先日下地処理をしておいたトヨタAE86トレノのテールランプ等8部品です。
よく脱脂清掃し、エアーブローをして埃を飛ばし、再度脱脂清掃し、エアーブローをしながらタッククロスで拭き上げ、さらにエアーブローを繰り返して念入りに埃を飛ばします。
浮遊しているホコリが無くなったと思ったらプラスチックプライマーを塗布します。
PMMA(アクリル樹脂)もプラスチックプライマー無しに塗料は密着しませんので、表面からフチ、穴の奥や裏側までしっかりと塗っておきます。
枠があるタイプは、隙間が狭いとフチの仕上りが悪くなる恐れがある為、クリアー塗装後すぐにマスキングテープを剥がせるような貼り方にしておきます。
スモーク(透過性の黒)を添加したベースコートを4~5コート塗り重ねて指定の濃度にしていきます。
ウィンカーは最初から既に黒味があるので、他の物よりもかなり薄いスモークに留めておきます。
左側のウィンカーに貼ったマスキングテープの黄色に比べて、右のアクリル板のマスキングテープの方が黒くなっているのが判ると思います。特にウィンカーは底の浅いタイプ(内部が透けて見えない構造)の為、ちょっとのスモークでも黒味が強く出るので注意が必要です。
濃度が決まったらクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります(今回のターンは全てこちらのクリアーとなります)。
ヘッドライト用のアクリルカバーは実際に装着してみなければ具合は判りませんが、単体の状態ではどれも同じような濃さに見えるように調整しています。
ウィンカーは最初の状態から既に黒いのでスモークは控えめに、ただし最初の状態(ノーマル)よりもコントラストが効いて格好良くなっていると思います。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!