IMPULアルミシフトノブ塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたIMPULアルミ製シフトノブの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこのように未塗装アルミ無垢状態だった物に、

日産純正色「ブルーブラック」(カラーコード:BG8)と、

それに似合うゴールドメタリックで塗装を施しました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

打痕が結構多かったのですが、文字部の凹みを極力残したかったのでペーパー等での研磨作業はせず、素地調整はサンドブラスト、また下塗りを入れると3回分の塗装で滑らかな表面に仕上げました。

  作業的には元の凹み文字は削り落とし、パテでラインを整えて平滑にした後に新たに塗装かデカールでロゴを入れなおした方が遥かに楽なのですが、

オリジナルを残す事で今までの愛着も引き継げればと思う次第です(それにしても大変でした…笑)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度も当店をご利用頂き有難う御座いました!

ランドクルーザーテールランプ&ミラーウィンカー塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたトヨタランドクルーザー用純正テールランプ&USテールの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこちらの純正テールランプ一式をお預かりしておりまして、ただウィンカーのオレンジ部もレッドテール化にされたいとの事で、

その後新たにこちらのトヨタ純正USテールランプも追加でご依頼頂きました。先ほどのテールランプではウィンカー部分がオレンジ色のレンズでしたが、こちらは赤いレンズとなっています。

スモークの濃さにつきましては、以前施工したメルセデスベンツCLSのテールランプを参考に調整しています。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

こちらが日本仕様のテールランプです。

テールランプ上部がオレンジ色のレンズになっているのが判ると思います。

こちらがUS仕様です。

先ほどと同じ形でも、上部のレンズがオレンジでは無く赤いのが判るかと思います。

USテール、

日本仕様テールとなります。

日本仕様、

USテール、

日本仕様、

USテールです。

それぞれスモークの濃さは同じなので、用途によって変えても違和感なく使えるようになっています(別で塗った場合は改めて4個一式をご用意いただかないと濃さが変わってしまいますので)。

そしてミラーウィンカーです。

ミラーカバーは未塗装なので、恐らくこれから取り付けられるボディショップで塗られるのだと思います。

こちらのスモークの濃さもテールランプに合わせています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

Mitsubishi Lancer brembo Matt Gray

いつもご贔屓頂いている業者様から御依頼頂いたランサーエボリューション用純正ブレンボキャリパー一式です。

新品時のブレンボキャリパーに塗られている塗料は焼き付け型で、使っている内に色褪せたり(褪色)、クリアー層がペリペリと剥がれてくるのが特徴です(層間剥離)。

自動車の外装パーツ(ドアやボンネット)と違って形が歪な為にサンダー等での作業が難しく、なので一般的な自動車板金塗装店では敬遠されがちな物だったりします。私も車体を塗っていた時は殆ど扱っていませんでした。

ただその後車体から「小物」の塗装専門にシフトし、またその時間借りしていた知人の工場内に、私と同じような形態で作業をしていた方がブレーキキャリパーのOHや販売等を手掛けていて、それの下請け的に大量のブレンボキャリパーを塗らせて貰う事で作業的に慣れ、現在に至っています。

その後間借りしていた工場から今の場所に移り、現在もこれらブレーキキャリパーの下準備についてはその方にお願いしています。こちらのページで詳しく紹介していますので宜しければご参照くださいませ。

下請け時には先ほどの状態でそのまま塗装を行っていたのですが、現在はそれにサンディングの作業を追加しています。深い傷や打痕、梨地の処理等ですね。

塗装前の脱脂洗浄も2回繰り返すような感じでしっかり行っています。

ちょっと判り難いのですが、こちらは打痕部にエポキシパテを塗っています。

まずは全体にプライマーを塗布します。

膜厚を着けたくない箇所=ボディ固定部やガスケットあたり面、パッド固定用のピンが入る穴の内側等ですね。

続けてベースコートにトヨタ「マットストームグレーメタリック」(D08)を塗布し、bremboのロゴを黒、最後に艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。

艶消しクリアーは艶ありの場合と同様、ウェットに2コート塗っています。垂れるとその後の処理(磨き)が出来ないので塗りなおし確定ですが、肌を荒らしてしまうとその後傷が付きやすい塗膜になってしまうので、艶消しでもツルンとした肌にする事でそれを防ぐようにします。

その後時間の経過と共に艶が消えていきます。

 その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

さらに数日寝かしたら完成となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

装着してしまえば細かい箇所など目立たなくなってしまうのですが、

製品単体の状態でのお渡しとなるとどうしても全体を隈なく見て(見られて)しまうので、そういった点で小物の塗装は同じ塗装屋さんでも嫌がられる傾向にあると思います。まあそもそも車体を塗る為の設備を構えた工場=所謂保険を使った事故修理を主体として作った工場で小物を扱うと採算が合わないという所もありますよね。

私の場合、小学生の頃から小さい物=プラモデルや鉄道模型(Nゲージ)が好きで毎日それらを作っては塗っていたので、それを仕事に出来た現在は毎日が楽しく、非常に幸運だったと思います。

そういった模型塗装の時にはカッティングプロッターやデカール作成、スプレー塗装等の技術が全く無かったので多くのジレンマを抱えていて、その後それらの事を出来るようになったのが楽しくて仕方ありませんでした。自動車のボディなんて絶対ロボットが塗っている!と思っていましたから、それを人の手でやっている姿を見た時の衝撃は今でも忘れられません(まさに動きはロボットのそれだったのでそれも衝撃的だったのですが。笑)。

なので当時の私からすると「艶々」にする事は非常に特別で、それがとても難しい事だと思っていましたが、

実際に塗装を続けていると、むしろ今回のような艶消し・半艶仕上げの方が難しい事に気付かされます。

ただその後、材料=艶消しクリアー自体も進化を遂げていて、昔非常に苦労したDUPONTのAU175に比べると、現在のSTANDOXマットクリアーシステムはとても安定した艶消し仕上げが出来るようになりました。使用されている顔料(恐らくはシリカゲル)が従来の1/15のサイズになったとかで、これによって樹脂中の分散や固形化がされなくなったのだと思います。以前は使う度にしっかり缶の蓋を開け閉めし、底に固まった顔料を攪拌棒で攫っていましたが、これが無くなったのでアジテーターカバーでも使えて作業効率も上がりました(その後検証していて問題無いを確認しています)。

ただ艶消しクリアーは通常のクリアー=5キロ缶に比べて容量が少なくとても割高で、また作業には多くの神経を使うので通常の艶ありよりも割増費用が必要になっています。その点はどうかご理解頂ければ幸いです。

スバルSTIブレンボキャリパー塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗を終えていたスバルSTIブレンボキャリパーの塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は鮮やかなイエローが褪色して黄土色っぽくなっていた状態で、これらの塗膜を全部剥離し、

改めてシルバーの塗装を施しました。

シルバーはVWのリフレックスシルバー(LA7W)で、STIのロゴは元のサイズ通りに、色は黒としています。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

ボディ取り付け部やガスケットあたり面、パッド固定用のシャフトが通る穴等は塗膜厚が付かないようプライマーとベースコートの黒のみの塗装としています。

ブレンボというと赤でのご依頼が多いですが、

シルバーも結構多いです。STIもそうですが、ホンダ系も何度かこの色で施工しています。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

SHURE SM58&Drumstick

先日お預かりしておりましたシュアSM58ボーカルマイクとPearlドラムスティックです。その後完成してお納めしていて、改めて施工事例として作業内容を纏めて紹介します。

マイクはいつものように足付け処理をして塗る準備を済ませ、

ドラムスティックについては固定箇所の関係から2回に別けて塗装を行ないます。こちらは#320→#800で足付け処理を行っています。元々プリントされていた「Pearl」等のロゴは削れて無くなっています。

マイクとグリルはいつものようにベースコートを塗布します。色はブガッティ・ヴェイロン「ティファニー・エディション」に採用されたTIFFANY GREEN(カラーコード:V603)となります。「ティファニーブルー」の名称は商標権があるみたいですが、自動車のボディカラーに設定された色を塗るのは何ら問題ありませんから、これを教えて頂いた塗装屋さんには感謝です!

ドラムスティックの方はある程度の所で暈すようにして一旦芯棒から取り外し、

よく乾燥させた後、最初に塗った先端部をマスキングします。色は塗っていますがここはクリアーを塗らず、この後の塗装で固定部として使う為ですね(どの道スティック先端は使えば塗装が剥がれてしまうので)。

また今回はロゴ入れも承っていますので、そちらの準備もします(当然ですが先にやっておきました)。

デカールにまず少しサイズを大きくした白(特色ホワイト)を印刷し、続けてマゼンタを印刷します。フチを白くする感じですね。

その後工場の二階に場所を移し、

デカールを貼り付けます。

その後よく乾燥させます。

マイクの方もSHUREのデカールを貼りました。

デカールはシールと違ってそれ自体では強度がないので、必ずトップコート=クリアーを塗る必要があります。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーとなります。

そしてこちらのドラムスティックはつや消しクリアーとなります。

艶ありと同様ウェットで2コート塗りますが、こちらは徐々に艶が消えていきます。

艶が消えた状態です。

今回ドラムスティックを艶消しにした理由としては「木目」を目立たなくする為で、もしこれが艶あり仕上げの場合は別途サーフェサーやパテ等でこれを埋める作業が必要となり、かなりコストが上がってしまいます(塗装費と同等かそれ以上となります)。

今回はこれを艶消しとする事で木目を目立たなくし、またクリアーを塗っていない箇所との境界を目立たなくしました。

その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、さらに数日寝かしたら完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々はこのような状態だった物に、

マイク本体をティファニーグリーンに、

ロゴをピンクで施工しました。

こちらは自然光での撮影となります。

ドラムスティックは元々は木製の未塗装無垢素材だった物に、

同じくティファニーグリーンの艶消しクリアー塗装仕上げとしました。

かなり華やかな組み合わせになるかと思います。

その後オーナー様より「本日、マイクとドラムスティックを受け取りました。想像以上の出来映えで、御社へ塗装を依頼して本当に良かったと思っております。」とのお言葉も頂戴しました。

この度のご依頼、誠に有難う御座いました!