レンジローバー1/18ミニカー 本塗り

 先日下準備を終えていたAUTO ART社製の1/18レンジローバーのミニカーの外装パーツ一式です。今回は24点の塗装となります。

 画像手前はドアトリム(内張り)で、一部にボディカラーのシルバーが塗られているのでこちらも塗装します。

 ドアガラスの上部にもボディカラーの一部が塗られているのでそこも塗装します。

 ドア周りのウェザストリップ(ゴムモール)は元々艶消し黒に塗られていたのでマスキングをして残すことにしました。

 バックドアなどは裏側も一緒に塗れるようにしています。

 バンパーもロア部は艶消し黒に塗ってあるので、マスキングをしてそのまま残します。

 前後バンパーはボディに接着されていて、それを剥がす際に曲がって塗膜が割れてしまったのでサフェで補修しています。

 ドアパネルは表側から裏に回り込むように塗ります。s

 まずはベースコートを塗布します。

 色はランドローバー純正のナラブロンズ(カラーコード:825)となります。

 リヤゲートとボンネットにはエンブレムが入るので、ベースコート後にデカールの貼り付け作業を行います。

 リヤゲートロアです。

 リヤゲートアッパーです。

そしてボンネットです。

ボンネットは若干湾曲しているので、印刷するデータをこれに合わせてカーブさせるか、またはロゴの文字を一つずつ分離して行うという方法もありましたが、今回はマークソフター(デカール用の軟化剤)を使ってボディラインに沿わせながら貼っていく事にしました。

 デカールを十分に乾燥させたらクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

 元々塗られていた塗装は、ボディ(アルミ合金)に使われていた物と、内装(プラスチック=PS樹脂)に塗られていた物とでは違う物で、後者の場合チヂレが怖いところでしたが、多少のハジキのような現象以外は無事対応出来ました(これは脱脂不良と言う訳では無く、印刷に使われている塗料でも時々見られる現象ですが、一体何でしょう・・・)。

 窓ガラスのプラスチック部もチヂれず問題無く対応出来ました。

 ミラーはこの後、一部を除いて艶消し黒を塗装します。

 極力肌を残さないよう、クリアーはいつもの15%希釈から20%に増やしし、ガンはSATAのエアーブラシ口径0.5mmを使いました。

 ウィンドウォッシャーノズルは最後に艶消し黒で塗っておきます。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、さらに後日各部の艶消し黒を塗装します。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!