フェラーリ458リモコンキー 塗り分け確認

 先日よりお預りしておりましたフェラーリF458のリモコンキーです。

今回はこのような塗り分けでご依頼を頂いていますので、実作業の前に各部塗り分け位置や方法などを確認しておきます。

 ストライプラインは中央の白い部分が5ミリ幅で、その両端のシルバーになる部分は0.7ミリ幅となっています。

それぞれを別けて貼ると位置がズレるので、このように転写シールを貼って

 所定の位置に合わせます。空張りだと位置を合わせられるか不安だったので取り敢えず水貼りで行いましたが、結果としては空張りの方が良いと判断しました。

 このようにして一旦はまとめてマスキングシートを貼り、

 中央を剥がします。

念の為ですがこちらは本番では無く、作業前のイメージ作りです。

 今回は片面では無く、スイッチのある裏側もご依頼を頂いておりますので、そちらも同じようにマスキングシートを仮貼りしてみます。

さらに実際にリモコンキーに装着してみます。

塗装面は湾曲している為、ラインを引くとそれに沿って曲がり、先細りのような形状となります。

むしろこれがスクーデリアのボンネットストライプラインのようで格好良かったのですが、ラインが両面となるとそれぞれが繋がらないような見た目になるので、

 オーナー様にお伺いし、今回は裏と表のラインを繋げるような形にする事にしました。

またストライプラインのマスキングはカーブする箇所でどうしても浮いてしまう為、今回はこちらの和紙タイプの0.7ミリマスキングテープを使おうかと思います。

また色についてもシルバーが余り明る過ぎると白に埋まってしまうので、予定しているArgento Nurburgring(カラーコード:226689)が大丈夫そうかも確認しておこうと思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!