BERINGERブレーキキャリパー ロゴデータ作製

 先日お預りしていましたBERINGERのブレーキキャリパー一式です。パッド等付属品を取り外し洗浄しておきました。

 今回はキャリパ―本体の塗装(艶あり黒)とは別に、元々あるロゴの復元(白)も承っていますので、まずはそれぞれのロゴデータを作製します。

 先ほどの画像をPCに読み込み、それをトレースするようにして新たなロゴデータを作製します。使っているソフトはadbe社のIllustratorです。

 こんな感じでベクトル形式のロゴを作ります。デジカメで撮影した画像と違い、点と線などの座標値の情報で作られたベクトルデータなら、カッティングプロッターを使ってマスキングシートを作ったり、レーザー加工機でアクリル板をカットしたりする事が出来ます。

 同じ様にしてフロントキャリパーのロゴもデータ化します。

 こんな感じと、

 こんな感じで、それぞれのベクトルデータロゴを作製しました。

 作ったロゴを、基となるロゴのサイズ合わせ、プリントアウトします。

 適当にカットし、

 実際に被塗物(リヤキャリパー)に合わせて確認をします。カットの仕方が悪いので斜めに見えますが、概ね元の通りに出来ているかと思います。

フロントとリヤは似たように見えて全然形が違っていて、予想通りかなりの手間が掛かりました。恐らくは本塗りをするよりも時間が掛かっているのではと・・・(なのでデータの作製のみなどはお受付しておりません)。

尚「→ AEROTEC」については、このサイズだと塗装(マスキングシートのカット)での対応は難しいと思われるので、恐らくはデカールでの仕様になるかと思います。以前塗装したRX-7のブレーキキャリパーの旧マツダロゴみたいな感じですね。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!