ROVER MINIのメーターパネル 文字部クリアー塗装

mini5 先日艶消しクリアーまで仕上げてあったミニのメーターパネルです。それぞれの白い文字部分は「艶有り」で御依頼頂いておりますので最後にそこだけ艶有りクリアーを塗る事にします。

mini6 白く入れた文字より若干大きくカットしてあります。と言っても殆ど感じられないくらいですけどね。「そこに意味はあるのか」と言うことでもやっておくと一応安心が出来るのです。

ちなみ今回はかなり位置をピタリと決めなければならないので、転写方法としてはいつものマスキングテープではなくちゃんとしたクリアー転写シートを使っています。

mini7 水貼りでは無いので何度か失敗しましたが(想定して予備も何個かカットしてあります)、無事白い文字部分だけを露出するようにマスキングが出来ました。

mini8そしてクリアーを塗ったら直ぐにマスキングを剥がして輪郭を馴染ませます。ここでモタモタしてしまうとマスキング際の見切りラインが毛羽立ってしまうようになるので、クリアーが流動している内に処理するのがバツ切りマスキングの肝なのです。多少リスクはありますけどね(勿論失敗する事もありますので・・・)。

ちなみに先日、とあるお客様から

「プロフィット日記」には驚きました。詳細に、しかもオープンな日記を書かれている
プロの方はめずらしいと思います。とても勉強になりました。

といったお言葉を頂戴しました。これを読んで私もああなるほどと思うことがありまして、私的には「プロ」といった感じが実は余り好きでは無いところがあるのです。店名についているのにどうなんだって話なんですけどね(苦笑)。 当然お金を頂戴してやっている事なのでその辺の意識は勿論していますが、無用な隔たりみたいなところはむしろ無い方が良いと思っていたりします。仕事と言うよりは「活動」みたいな形態でありたいと思うところがあったんですよね。

この辺は最近流行のオープンソースみたいなところが憧れであったりもして、出来れば色々な事を周りの関わりある方々と共有したいという事もあり、ただちょっと特異な内容でもありますからそれは難しいのでだったらせめて作業内容だけでもオープンに出来れば、と言う事もあります。

ただ当然営業的な側面もありまして(苦笑)、当店の場合は敏腕営業マンもフロント専門の方も居ませんからこうやって仕事を集めるしか能が無いという所でもあるのです。完全下請け的な仕事も勿論アリだと思いますが、動ける内はまだ色々な事をやっておきたいと思うのです。

しかし上の画像、クリアーを塗ったというのに艶が出たのが全く判りませんね・・・。他にも何枚か撮りましたが全く表現出来ていません(謝)。

完成時の画像では艶が判りやすいように撮りたいと思います。どうyぞもう少々お待ち下さいませ!