メガネフレーム 下準備

megane57 実はうっかり紹介し忘れていたフレームがありまして(すいません・・・!)、ただそれも含めて3セット同時に作業進行しておりますのでどうぞご安心ください。

ちなみに着いていたレンズは一番最初に調整(研磨)済みでして、本塗りも無事終わっております。「俺のメガネはどうなっているんだ!?」と心配されいましたら大変失礼いたしました・・・!

megane58 メガネのセルフレームを塗装している人は多分相当珍しいと思いますが(聞いた事がありません・・・)、如何せん作業内容はかなりややこしくしかもリスキーな仕事なので、一度試しにやってみたとしても多分二度とやりたくなくなるのだと思います。メガネフレームを塗る場合は、塗装する為の固定方法一つとっても結構色々考えないといけないのですが、私的にはそれが結構楽しいので、半分くらいは好きでやっていたりするんでしょうね(ただもう時間ばかりが掛かってしまって・・・)。

megane59 蝶番のマスキングは今までも結構苦労していたのですが、今回は何と、今まで何度も煮え湯を飲まされて来た「マスキングゾル」(液体マスキング)をもう一度使ってみる事にしました。今まで何回か使った経緯はあったのですが、その度に「二度と使わないぞ・・・!」と思っていたのですが、いい加減あの非常にやり難い蝶番部分のマスキングを、どうにかならないかとずっと考えていたんですよね。

megane60 液体マスキングの困るところは、プラモデル用の塗料などと違って自動車用補修塗料だと塗ったマスキングゾルの皮膜を溶剤が侵してしまい、いざ剥がそうとしても凄く剥がし難いといった事が多かったのですが、、それの解決策として「とにかく厚く塗る!」と言う方法で挑む事にしました。ただ如何せん厚く塗ったマスキングゾルの乾燥には10時間くらい掛かるので、急いでいるような時にこの方法は全く使えません。さらに今回はそれを二回に分けて行いました(だから普通はやらないんですよ)。

画像は一日目の塗布で、一度に綺麗に塗ろうとは考えず、とりあえず食み出ないようにしてタップリ塗っています。

megane61翌日、昨日塗ったマスキングが十分に固まっていたらフチの部分に丁寧に液体マスキングを盛っていきます。ちなみに付属の筆は固くて大きいので使ってはならず、とにかく細い面相筆を使います。直ぐに筆先が固まるので一個塗る毎に水洗いが基本ですかね。

megane62そしてさらに翌日、直ぐにスタンドに立てられるよう各々を固定し、残りの部分を今度はマスキングテープを使って養生しました。

既に全部本塗り完了しておりますのでそちらは各々改めて紹介致します。