F50ブレンボキャリパー塗装承ってます

先日到着しておりましたF50ブレンボキャリパーです。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

状態としては新品未塗装で、ただしこちらの塗膜は経年でクリアー層がペリペリと剥がれてしまいますので、いつものようにサンドブラストで下地処理を行ってからの上塗りとします。サンドブラストについてはいつものブレーキ屋さんへの委託作業となります。

色はこちらのR34ブレンボゴールド近似色で承っておりまして、以前施工した同型製品の事例がありますのでそちらを紹介します。

ロゴもこの時と同じく色は赤で、

サイズは元と同じく横幅80mmで承っています。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ランエボブレンボキャリパー塗装承ってます

先日到着しておりました三菱ランサーCT9Aのブレンボキャリパー一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

御依頼内容は塗装と、オーバーホールの作業も承っています。

塗装内容については以下の通りとなります。

・キャリパー色=ポルシェ「リザードグリーン」(カラーコードM6B)
・ロゴ=「brembo」(フロント80mm・リヤ54mm) 色=ポルシェ「ウルトラバイオレット」(カラーコード:M4A)

下地処理とオーバーホールについてはいつものように、以前同じ工場で間借りしていたブレーキ屋さんにお願いする予定で、こちらについては以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければご参照くださいませ。

ブレーキキャリパーの下地処理

また今回は素地調整後、ロゴが入る正面はエポキシプライマーサーフェサーでの下地処理も承っています。特段これをやらなくても良いのですが(別途プライマーは全体に塗りますので)、打痕や深い傷、梨地が粗い場合などにお勧めとなります。

参考までにそういった場合の画像を紹介します。

こちらはスカイラインBNR32純正のフロントブレンボキャリパーですね。サンドブラストで塗膜が残っていないのでパッと見は良い状態に見えますが、これがこの後の塗装で仕上がると粗が目立つので、薄膜のプライマーの前にエポキシサフェで下地を整えておくようにします。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

トヨタ86ブレンボキャリパー塗装承ってます

先日到着しておりましたトヨタ86の純正ブレンボキャリパー一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

状態としては新車外しの未使用品ですが、

下地が露出するような傷もついていて、オーナー様的にも気になっていたところですが、恐らくは余り気を遣わない作業者の方だったのだと思います。ただキャリパーはかなり丈夫なので、ある程度粗暴に扱っても問題無いですから特に気にされなくて大丈夫かと思います。どの道この後にサンドブラストで全部削り落としますし(ブレンボの塗装は経年で剥がれるので上から塗り重ねるのは基本的にNGです)。

ロゴは元の通りにと承っておりますので、予めサイズを測っておきます。

リヤが約54ミリ、

フロントが約105ミリとなります。結構大きいですね。

同型キャリパーは何度か施工していますので、参考までにそちらも紹介します。

この時はキャリパーの色を黒からBMW純正色「SAKHIR ORANGE」(カラーコード:WB50)に変更しています。こちらはリヤは同じ54mmで、フロントは95mm、今回よりも小さいのでこれより一回り大きくなる感じです。

色についてはトヨタ純正色の「フレイムオレンジ」(SOLAR SHIFT ORANGE」(カラーコード:WCL)で、10th Anniversary Limitedに取付け予定=その車体色との事です。ロゴは黒で承りました。

参考までにボディカラーの動画がありましたのでそちらを紹介します。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

VW空冷ビートルウィンカー塗装 完成

大変お待たせしました!先日本塗りを終えていた空冷VWビートルのウィンカーレンズ塗装、本日完成となります。

最初の状態も紹介します。

元々は全体のオレンジが褪色し、特に露出部の前方が激しく色褪せてしまっていたので、

その部分と他の部分を同じような濃さにし、

全体にさらに透過性の橙=オレンジキャンディーを塗装し、色味を強くしました。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

各画像はサイズの縮小以外は未加工です。

ひび割れていた箇所もかなり目立たなくなったかと思います。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!

RUNDUCE Brake Caliper

いつもご贔屓頂いている業者様から御依頼頂いた、RUNDUCEブレーキキャリパーです。フロント8ポット、リヤ6ポットです。

ブレーキキャリパー全体は未塗装で、アルマイト処理が施された物と見受けられます。

ロゴ部は切削されて一段低くなっていて、その中に透明な赤の塗料が流し込まれています。

スチール製のボルト部は錆が出ています。

アルマイト被膜に塗装は密着しませんので、

素地調整(足付け処理)としてサンドブラストを行います。凹み文字部の塗装は予め溶剤で剥がしておきました。

尚、キャリパー全体はショットブラストが行われた為か比較的大きいザラザラとした梨地で、そのままだと気持ちの悪い仕上りになりますから、目立つロゴ面は#120→#180の研磨である程度平滑に均しておきました。

まずは全体にプライマーを塗り、膜厚を着けたく無い箇所にベースコートの黒を塗ってマスキングをします。

ボディ取り付け部にタップリクリアーを塗ると固着したり後で緩んだりする為、極薄膜でプライマーとベースコートの黒だけを塗り、この後は最後までマスキングをして塗らないようにします。

今回は凹んだロゴ部を「赤」で承っていますので、まずはベースカラーのグレーメタリック(日産GT-Rに採用されているKH2)を全体に塗り、

一旦クリアーを塗って塗膜を完成させます。

この後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

その後全体を足付け処理し、凹み文字部の周りに赤を塗って余分を除去し、

最後にもう一度クリアー、今度は艶消し仕様となります。

クリアーは今年発売されたSTANDOX K9150スーパーマットを単体で使用しています(K9140は半艶で、艶の調整をする場合はそれぞれを混ぜて使います)。通常使うクリアー(艶あり)と同様2液硬化型の塗料となります。

二度塗り=本塗りを二回に別けて行う事で凹んだロゴの塗り分けと、ザラザラとした梨地を平滑に見えるようにしています。

その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、さらに数日寝かしたら完成です。

 

一般的な考え方だと、グレーメタリックに塗装後、凹んだ部分に塗料を流し込むような事を想像されるかも知れませんが、足付け処理無しにそういった事をすると経年で塗装が剥がれて浮いたりする為、当店ではそういった事は行いません。

また今回のような未塗装でもそのまま塗れる訳では無く、サンドブラスト等の素地調整が必要です。

各画像はサイズの縮小以外は未加工となります。

ボディ当たり面に塗ったベースコートの黒部分は、二回目の本塗りでも同じようにマスキングをし直し、最後まで無用に膜厚が付かないようにしています。

艶々の赤仕上げと言うのも良いですが、今回のように敢えて目立たない仕様も良いかと思います。