ロータスエキシージヘッドカバー 作業前準備

 ロータスエキシージV6エンジンのヘッドカバーです。新品だったのですが全体にオイルが塗られていたのでアルカリ洗浄液で浸け置き洗浄を行いました。塗装の作業をする上で油が付いていると何も出来ないのでこれで一安心です。

 今回は結晶塗装では無く「艶々」の塗装になる為、予めマスキング用の型を作成しておく事にしました。以前同じような梨地のヘッドカバーを艶々のMカラーに塗装したBMW EVOの部品と同じような感じですかね。

 各部を採寸してデータを作成し、

 レーザー加工機で6mm厚のMDF板をカットします。

ボルトで固定すれば動きません。

 同じような個所も、

 こんな感じで塞げます。ちなみに中に粉などが入っても特段問題はありません。既に一度洗浄していますが、本塗りの前にはさらにもう一度洗い直す予定です。

 途中工程ではサフェーサーや下塗り(恐らく黒)も行う為、その都度マスキングテープでネチネチと貼るよりもこの方が早くて確実綺麗に出来ます。

その他マスキングする部分のシートも作成しておきました。多分同じマスキング個所でも3~4回は貼り直す事になるので、先にデータを作っておけば後からの増産も簡単です。

この後はいよいよ素地調整となるのですが、一部ネジ穴を埋める個所に使うイモネジが錆びた物しかなかった為現在新たに取り寄せています。そちらが入荷次第凸部の研磨も開始しますのでどうぞもう少々お待ちくださいませ!