先日キャンディーカラー3色のグラデーションで本塗りを終えたいたSHURE SM58マイクです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させておきました。
その後全体を#1300相当の布状研磨副資材(アシレックスオレンジ)で足付け処理を行い、ベースクリアー=色のついていない透明なベースコートを塗布します。
ベースクリアーが乾いたら場所を工場二階に移し、デカールの貼り付けを行います。
今回のロゴであればマスキングシートを作っての塗装でも対応出来ますが、MDプリンターを使ったゴールドの印刷の方が箔っぽい質感に出来るのでこちらで対応しています。
印刷したデカールを切り取り、木工用ボンドを浸した水に浸けて台紙を剥がします。
専用の接着剤(マークセッター)を使い、イメージイラストを参考にして位置を決めて貼り付けます。
エアーブローとタッククロス(粘着物質が塗着された不織布)を使って被塗面について埃を除去し、
クリアーは高品位なタイプのクリスタルクリアーの仕様となります。
デカールを使う弊害としては、その厚みによって塗膜に段差が出来てしまう事で、なのでデカール周りはクリアーを1コート多くし(合計3コート)、完全硬化後にここを研磨して均し、磨き処理を行う必要があります。艶消しの場合は一旦艶ありで仕上げで同じ事をし、再度艶消しクリアーで全体を塗り直すというをしているので、見た目以上に手間が掛かっている感じですね。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!