ヴィオラ・ダ・ガンバ カーボンケース 下準備②

viola19先日サフェーサーの塗布まで完了しておりましたヴィオラ・ダ・ガンバのカーボンケースです。サフェーサーが完全硬化したので全体を研磨して平滑にします。

ケースの内側にはウレタンフォームが全体に貼ってあって、そこにサフェーサーの研ぎ汁が付くと取れなくなってしまいそうなのでサフェ研ぎは全て空研ぎにて行ないました。一昔前は空研ぎ要の細かいペーパーは無かったのですが近年は研磨粒子(とその付着方法?)が発達したので磨きも含める全行程が空研ぎだけで可能になっているのです。ただそれなりにコストも高くなってしまうので使うかどうかはケースバイケースですけどね。

と言う事でウレタンサフェーサーは#320、#400、#600、#800をそれぞれ機械研ぎや手研ぎで研磨してサフェ研ぎを完了しております。

本塗りの前に金具等付属品の仮組みを行いますのでそちらも進行しましたらまた紹介させて頂きますね。お好みの色が決まりましたらご連絡頂ければと思います(ごゆっくりで構いません)。どうぞ宜しくお願い致します!