先日色の作製を終えていた車椅子用の部品です。全体を#800相当の研磨副資材(アシレックスレモン)で空研ぎ足付け処理し、各部をマスキングして自立するようにしました。
パイプの裏側にはM5のネジ穴が空いていたのでそこを利用してステーを固定し、
下側にも同じくM5の穴が空いていたのでそこにシャフトを固定して左手で持ちながら塗れるようにしました。
針金で吊るして塗る事も考えたのですが、パイプの下側には車椅子本体に挿し込む為の脚が着いていたので、ちょっと変則的ですが今回はこれを利用して持って塗れるようにしてみました。
細いパイプは意外と塗り難く、円と言うよりかは八角形をイメージしてスプレーしています。
脚との接合部には隙間が無かった為、ボディコンテ―プ(ビニールテープのようなマスキングテープ)を引っ張りながら貼るようにして溝部分にテープが入り込むようにしました。画像では既にテープを剥がした後で、マスキングで塗ったとは判らない程度に綺麗に仕上がっていると思います。
この後は自然乾燥で一日寝かし、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を完全硬化させます。
完成次第また紹介しますのでどうぞもう少々お待ちくださいませ!