スーパーカブウィンカーレンズ2セット塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたスーパーカブ2台分の純正ウィンカーレンズ一式塗装、本日完成となります。

最初の状態を紹介します。

元々はこのように、

クリアーレンズだった物に、

透過性の橙=オレンジキャンディーカラーで塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

いつものイエロー:オレンジ=5:1だと赤味が少なかったので、10年前にご依頼頂いた時の画像を参考に途中からイエロー=オレンジ:1:1の配合率に変えて塗装を行いました。

こちらのレンズは前回と同じく一部をクリアー抜きとしています。

塗り分けのラインは内部反射板の壁の位置を参考にしています。

 

またこちらのC125リヤウィンカーは、

後ろ側を艶あり黒に塗装しています。

最初にレンズ全体をオレンジキャンディーで塗装し、

その後熱を入れて完全硬化後に黒い部分と、全体にクリアーコートしています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

スバルエンブレム(裏赤)塗装 完成

先日本塗りを終えていたスバルレガシイBL前期型純正エンブレムです。今回は常温硬化タイプのスタンドックスVOCエクストリームプラスクリアーを使ったので熱入れは行わず、そのまま完成となります。塗装後は必ず熱を入れるという工程で慣れてきた身としてはどうしても不安ですが、普通のクリアーより締まりきりが速く塗膜も固くなるので(とても磨き難くなります)ご安心くださいませ。

メッキ枠を塗らない場合にはアクリルプレートのみお預かりが基本ですが、今回は有料で両面テープの作成も承りましたので、それを貼りつけて元の通りにしておきます。

そして完成です。お待たせしました!

最初の状態も紹介します。

元々はこの様な状態で、

背面にあったキャンディーブルーの被膜を削り落とし

透過性の赤+シルバーメタリックの3コートキャンディーレッドに塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとVOCエクストリームプラスクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

表側からの塗膜構成としては、


・VOCエクストリームプラスクリアー
・プラスチックプライマー
・アクリル樹脂(プレート)
・プラスチックプライマー
・レッドキャンディー
・クリスタルクリアー
・粗目シルバーメタリック(MIX598)
・リフレックスシルバー(LA7W)
・クリスタルクリアー


といった感じになっています。もっと工程を省こうと思えば出来ない事は無いのですが、仕上がりが運次第みたいな所になってしまうので、任意保険を何重にも掛けたような方法としています。趣味でやるなら(自分の物なら)それでも良いのですが、100個塗って100個を理想に近い仕上がりにしようと思うとどうしてもやれる事はやっておかないとという考え方になってしまうんですよね。

同じ塗装屋さんなら「そこまでやったら凄い金額になってしまうのでは・・・」と思うかも知れませんが(実際まともに考えると凄い金額になってしまいます)、極力お預かりする期間(納期)を長めにし、他のご依頼品と一緒に作業をする事でコストを下げています。マックポテトを毎回オーダーが入る毎に一人分を作っていたら大変な事になりますが、予め一度に大量に揚げておくのと同じような感じですね。

シンプルですが非常にスマートで格好良いと思います。

少し日陰の方において光源を狭めるとキャンディーカラー特有の深みをさらに強く感じられます。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

ちなみにこちらが今回並行して塗装~制作していた色見本キーホルダーです。

枠の部分には今回エンブレムに塗装した物と同じメタリックキャンディーレッドを施し、色相環の部分はミラーアクリルにキャンディーカラーだけを塗装した物となります。

ちなみに色見本キーホルダーに使用している赤は、厳密には今回スバルエンブレムに塗った赤とは違います。一緒に塗ってますがわざわざ変えていて、前者の方は発色がより良い赤を、後者の方は耐候性を重視した赤を採用しています。マイクを塗る場合も使用(と保管)は室内が前提なので、同じ理由から前者の赤(具体的にはハウスオブカラーのKK-11をSTANDOX MIX599に添加)を採用しています。

背板にはヘッドカバー等に塗装する結晶塗装を採用していています。

こちらは趣味として作成しているので数が作れませんが、ある程度の数が出来たらウェブショップに出品したり、来月出展するデザインフェスタなどで販売を行ったりしています。それこそ本業から考えると採算性度外視な所がありますが、今のプレッシャーの高い塗装が出来なくなった時でも仕事として塗装を続けていけるよう、今のうちに色々と挑戦するようにしています。これなら今のような設備ではなくても出来そうですしね。

トヨタ86バックフォグ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたトヨタ86の純正バックフォグランプ塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はクリアーカバータイプのレンズだった物に、

内部が赤い部分に合わせてレンズ外側を透過性の赤=レッドキャンディーで塗装し、

この時の濃さを参考にスモーク塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

コンテテールランプ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたダイハツコンテの純正テールランプ塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこのようなクリアーレンズタイプだった物に、

透過性の赤=レッドキャンディーとスモーク塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

ウィンカーとバックランプ部分はマスキングはせず、ただしこの部分は赤が薄くなるようフリーハンドでそこを避けるようにして塗装しています。

具体的にはウィンカーとバックランプ部分はレッドキャンディーを2コートのみ、その他は4コート塗ったような感じとなります。またそれ単体だと赤が薄い箇所はピンクっぽく見えてしまうので、全体にスモークを塗ってそれを目立たなくしています。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

言われなければ後から赤くしたとは判らないかと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

S20ヘッドカバー塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたKPGC10型スカイラインGT-R、所謂ハコスカのS20ヘッドカバーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はグレーの結晶塗装が施されて比較的綺麗な状態だったのですが、

一旦その塗膜を全部剥がし、サンドブラストを行って塗膜の下に残っていた腐食を除去しました。

その後リン酸処理→プライマー→サーフェサーを塗り、研いでラインを整えています。

さらにその後下塗りを行い、最後に本塗りを行いました。

色はこの時と同じ、フォード社の「vermilion red」(カラーコード:E4 6470)となります。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

撮影にしているカメラはニコンのD200で、レンズは20mmと、

40mmをそれぞれ使い分けています。

20mmのレンズだと比較的近い距離でも全体を入れられますがどうしても歪むので、離れて40mmで撮る場合もあります。

ただ40mmだと被写界深度が浅くピントを合わせられる箇所が限られますから(誤魔化しが効きますから)、

それぞれのレンズを使い分けるようにしています。

 ちなみに今回もサフェ研ぎで腰を大きく痛めてしまったので、新規でのヘッドカバー艶あり塗装はまだ当面受付は停止させて頂こうと思います。気を付けてはいたのですが、どうしてもやり込むと無理な姿勢になってしまうんですよね。ご不便をお掛けして誠に申し訳御座いません・・・。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!