ネクストステージ

darth5 最近とある方面から、「ちゃんと固定出来るダースベイダーは作れないか」とのご相談を受けまして(笑)、だったらという事でもう少しまともなダースベイダーを作る事にしました。と言っても単なる遊びの延長ですので真に受けないで大丈夫です(笑)。

使うのは業界では有名なリゴラックで、所謂ポリエステル樹脂です。

darth6 本来こういった注型に使うリゴラックはそれ専用のクリアーなタイプを使うのですが、今回使ったのは主にFRPとしてガラスマットと併せて使う為の製品です。なので仕上がりはクリアーとは程遠い「茶色」な樹脂になってしまいまして、ただ今回は塗るのが前提ですし、この為にわざわざ材料を取り寄せる程の予算はありませんのでこれはこれでOKとします。何よりも作業性は良いですからね。

このリゴラックの大きな特徴としては早い硬化性能で、今回は固まる前にボルトを埋め込むつもりでしたがほんの目を離した数十秒のうちに固まってしまいました。主剤と硬化剤を混ぜ合わせたら数分で固まってしまう程のスピーディーさです。

ちなみに硬化時に発生する自己反応熱は水を蒸発させる程で(100℃オーヴァーです)、型が悪くなってしまうかとちょっと心配でしたがこちらは何とか大丈夫なようでした。

darth7そして30分後にはこんな感じであっと言う間に完成です。

ちなみに固さも充分で、わざわざボルトを埋め込むまでも無く、完全硬化したものを裏側から穴を開けてタップを切ってあげればそれでOKだと思います。塗装との相性も良いので色付けも簡単ですしね。

ちなみに右下にあるダースベイダーはちょっと何かが変ですが、これは内部にネオジオ磁石が入っています。実は入れるタイミングを見誤って底まで落ちていってしまいまして(苦笑)、本当はもっと手前で止まってくれる筈だったのですがこの辺は上手くいかなかったですね。こちらもやはり硬化後に穴を開けてエポキシ等で固定してしまった方が確実かも知れませんし、または注入を二回に分けて行うかですが、あくまでも仕事の合間に行うお遊びですのでそこまで本気にはやってられませんでして・・・。

当初の「余ったクリアーが勿体無いので何かに再利用出来れば」からは少し外れてしまっていますね。まあたまには生き抜きも良いかと・・・。

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