先日塗装前の下準備を行っておいた、セレナの内装モニターパネルです。
一部傷がついていた個所は#800で削っておいたので、素地が露出した部分にはプラスチックプライマーを塗っておきます。またパネル裏側の塗装が行われていない個所にも満遍なく塗っておきます。
今回は着色アルマイトをイメージしたキャンディーカラー塗装となる為、まずは下地にシルバーを塗布します。またそのまま粗目のシルバーを塗っても下が透けてしまうので(STANDOXのシルバーは隠蔽力が弱いので)、一旦隠蔽性の高い目の細かいシルバー(具体的にはVWのリフレックスシルバー:LA7W)を塗布します。
その後粗目のメタリック、STANDOX原色MIX598を塗布します。
続けて透過性の赤=キャンディーレッドを塗布し、艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。
画像だとキャンディーカラーらしい鮮やかな色味ですが、
位置時間程して艶が消えると着色アルマイトっぽいしっとりとした色味になります。
こうやって見比べると全然違う色に見えるので、塗った本人も不安になるレベルですが、今回は事前に色見本まで作成して確認をしているので安心です。