レイバック グリルメッキモール&エンブレム 本塗り

先日クリアーの下塗りを行っておいたスバルレイバックのエンブレムアクリルプレートです。

このまま塗っても塗料は密着しませんので、

ナイロンブラシとウォッシュコンパウンドを使って研磨足付け処理を行います。被塗面の表面積を増やし、アンカー効果を期待して剥がれ難くします(身近な物だとマジックテープのような感じですかね)。

メッキパーツは表面にガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておき、

それを見ながら研ぎ残しが無いよう表面を研磨してサーフェサーの肌を平滑にします。

爪で固定する箇所などのマスキングを行い、

手で持って塗れるよう芯棒に固定します。

よく脱脂清掃し、

ファンを回してブース内にクリーンなエアーが流れるようになったらエアーブローをして埃を飛ばします。

画像だと壁の傍に置いてありますが、実際は排気口の傍でエアーブロー&塗装を行っています。

またエアーで飛ばしきれない埃が付着している場合もあるので、

専用のウエス=タッククロス(不織布に粘着物質を塗着させたような物)を当ててそれらも除去します。

また空気が乾燥したこの時期はエアーブローによる空気の摩擦で静電気が発生→余計に埃が着いてしまったりするので、床には水を撒いてブース内の湿度を上げたり、専用の除電ガンを使って埃が付き難くします。

モールはフチまでしっかり塗れるよう裏側に広いスペースを設けています。

まずはベースコートを塗布します。

今回は艶あり黒でご指定頂いていますので、ベースコートに使うのはスタンドックス原色の黒=MIX571となります。

隠蔽力が強いので3コート程で終了出来ます。

ベースコートの時点で肌を荒らしてしまうと(ドライコートをしてしまうと)、いくらこの後に塗るクリアーを艶々にしても完全硬化後に艶引けを起こしてしまうので、

しっかりウェットで塗り込みツルンとした肌になるようにします。

スプレーガンの口径はこういった被塗物のサイズに合わせる必要もあって、例えばこれを口径0.5mm(エアーブラシ等)で塗ろうとするとどうしてもドライコート気味になって肌が荒れてしまう為、せめて0.8mm、通常は1.0mm以上のガンを使います。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

尚、気温が低すぎると塗料の粘度が高くなって塗り難くなる為、

予めクリアーを温めておいたり、

エアコンを可動させてブース内の雰囲気温度を上げるようにしています(今の時期は大体両方行っています)。

尚、エンブレムのアクリルプレートは表側のクリアー塗装も承っていますので、こちらはもう1工程行うようになります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!