ハーレープライマリーカバー 本塗り

先日サーフェサーを塗っておいたハーレーのアルミ製プライマリーカバーです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

最初は当て板を使って#600である程度のラインを整え、その後#800で細かいラインの修正、最後に当たりの柔らかい布状研磨副資材(アシレックスレモン)でペーパー目を均しています。フランジ状になった箇所はヘラを使って研いでいます。

裏側は塗らない箇所をご指定頂いていますので、その部分をマスキングします。

よく脱脂清掃を行います。

研ぎの際にアルミ素地が露出している箇所があるので、

その部分にプライマーを塗っておきます。

同じく裏側のアルミ素地が露出した箇所にも、

プライマーを塗っておきます。

続けて全体にご指定頂いたベースコートの黒=STANDOX原色MIX854を塗布します。

今回はロゴ入れも承っていて、予め作成したデータを基にマスキングシートをカッティングプロッターでカットします。良い形に切れた物を選びたかったのでちょっと多めにカットしています。

作成したマスキングシートを、所定の位置に貼り付けます。

周りをマスキングし、

ご指定頂いたグレー=スズキのミディアムグレー(カラーコード:ZVL)を塗布します。

マスキングを剥がします。

そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

二回目のクリアーが塗り終わったら直ぐに裏のマスキングを剥がしています。バツ切り部分の仕上がりが多少でも緩やかになるようにですね。

クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

また同時にご依頼頂いているテールランプも作業が進行次第改めて紹介いたします。どうぞもう少々お待ちくださいませ!