先日サフェーサーを塗布しておいたマツダクリーンディーゼルエンジン用のフューエルキャップです。元々素地がザラザラとしていたので「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で平滑な下地を作ります。
サフェーサーは#320→#400の空研ぎでラインを研ぎ出し、#600→#800の水研ぎで均します。
マスキングを貼り直し、台にセットして本塗り開始です。
フチには溜まった塗料がくっ付かないよう隙間を開けるようにしてマスキングをします。
まずは軽油のイメージカラーでもあるグリーンを塗布し、十分に自然乾燥させてテープフリーな状態になったらマスキングシートを貼り付けます。
ちなみにグリーンは前々回に作製した物が残っているのでそちらを利用しています。当初はまさかこの仕様をこんなにご依頼頂くとは思わなかったので、途中から色を作り置きするようにしたのです。今回で7個目くらいでしょうか。
ロゴ部分にはグレーを塗ります。こちらは単純に白と黒を混ぜて作っています。
マスキングを剥がし、クリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
サフェーサーでの下地処理では単にザラザラを無くすだけではなくラインの形成もしていますので、自然で美しい仕上がりになっていると思います。