無線機用アンテナ サフェ入れ

 先日お預りしておりました無線機用のアンテナです。

 メッキ部分にそのまま塗装しても塗料は密着しませんので、まずはサンドブラストを行います。

 ネジ山がある端子部と、白いプラスチック部分をマスキングし、

 サンドブラストを当てて表面を荒らします。

 メッキを剥がす必要はなく、表面がザラザラになれば大丈夫です。念の為ですがメッキ部分はプラスチックでは無く金属素材となります。

尚当初はプライマーの塗装のみの予定でしたが、中央の白いプラスチック部分には何かしらの塗装が施されているようで、そのまま塗るのは危険を感じ(チヂレ等)一応全体にサフェーサーを塗っておく事にしました。

 白い部分は#320(アシレックススカイ)で足付け処理し、

 まずは金属部分にプライマーを塗ります。

 プライマーはプラスチック部分に食み出ても問題ありませんが、塗っても意味が無いので必用最小限にします。

 サフェーサーを塗ってみると接合部に巣穴があった為、サフェを筆指しをして埋めておきます。

 特にラインが崩れているという訳では無いのでサフェーサーは2コートのみの薄膜に留めておきます。

 この後一晩おいてから60℃40分程の熱を掛けて塗膜を完全硬化させます。

その後サフェを研いで肌を均し、次こそ本塗りとなります。

フェラーリのブランクキーも一緒にサフェーサーを塗っているので後程そちらも紹介しますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!