いいねを超えていました。ブックマークも2000を超えているので、これはかなりの数が売れるかも知れません。

とは言え本業の合間に行っている作業なので一日生産率は一個にも満たないですから(そもそも何も出来ない日の方が多いです)、今後は作業内容をマニュアル化して、いつものアルバイトに塗装以外の箇所を手伝って貰おうと思います。

自身同じ事を繰り返すのが余り好きでは無いのでその都度(今だとデザフェス出展毎に)新しい物を作るようにしているのですが、今回それが上手く嵌ったのかも知れません。

既に次に作りたい事も決まっているのでそちらも進行次第紹介したいと思います!