W124メルセデスベンツヘッドカバー等塗装承ってます

先日到着しておりましたW124メルセデスベンツのヘッドカバーとインジェクションカバー(プラグカバー)です。こちらのオーナー様は以前同車のテールランプ塗装や、ミラーカバー等の塗装でも当店をご利用頂いた方でして、この度もご贔屓頂き誠に有難うございます!

ぱっと見は状態の良い製品ですが、よく見ると下地の腐食で塗膜が膨らんでいるのが判ると思います(ブリスター)。

 固定されていたガムテープを剥がすと塗膜も一緒に剥がれ、下地からは粉を噴いたマグネシウム合金が見えます。

膨らんでいる所だけではなく金属素地全体がこうなっていますので、単に塗装を剥がして塗り直せば良いという訳では無く、ですのでサンドブラストと重防錆仕様の下地処理も併せて行います。

上塗り(色)については、ヘッドカバーをメルセデスベンツ純正色のマーブルグレー近似色の結晶塗装に、プラグカバーは通常の塗装(艶あり塗装)で同じくメルセデスベンツ純正色の「アズライトブルー」(カラーコード:366)で承っています。

またこちらのワイパーアームカバーも同色の「アズライトブルー」で、またどちらもクリスタルクリアーへの変更で承っています。

ヘッドカバーは以前もマーブルグレー近似色で塗った事例がありますのでそちらも紹介をさせて頂きます。

こちらのページで他の画像もご覧いただけますので宜しければご参照くださいませ。

尚、プラグカバーにある配線図のような凸文字ですが、こちらは削り落して平滑にしてしまいます。またプラグカバーは艶あり仕上げなので下地の段階でラインの調整(修正)を行う予定です(ぱっと見は綺麗でもかなり凸凹しています)。

色の作成はこちらの記事をご覧頂くと判り易いかと思います。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

BMWエンブレム 本塗り

 先日下準備を行っていたBMWの前後エンブレムバッジとステアリングエンブレムです。

フチのアルミ部分をマスキングします。またこの場合普通のマスキングテープ(和紙タイプ)を使うと皺が出来るので、伸縮性のあるボディコンテープ(ニチバン)を使います。

 良く脱脂&エアーブローを行ったら、まずはベースクリアーを塗ります。

顔料の入っていないベースコート=ベースクリアーを塗る事で、これから塗る色(顔料の入ったベースコート)が馴染んでシャープな見切りにする為です。

場所を二階に移し、マスキングを行います。まずは周りの円部分から始めます。

その後扇状の形で一辺ずつ色を塗っていきます。

一か所が終わったらもう一か所と、これを4×3=12箇所行います。

 面倒なようですが、一度に塗ろうとすると仕上がりが悪くなるのでこうしています。

ベースコートの塗装が完了です。

この後マスキングを剥がし、気になった箇所を修正していきます。今回の場合だと4箇所くらいありました。

黒い部分はSTANDOX原色の黒(MIX571)、シルバーの部分はBMW純正のチタンシルバー(カラーコード:354)となります。

今までは1色だけでしたが、今回は初の2色となり予想以上に大変でした・・・。

 表面をタッククロス(粘着剤の着いた不織布)で吹きながらエアーブローを行って埃を取り除きます。

そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

二回目のクリアーを塗り終わったら直ぐにフチのマスキングテープ(ボディコンテープ)を剥がしてブツ切り部分のクリアーが馴染むようにします。

この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

BMWフューエルキャップ 本塗り

 先日ロゴの準備を行っていたBMW用のフューエルキャップです。サフェを塗った後は60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとして黒のベースコートをパラパラと塗っておきました。

#600→#800で水研ぎし、その後当たりの柔らかい布状研磨副資材(アシレックスレモン)で全体のペーパー目を均します。

よく洗浄し、マスキングをやり直したら本塗り開始です。隙間にはサフェが入っていないので念のためプラスチックプライマーを塗布しておきます。

全体にベースコートを塗布します。色はBMW純正色の「ガルバニックゴールド」(カラーコード:C1P)で、隠ぺいさせる為に3コート程塗り重ねています。

各ロゴはデカールで、いつものようにMDプリンタで印刷を行います。

MDプリンタによるデカール作成については以下の記事が判り易いと思いますので宜しければご参考ください。

1/43ポルシェミニカー用 デカール作成

木工用ボンドを溶かした水とデカール接着剤を使って貼り付けます。

デカール貼り付け後、恒温機に入れて40℃30分程の熱を掛けます。

よくエアーブローをし、また不織布に粘着物質が着いた専用の物=タッククロスを使って埃を飛ばします。

 そしてクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

尚、こちらとは別にBMWエンブレムバッジ3点の塗装もご依頼頂いておりますので、そちらも順次進行していきます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

 

また一応後で色を確認出来るよう、イモリの形にカットしたアクリル板にも塗っておきました。ご希望がありましたらこのような感じでキーホルダー化も可能です(別途費用が必要となります)。

フリードリヤメッキガーニッシュ塗装承ってます

先日到着しておりましたホンダフリード用純正リヤメッキガーニッシュです。こちらのオーナー様は以前同車のピラーカバーハイマウントストップランプの塗装をご依頼頂いた方で、この度も当店をご贔屓頂き誠に有難うございます!

色は以前ご依頼頂いたピラーカバーと同様のホンダ純正色「MODERN STEEL」(カラーコード:NH797M)で、クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様で承りました。メッキ素地に直接上塗りを行っても十分に密着しませんので(密着剤の類を使ったとしても)、メッキ用の下地処理も行います。

裏側にはゴムと防汚用のクッションテープが貼ってあるので予め剥がしておきます。下地処理が結構激しいのでマスキングで残そうとすると仕上がりが悪くなるからですね。

クッションテープはいつものEPDM製の物が使われていますが、今までにない土台にゴムシートが着いたタイプです。破けず綺麗に剥がせるので両面テープだけ貼り直せば良いというとても便利な製品です。素晴らしい・・・!

反対側はクッションタイプでは無くゴム板になっています。こちらも綺麗に剥がせたので両面テープだけ貼り直せば再利用が出来ます。

 クリップなども外しておきました。

残った両面テープは溶剤(シリコンオフ)だけだと剥がせないので、ある程度はカッターで切り落としておきます。剥がしやすいようドライヤーを使う場合もありますが、メッキ製品の場合、熱を掛け過ぎて素材(ABS樹脂)とメッキとの間で層間剥離を起こしてしまい表面がブクブクと膨れる(ブリスター)という、まさにこの世の終わりみたいな状態になってしまう事もあるので、手間は掛かりますが安全な方法で行っています(他にシリコンオフに一日浸け置きしておいたら同じようにメッキが浮くという事も経験したので、ここで楽をしようとは思わなくなりました)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度も当店をご贔屓頂き誠に有難うございます!

BMWフューエルキャップ ロゴ準備

先日サーフェサーを塗っておいたBMW用のフューエルキャップです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。

ベース色はBMW純正色の「ガルバニックゴールド」(カラーコード:C1P)で、その他は画像のように文字とロゴ入れを行います。BMWのロゴは以前施工した時のデータを使用し、これの中央の青い部分を黒、白い部分をチタンシルバーに変更します。

 実際にプリントアウトしてサフェを塗ったフューエルキャップに貼ってみました。

そしてエンブレムバッジ3点です。こちらも青い部分を黒、白い部分をチタンシルバーに替えるのでマスキングシートを作成します。

それぞれのバッジの寸法を測ってデータを作成し、カッティングプロッターでマスキングシートを作成します。

何度か修正して丁度良いサイズのマスキングシートを作成しました。実際に使うのはメス型の方となります。

多少ペーパー目(のような物)があったので、表面を#1300相当の布状研磨副資材(バフレックスオレンジ)で軽く研磨しておきます。ここで削り過ぎると下地を露出してしまうので平面のみに留めます。

 その後ウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)とナイロンブラシを使って足付け処理を行います。

ペーパーで全ての部分を足付け処理をしようとすると凸部だけが削れて下地が露出してしまうのでこの方法で行っています。

その後綺麗な水で洗い流してよく乾かしておきます。ペーパーの入り難い谷の部分もしっかり足付けされているのが判ると思います。

この後は埃の付かない環境で保管し、本塗り当日にマスキングを開始します(長時間マスキングテープが貼ったままだと糊がくっ付いてしまう為)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!