連休中には間に合わない感じですが、無事本塗りは完了しておりますので御安心下さい。ただ予定よりは全然早く終わりそうですね。

ここ最近はちょっと暇になりそうだと思っていたら、本日にはもう凄い事になっていまして（荷物の到着便が山積みになりました・・・）もうそろそろ受け付け制限になるかも知れません。大物としてホイールが既に１セット、さらにもう１セット来そうな感じなのです・・・。

ちなみに上の画像はマスキング～足付け処理の作業です。いつも通り本塗り前の下準備ですね。ただちょっといつもとは違ってテールランプの裏側のマスキングした面を紹介してみました。一緒に並行して作業しているフュージョン（スクーター）のレンズとは違うので判り易くしてみました。フュージョンのランプも後で紹介しますね。

 そして本塗りの準備です。脱脂洗浄を念入りに行い、予め作成してあったデータからマスキングシートをカットしウィンカー部分に水貼りします。これが所謂「クリアー抜き」で、印刷で言う「白抜き」と同じ意味合いですかね（余計判り難いですか・・・）。

 そしてプラスチックプライマーを塗ってレッドキャンディーを塗布し、先ほどのマスキングシートを剥がした状態です。

ただこのままだと赤は鮮やか過ぎてクリアーの部分も眩して軽く見えるので、この後全体的に薄くスモークを掛けてからクリアーを塗ります。これが「おまけスモーク」ですね。濃度のご指定は出来ませんがプラス￥８，０００と比較的選択し易い価格設定にしています。「黒味を出す」と言うよりは派手さを１トーン落として深みを出すような感じですかね。極薄目より若干濃い程度となります。

 そして最後にクリアーを塗って無事本塗り完了です。尚、透過性の塗装は通常の塗膜に比べて「耐候性」が劣ると思われますので、クリアーは耐ＵＶ性に優れた物（STANDOXクリスタルクリアー）の使用を基本とさせて頂いております。

ただ透過性の塗装でも「スモーク」のような無彩色であれば褪色は気にしなくて大丈夫ですので、スモークの場合には特にこちらからは紹介しておりません。ただ高品位なクリアーが優れているのは耐候性だけではありませんのでお好みでどうぞ。

 発送可能のタイミングとしては後半の連休中となってしまいますので、発送出来るのは連休が明けてからの７日以降になりますかね。折角塗り終えているのに申し訳御座いません。

それでは完成しましたら改めて紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ！