CORSAIR PCケース アルミ枠塗装 完成

 CORSAIRのPCケースはまだ組み付け作業が終わっていませんが、パーツ毎に完成画像として紹介していこうと思います。こちらはケースの前後に取り付く部品で、唯一の2トーンカラーでの塗装となります。

最初の状態も紹介しますね。

こちらも元々はザラザラとした塗装が施されていて、ある程度研磨して平滑にし、一旦グリーンで下塗り後、改めて2トーンカラーの「二度塗り」で対応しました。

 本来の「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理では無いのでシャープさに欠ける所はありますが、見ての通り艶々になっておりますのでご安心下さいませ。尚こちらは磨き処理も行っています。

 塗り分けの見切りはPP製のラインテープを使いシャープに仕上げています。

 枠の下側についていたゴムは予め外しておきましたので、両面テープを貼り直して元の位置に戻しておきます(間借りも修正しておきました)。

 ちなみに普通に置いて撮影すると全く艶感が判らない(伝えられない)為、筒状のボール紙を台にして立たせています。

 枠はしっかりとしたアルミ製なのでたわみも無く、このような置き方でも非常に安定しています。

 こちらは上面ですね。

ちょっとここで、作業内容について改めて紹介したいと思います。

色についてはPANTONEカラーの「332」をご指定頂き、それを参考に色を作成しました。

 今回のアルミ枠については塗り分け位置もご指定頂いておりまして、判り易いようにあらかじめイメージイラストも作成しました(写真では無くイラストです)。

 内側は天面から15ミリの位置で、

外側は天面から20ミリの位置で塗り分けをご指定頂いています。

ただ内側は側面(壁面)が垂直では無い為、こういった複雑な位置のマスキングは結構大変でした。

 ラインテープは見切りが綺麗に仕上がる反面、通常のマスキングテープ(和紙タイプ)に比べて厚みがありコシが強い為、少しの角度の変化や重ね貼りには非常に弱いのです。

 なので各谷のプレスライン位置はマスキングを剥がした後に個別に修正しています。

 尚、今回の撮影に当たってはホコリが非常に気になった為、いつも撮影している窓際とは別に、こちらの照明撮影スペースにも除電ガンを取り付けました(そんな事はどうでも良いですか)。

本塗り時に使うイオンシャワーブローガンとは違う据え付けタイプで、取り付け自体は以前からしていたのですが、先ほど天井に穴を開け(!)無事エアーホースを開通させました。やはりと言うか超便利です。

それではまた後日他の部品も紹介していこうと思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!