ヴィオラ・ダ・ガンバ カーボンケース 下準備

viola28 先日サフェ研ぎを終えていたヴィオラ・ダ・ガンバなる管弦楽器のカーボンケースですが、時間が経って見るとやはりと言うか再び表面にカーボン模様が出ていました。多分下地でラッカーパテが多用されている為かと思いますが、ただそれでも最初に比べれば全然綺麗にはなっていますので(と言うかもう気になってしまう症候群みたいな感じでして)、一応全体をもう一度研磨だけしておきます。

viola29裏側には最初にマスキングしておきましたが、一応こちらも一旦全部剥がして内側をよく清掃しておき改めて貼り直しておきました。手前のカバーはマスキングテープが貼れるフチがあるのでしっかりと養生出来るのですが、向こう側のカバーは裏面全面にウレタンマットが貼ってあって、何故かこれにはマスキングテープがくっつきませんから(ウレタンでは無くポリエチレンかも知れません)、もう少し強力なパイオランクロステープ(緑色のテープで主に建築塗装や梱包などで使うテープです)を最初に貼っておき、残りは本塗りする当日に貼ることにします。

今週末の休み中には色を自宅で作っておき、来週中にはいよいよ本塗り予定となります。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

あとオーナー様のウェブサイトも伺っておりまして、御許諾頂きましたので後日こちらで紹介させて頂きたいと思います。さすが超プロというかウェブサイトも凄く格好良くて、本当にもう羨ましい限りでして・・・(笑)。