グローブボックス蓋 サフェ入れ

box2日産車のグローブボックスの蓋も作業着手しておりますのでご安心下さいませ。まずは先ほど紹介したフューエルキャップと同様、樹脂の表面を研磨します。

box1こちらのパーツは溝が深い「シボ模様」となっていますが、素材は切削性の良いABS樹脂なのでザクザクと削り落とせます。

box3 インスタント珈琲で言うと5杯分くらいの量を削り落としました。

box4シボ模様の切削はダブルアクションサンダーの#120から始めて#180→#240(クッションパッド使用)でペーパー目を均し、フチは#320で手掛けをしています。

box5ABS樹脂はPPやPAなどと違ってサラサラとしているので塗膜の密着性が良いのが特徴です。新品製造時には恐らくプライマーなども塗っていないと思いますが、部品によっては違う樹脂が混ぜ練りこまれている恐れがあるので(VOLVOのパーツでそんな事があるような事を昔聞きました)、補修塗装の場合にはしっかりプラスチック用プライマーを塗って下さいとSTANDOXのデモマンが仰っていました。勿論言われなくても塗りますけどね。

ちなみにディーラーに居た頃に塗っていた新品パーツは、プライマーは塗っていましたが足付け処理をしていませんでした。感覚が麻痺していたというか、上がそうやっていると下もそうなってしまうのです(むしろ余計な事をしていると色々言われます)。

こちらも一日寝かした後に熱を入れ、完全硬化後全体を研いでツルツルにします。作業進行しましたらまた紹介しますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!